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他人の仕事の価値を決めつけるような人間が、同じ経営者や商売人として存在することが悲しい

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すくなくとも、経営者である僕たちは、仕事に使命感を持たなければならないと思うのです。そして、お客さんのニーズに対しては、想像力を働かさなければなりません。

雨が降っています。
雨漏りがしています。
お客さんは不安になります。
慌てて業者に電話をすることでしょう。

その業者である僕たちが「こんな雨の日に屋根に上がれるわけがないでしょう?」なんて正論で返事をしてはいけません。僕たちはまず、そのお客さんの不安な気持ちに寄り添う言葉をかけ、そして訪れることのできる最短の日程をご案内するべきです。それが商売人というものです。

大雨、渋滞。

「おまえの仕事は崇高なものではないのだから、じっとしておけ」という乱暴な意見を見かけました。いろんな仕事があります。しかし、どんな仕事にも使命感が伴うものです。第三者から「崇高だ、崇高ではない」と決めつけられるものではありません。必要であれば、大雨であろうが、夜中であろうが、駆け付けます。当然のことです。誰かの役に立ちたいという真摯な気持ちで仕事に取り組むことを侮辱されたくはありません。会社を経営していくというのは、そういうことです。自分の仕事に使命感を抱くことが出来ないのであれば、経営者(または承継者)を語るべきではなく、商売に勤しむ人たちの世界から去るべきです。

二足の草鞋を履くとは、中途半端な印象を与える可能性があるということを記事にしました。

商売人は、まず、たった一つを極め、たった一人を十分に満足させることから始まります。
あれもこれもどれも、と、すべてを中途半端なままに、他人の仕事の優劣や価値を決めつけるくらいならば、その第一歩目に責任を持ってほしいと思います。

とても悲しく、そして腹立たしい意見でした。
業界は違えども、同じ商売人として、見過ごすことのできない乱暴な意見でした。