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譜面を見ないで演奏することに挑戦してみたい

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週間天気予報を眺めるのが好き。

夏の終わり、最高気温が30度を超えないあたりの予報を認めると、もうすぐ季節は入れ替わるのだという気がしてくる。秋の夜長にワクワクもすれば、過ぎていく夏の背に寂しさを覚えたりもする。季節の空気が交錯しあう頃のひとの感情はわがままに複雑だ。

バンドをするようになって、再び、人前で演奏する機会が増えるようになった。ところが僕は、ただの一度も「譜面を見ないで」演奏をしたことがない。それは吹奏楽部の時も合唱団にいた頃もそう。ピアノの発表会でも必ず楽譜を見て演奏をした。覚えられないのだ。

10月と2月と、また、ライブに出られるかもしれない。身体が覚えるまで何度も何度も練習をして、一度でいいから「お客さんの方を見て演奏する」ということをやってみたいのだが、さて、それが叶うくらいに練習時間を確保できるのかどうか。自分の気持ちひとつ。秋は秋で挑戦を加速させてみたいと思っている。

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