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今年、とても大切にしたい人に出会うことができました。2017年の一番の思い出。

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2017年も色々なことがあったが、同友会のなかで三つの大きな発表(イベント)をするチャンスをいただいたことが、一番の思い出。3月は「生き残る企業の広報戦略」というテーマで、パネリストとして参加した。

コーディネーターの西さんの話の振り方、場の作り方に感動して、気持ちよくしゃべらせてもらうことができた。この日は懇親会も含めて本当に盛り上がったのを覚えている。このときの空気感と内容に感動して、その後、広報の主催する勉強会に参加しているんですよ、と話してくださる方もいるくらいだ。

6月は「経営者のためにコピーライティング講座」というテーマで講師をさせてもらった。言葉の受ける印象を皆さんに体感していただき、さっそくその場で自分たちの言葉を改めていくというワークショップ形式の内容。うちの会社でも講座をしてほしいと依頼をしてくださる方が現れたり、コピーの仕事のご依頼をいただいたりと、これをきっかけに人のtうながりと仕事の幅がぐっと増えた。

そして9月はオール兵庫の分科会で座長として、パネルディスカッションのコーディネーターを務めることになった。

自分よりも若い経営者ふたりの話を、現地に赴いて、録音して、夏の間、何度も何度も繰り返し聞いた。そしてこの話をどんな風に伝えれば、会場にいる方に「自分たちの行動」に転換してもらうことができるだろうかと、それだけをずっと考え続けた。分科会の打ち合わせの初日、僕は「伝説に残る分科会にしたい」と宣言をしたのだけれど、実はそれが自分をとても追い詰めることになってしまった。プレッシャーは尋常ではなく、すっかり体調も崩してしまった。経営者たちの半日以上の時間を奪って行われる大きな集まりである。「なにがなんでも良い場にしなくては」という緊張感で春からの時間を過ごし続けてきた。

それでも、それだけ、準備に費やしてよかったと思っている。たくさんの人が助けてくれた、いろんな人が良かったよと言ってくれた。作り込みのときからずっと、現地に行くのに付き合い、不安と緊張を聞いてくれて、励ましてくれて、うなずいてくれた、そんな心強い存在との出会いは自分にとって一生の宝物になった。

前に出て何かをする、というのは、出ている時間だけを見れば、ほんの数十分のことである。しかし、その時間の何十倍も想いを持って準備に費やすことで、自分の心を強靭にする精神力と仲間を得ることができる。この経験で僕は、本当に強くなることができた。

2017年、同友会の広報委員会。本当に素敵な仲間たちで、この場にいられたことを2017年の最高の思い出としたい。