ブログ論 PR

3つのブログを更新し続けることによって中小企業の社長が得た3つのメリット

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

何かを発信しようとしても、ほとんどの人は細部までは読んではいない。

それでも、何かを発信し続けようとする継続の姿勢は「頑張ってるよね」という評価を得ることができる。ニュースレターやメルマガ、そしてブログ。デジタルやアナログを問わず、「繋がる」「続ける」を行動に表すことは大切。

歴史上の人物には、毎日の生活を詳細な日記に残している人がいます。それらの日記には、2つの効果があります。1つが、後世に伝えるための永久に残る記録。もう1つが、書くことによる感情浄化作用です。そんなのどっちも必要ないよというあなたにも、日記をつけることで得られるメリットは絶大なものがあります。では、毎日の考えを記録しておくことに、どんな意味があるのでしょうか。

引用元:科学的にも証明された、日記を書き続ける実用的なメリット : ライフハッカー[日本版]

インターネットという概念が一般的なものになる、そのずっと前。パソコン通信と呼ばれた時代から、僕は毎日の痕跡をネット上に残すようになった。13歳の頃から始めた習慣は、もう、25年近く続いていることになる。今年は365日ブログを更新することに挑戦していて、下記の3つのブログに書きたい内容の「型」を作ってしまうことで更新が短時間で行える仕組みを作りあげた。

ブログを更新することのメリット、ネット上で自分を開示し続けることのメリットにはどんなことがあるだろう。

ブログを更新するメリット:内容よりも継続している姿勢を評価されるようになる

冒頭でも書いた通り、ブログを更新し続けると継続している姿勢を評価されるようになる。

write

たとえばジョギング、たとえばラジオ体操。それは仕事でも趣味でも同じことで、なにかひとつのことを継続しているというだけで周囲の人はその姿勢に高い評価を与えてくれるようになる。姿勢が評価されるということはイコール資質への評価でもあり、人間関係を深めることはもちろん、仕事にも繋がる可能性が高くなる。事実、毎日更新に取り組んでいる今年は、書く仕事の依頼が飛躍的に伸びた。書き方の技巧がどうというのではなく、そういう人物に対して興味関心を示してくださる人が増えたということだろう。毎日更新して、SNSにそれを流す。露出する機会が増えれば目に留まる回数が増えるのは当然で、ブログの更新は様々な人との接触機会を増やすメリットがあるといえる。

ブログを更新するメリット:自分の言葉に縛られるようになり、行動に劇的な変化をもたらす

紙に書いただけでは、過ぎていく時間のなかのある一点にその想いがとどまってしまい、書いた本人でさえも何故その考えや想いに至ったのかを思い出せないこともあるだろう。「書き初め」や「夏休みの目標」など、僕たちの記憶には幾つもの挫折の痕跡がある。

ブログを更新しつづけると、自分がこうなりたいという想いを何度も何度もなぞることになり、結果的に意識に定着し行動へと繋がるようになる。ダイエットや禁煙は周囲に宣言してから始めた方が成功率が高いという話でも聞くとおり、想いをなぞり外に意思表示をすることは自身の行動に劇的な変化をもたらす。自分との約束、自分を縛る、人間は自分の吐いた言葉に縛られる生き物で、なんらかの目標を達成したいと願う人には、特にブログを書き続けることは効果的であるように思う。

ブログを更新するメリット:周囲の変化や情報に敏感になり、周囲に対して謙虚の気持ちを持てるようになる

ブログを書くということは、すなわちアウトプット。無から何かを生み出すことは大きな労力が必要で、ブログを更新するという習慣を意識していれば、自然と周囲の変化や情報といったインプットに敏感になる

書くこと自体は手段であって目的ではないという意見もあるだろうが、書くことによるメリットを享受するためには、まずは習慣にするというプロセスを経る必要がある。アウトプットには同じ数だけのインプットが必要であると仮定して、周囲の変化にアンテナを張り巡らせる。五感で得たそれらの情報に、自分はどう思ったのか感想を添えてアウトプットする。こうして、インプットからアウトプットまでの流れを習慣化する。

ここで面白いのが、公の場(ブログ)に自分の想いを添えた内容が開示されることで「自分の想いはどんな風に伝わるだろう」という幾らかの不安と期待が生まれるということだ。万人に受け入れられる意見はないとしても、一人でも多くの人から共感を呼びたいというのはアウトプットする人間の本音。その目的があるから、より伝わりやすいアウトプットの方法や自分自身の姿勢の見せ方に試行錯誤が生まれ、周囲に対して謙虚の気持ちを抱けるようになる。

そう、自分の想いを知ってほしいという気持ちは、結果的に自分の鏡となって、言動や行動への慎みを与えてくれるようになるのだ。

継続という強さ、配慮という奥ゆかしさ

これまでに何度か書いてきた通り、他を蔑んで自分の地位を相対的に上げようとする姿勢は美しくない

スネ夫くんが好かれない本当の理由。 | コトバノ
他を蔑むことが差別化なのだとすれば。 | コトバノ
商売とは選ばれること。差別化とはアウトプットを継続すること。クレーム処理で片づけないこと。 | 川柳をこよなく愛する明石のタコ
アヒルたちに学ぶ差別化のための自己開示 | 川柳をこよなく愛する明石のタコ

継続という強さ、配慮という奥ゆかしさ、その2つが成り立って個性は長所として認められ、いわゆるセルフブランディングというものは成り立っていくのだと考えている。自分の存在を認知され、自分の声を広く届けていくには様々な手法があるのだろうが、書くを継続することは、どんな立場の人間でも実現することのできる平等のチャンス。

「役に立つ情報を発信しなければ意味がない」という正論によって、継続に戸惑いが生まれてしまうこともあるかもしれないが、人は自分が期待するほど、自分を見ていてはくれないが、がっかりするほど見ていなくはないという本にもある通り、継続は内容よりもその外観がまず評価されるようになる。継続のチカラを信じて、僕は昨日までと同じペースで、今日も明日も一日を記していくことを続けていきたいと考えている。