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頸椎椎間板ヘルニアの僕がカラーを巻く理由は、首に負担をかけないためだけではなかったのです

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頸椎椎間板ヘルニアになって、首にカラーを巻いて行動することが多くなりました。

首に負担をかけないためですが、左腕が不自由であることの原因が見た目にも明らかになるので、精神的なストレスが軽減されるという効果もあるのです。カラーを巻いていなければ、腕をわざと伸ばそうとしない、怪しいおっさんに見られてしまいます(そんな気がしてしまいます)。

頸椎のヘルニアを患うと、その後、鬱の傾向が出やすいのだそうです。症状への不安はもちろん、もしかすると、こういった環境での「身体の不自由な自分」への視線を意識してしまうからなのかもしれません。

僕のように図太い人間ですら、「異質であること」を意識してしまうのです。弱い人であれば言わずもがな。自分がこの病気になって、ようやく(もしかすると隣人もどこかを患う人かもしれない)と思えるようになりました。

これまで、どれだけ、無配慮で生きてきたことでしょう。恥ずかしく、そして申し訳ない気持ちでいっぱいになります。

ところで。

こうして、ブログなどで「ヘルニアになってしまいました」と何度も伝え、見た目でもそれと分かるようにして行動していると、同じ症状や病気で苦しむ人から声をかけていただくことが増えてきました。

向き合うよりも横並び。
そんな共感覚の出会いは病気になったからこそで、なるほど、人生に起こる悪いことにも、こうして意味があるのだなということに気付かされます。

同じことかもしれませんね、類は友を呼ぶ。
己を磨けば、ますます、周囲には素敵な人たちが集ってくるということなのかもしれません。明鏡止水。首に低周波を通しながら、そんなことを考えていました。