今朝もウォーキングではなくジョギングをした。昨日からの筋肉痛が続くところに、さらに身体に暴行を加えるような行為である。当然、夕方には痛みが激増して、椅子に座るのも立ち上がるのにも悲鳴を上げるくらいになった。普段、どれだけこの部分の筋肉を使っていないのか。
晩、コンビニでプロテイン入り飲料を飲んだ。超回復を促して明日はキン肉マンになる予定だ。なお、キン肉マンは、同じコンビニでアイスミルクも購入。秋の空気のなかで食べるアイスクリームはおいしい。
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先日うちの会社がやらかしてしまったミスについて、お客さんがどのような対応をされたのか訪問して話をうかがった。
ただ単に謝るというのも表面的な気がして、ミスがあったとき、そのご迷惑をおかけした方々の表情や様子が浮かぶくらいまで詳細を聞くことにしている。心が苦しくなるくらいミスの大きさを自覚して、次の約束をしなければいけない。それが本当の「ごめんなさい」だ。そして、言い訳にならないような言葉を選んで、行動で未来を示していく。
「食べて」と言ってくださったお菓子が温かかった。
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昼過ぎ、仕事を抜けて病院へ向かう。二日続けて検査を受ける母の送迎。

ちがう病院で検査を受けたときにも思ったのだが、CTやMRI検査室の周辺には念が強く残っている。ここで検査を受ける人たちのほとんどは「どうか悪いものが写っていませんように」と祈るわけだから、当然だろう。僕もその色を濃くして祈る一人だ。
待っている間、隣の方が明石のパンフレットを眺めていた。遠くから来られたのだろうか。これからも何度も通われるのだろうか。

母のカバンにはコアラのぬいぐるみが吊り下げられている。
「いつかコアラを抱っこしたい」と言っていた母の夢は実現した。母の好奇心と行動力には見習うべきところが多い。ひとりでツアー旅行に申し込んで、そのグループの人たちと仲良くなって帰ってくる。社交的で、相手との距離を一瞬で縮めていく。自己開示をして、相手に関心を寄せる。自分がいつも意識していることを、母は昔から自然とできている。

会計待ちの2ショット。
次回は11月10日。昨日と今日の検査を受けて、確定診断を受ける日。家族の緊張と祈りの日々は続く。世の中にはきっとこんな風に、なんてことはない顔をして、重い石を抱えて日常を過ごしている人たちがたくさんいるんだろうな。

子どものころ、「こうやって手を合わせるんだよ」と母に教えてもらったお地蔵さん。今でも三日に一度は立ち寄って手向けるのだけれど、最近は感謝に添えてお願いすることがひとつ増えた。
すぐ近くに初恋の子の家がある。もちろん「その子に逢えますように」だなんてことを祈っているわけじゃないよ。