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2017年ジョギングの走行距離が1,000kmに達した ~必達の数字を理解しない社員のことと

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2017年ジョギングの走行距離が1,000kmに達した。

生きていくためには、絶対に達成しなくてはいけない数字がある。数字への意識を持つために、僕はこの1000㎞という数字を、毎年、継続力と忍耐力のために何がなんでも達成することにしている。今年は大きな発表がいくつもあって準備が大変だった。その期間もずっと走り続けたし、下半期、神経痛や骨折に苦しんでも「雨でなければ走る」という自分に課したルールを守り続けた。積み上げるためにはコツコツしかない。

うちの社員たちは、ここ数年、ただの一度も「必達」の数字に到達していない。先月の数字でいえば、彼らの達成率は20%にも満たない散々な内容だった(必達に対しての到達率がその数字なので、「目標」から考えるともっとひどい状況である)。それでも彼らは、休むときは休むし、危機感を持たない。自分たちの給料の源泉を理解せず、家族サービスに時間を費やしている姿を見ると、腹立たしく感じることもしょっちゅうだ。「裏切って申し訳ありません」という言葉を何度聞いて、チャンスを与えてきたことだろう。

こんな小さな会社だからこそ、僕は「仲間」という雰囲気を大事にしたいと思った。あえて「社員」という言葉を用いず、いつも「メンバー」という表現をあえて用い続けた。上も下もなく、僕たちは役割として、社長や営業、制作という肩書きを持つ。同じようにしんどく、同じように幸せになる。ただ、この「同じように」という前提が崩れると、誰かがしんどくなる。誰かが不幸になる。僕はやっぱりそれを許せないと思った。

生きる力を与えることが、本当の優しさなのだと思う。甘やかしてきたのは失敗だった。1000kmという数字は、コツコツが続けば簡単なことだが、何よりもそのコツコツが難しい。コツコツの価値を理解しているからこそ、僕は、そのコツコツだけを評価していくことにする。彼らのことをまた、「仲間」と呼べるようになるだろうか。