同友会

ひとは自分の言葉に縛られる、言葉にしたのだから動くようになる

同友会の例会に参加。報告者は姫路でフラワーショップ花時計を営まれる嵯峨さん。前科があって、拘置所にいるときにお母さまに差し入れされた一冊の本がきっかけとなって花の世界へ進むことを決められたという。異色のプロフィール、生き方、考え方、行動力、そのすべてが魅力的で大変面白い報告だった。

安売りはしないと決めている。一方で、販路を拡大するための投資は惜しまない。それが広告費として機能するかどうかを判断の基準とする。相手に役に立つことを「思う」だけでなく「行動」する。行動にはコミュニケーションが伴う。だから相手との関係が構築されていく。思うだけでは、待っているだけでは、自分の存在を相手に伝えることはできない。戦略があるから行動をするのではなく、ぶつかっていくから信頼が生まれ、戦略が生まれていくのだということが良く伝わってきた。

報告を聞いた後のテーブルセッションではグループ長(進行役)を務めた。話をまとめるだけというのも、なんだか同友会のための形式のように思われて、3分の2の時間でまとめてしまい、残りの時間はそれぞれに「では明日から何をするのか」という行動をアウトプットしてもらう流れをつくってみた。ひとは自分の言動に縛られる。綺麗にまとめて「いい話を聞いたなぁ」ではなく言葉にしたのだから動かなくてはと思えるようにしたほうが、参加する人にとっても充実した時間になるものと信じている。刺激、学び、気付きだけで終わるのではなく、動く時間にすること。変わっていくきっかけとなるようにすること。僕がこの場で大切にしているのは、いつだってそのことだ。