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結果とプロセスの両輪があって、組織は強くなっていく

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年齢の離れた先輩の意見で方向が決まってしまう議論は退屈だけれど、近い年齢同士で正解のないことを語り合うのはとても面白い。

たとえば僕は、経営者向けのイベントを考えるときに「経営者といっても意識の高い人ばかりであるとは限らない」というスタンスで考える。この考え方に同調してくれる人もいる一方で「経営者だから、これくらいのことは理解しているはずだ」という意見をぶつけてくださる方もいる。それぞれの考え方や想定の仕方が異なって議論が始まると「ならば、こういう風にすればどうだろう?」という新たなアイデアが生み出され「しかしそれでは浅くて広くて、深くはならないのではないか」と意見が重なっていく。建設的。こうやって煮詰めたものだからこそ「皆で成功させよう」という雰囲気が生まれる。そして役割に沿って行動が始まる。

結果だけでもなく、プロセスだけでもなく、プロセスに仮説があって結果を出していく。小さくても組織でありたいと願っている僕は、自分の会社でも同じような雰囲気を作っていきたいと思っている。「誰をどうしたいのか」という想い、それを自分の言葉で表現してほしい。ホワイトボードを使って論理的に感情的に伝える訓練。習慣にして、想いを物語にするチカラを育む。結果に繋げていく論理性と予算、時間管理の方法をしっかり身につけてほしい。

そんな自分の願いがどこまで浸透しているかは、自分たちの息遣いを伝えようとする彼らの姿で確かめてみてほしい。「本気でやっているね」という声が聞こえてくるようになれば良いが、スクリーンのこちら側に、さてその表情はどんな風に映るのだろう。