雑記

瞳孔散大、自律神経失調症のこと

真ん中を占めた夏が、朱色の空気にやさしく仕舞われていく。気温はもう30度に届かないくらいを示していて、昨日の歓声はうんと遠くへ運ばれてしまった。

人生三度目のろっ骨骨折。
老眼は進んで、緑内障は(今は)気にしないことにしている。頸椎椎間板ヘルニアの不調からはだいぶ回復してきたが、今度は右肩の調子が悪い。右に左に、そういえば昔から、バランスを取るのは下手くそだった。43歳もやっぱりいろいろと不調な一年になってしまったなぁ。

ところで僕は、自律神経失調症という厄介な病気も抱えている。

心の病気は、今でこそ世間で理解されるようになったが、心療内科に通い始めたころは「弱い奴だ」と断定されることの多い病名だったような気がする。

「火のないところに煙は立たない」と吹聴する人が、実は放火魔だというのはよくある話。肴にされて、犯人にされて、すっかり心身をおかしくしてしまい、薬に頼らなければどうにもならないというところまで追い込まれてしまったのだった。

以来、暑くもないのに汗が出たり、瞳孔が散大して視界が真っ白になるという症状が出たり。落ち着いている時期とそうではない時期があって、ぐぐぐっとそちらに風が向くようなことがあると、あの頃と同じ地獄の日々が頻発してしまうのだ。

いろんな顔をして生きていくことも、会社を守る上での生存戦略。体力のあった頃はそう言い聞かせて頑張ってきたものが、今は諸々の弱さを抱えていて、強気で乗り越えていける気力が出ない。上手に距離を置いていこうと、ぼんやり、2021年から先の未来のことを考えて過ごすことが増えた。

そういえば、一日に3時間程度しか寝なかったのに、コロナ以降睡眠時間が増えた。まるで今まで寝なかった分を取り戻そうかとしているかのように、身体が睡眠を欲している。これもきっと、身体から聞く変化を促す声なのだろうと思う。

あれこれ線を引きつつ、必要なもの、不要なもの、急ぎのもの、急ぎではないものを分けていく。それは守りたいものか、それは応援したいものか。問いかけると答えは出やすい。

骨の痛みに触れながら想う未来。