川柳をこよなく愛する明石のタコ

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業務日記

見えないものを売る人は、納得や共感を呼ぶための感動を最初に魅せる必要があるのかもしれない

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「走るはランナーだし、歌う人はシンガーだ。でもねどう思う?あれじゃただの『ティーチャー』だよ」

Aさんが憤っている。確かに僕たちはランナーに日々の鍛練を想像するし、シンガーには美しい歌声を期待する。Aさんは同じ気持ちで、自分の商売に提案をしてくれる人を招いたらしい。ところがその人は、現場にやってきて会社の問題点を指摘、理論のいくつかを伝えることに終始して、Aさんの期待していた売上に関する提案は一つも出してくれなかったそうだ。

広い意味でのコンサルタントが増えてきて、そのなかで、それぞれの得意を伝えるカタカナも増えてきている。僕自身は「自分の商売は魚屋さんや八百屋さんのように『~屋』で語れるようでありたい」という考え方をする古いタイプの人間なので、その傾向に戸惑うこともある。ただ、商売の本質は変わらずとも、必要とされる知識や技術は時代によって変化するものだし、様々な形態で起業する人が増えてきているのは素直に喜ぶべきことであるとも考えている。新しい概念を生業とする側が、自分はこれが得意であると思いこんでいても受け取る側も同じ風に感じるとは限らないという想像力を発揮できるようになれば、いろんな化学変化がそれぞれの商売を活性化していくのだろう。

「で、どうしたんですか?」
「態度の悪い生徒は廊下に立たされるって決まってるやん」

笑いながらAさんは答える。

商売人の頑固、カタカナたちの新しい風。見えないものを売る人は、納得や共感を呼ぶための感動を最初に魅せる必要があるのかもしれないね。そんな風にして、お互いの良くなっていく関係が芽生えたら良いなと思う。

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