川柳をこよなく愛する明石のタコ

神戸の印刷会社、前川企画印刷の代表ばたがお届けしております

業務日記

見えないものを売る人は、納得や共感を呼ぶための感動を最初に魅せる必要があるのかもしれない

投稿日:

「走るはランナーだし、歌う人はシンガーだ。でもねどう思う?あれじゃただの『ティーチャー』だよ」

Aさんが憤っている。確かに僕たちはランナーに日々の鍛練を想像するし、シンガーには美しい歌声を期待する。Aさんは同じ気持ちで、自分の商売に提案をしてくれる人を招いたらしい。ところがその人は、現場にやってきて会社の問題点を指摘、理論のいくつかを伝えることに終始して、Aさんの期待していた売上に関する提案は一つも出してくれなかったそうだ。

広い意味でのコンサルタントが増えてきて、そのなかで、それぞれの得意を伝えるカタカナも増えてきている。僕自身は「自分の商売は魚屋さんや八百屋さんのように『~屋』で語れるようでありたい」という考え方をする古いタイプの人間なので、その傾向に戸惑うこともある。ただ、商売の本質は変わらずとも、必要とされる知識や技術は時代によって変化するものだし、様々な形態で起業する人が増えてきているのは素直に喜ぶべきことであるとも考えている。新しい概念を生業とする側が、自分はこれが得意であると思いこんでいても受け取る側も同じ風に感じるとは限らないという想像力を発揮できるようになれば、いろんな化学変化がそれぞれの商売を活性化していくのだろう。

「で、どうしたんですか?」
「態度の悪い生徒は廊下に立たされるって決まってるやん」

笑いながらAさんは答える。

商売人の頑固、カタカナたちの新しい風。見えないものを売る人は、納得や共感を呼ぶための感動を最初に魅せる必要があるのかもしれないね。そんな風にして、お互いの良くなっていく関係が芽生えたら良いなと思う。

Google

Google

-業務日記

執筆者:

関連記事

[動画]ブタさんの甘え方に学ぶ「わからないことをわからないと言える人」の強み

ブタさんの「くれくれ」動画。 口の動き方に愛嬌があって、思わずこちらも緩んでしまう。笑顔だったり頼み方だったり、心にすっと入ってくる術を持っている人(動物)は魅力的だ。 起業の相談を受けることが多い。 …

no image

前川企画印刷のメンバーたちによる、夏休み、お子様向け「ノートを手作りしよう」イベントやります!

タイトルそのまんまですが。 【イベント告知】夏休みの「工作」の宿題に。親子で参加できる、印刷会社で作るノート作り。 うちの会社のメンバーたちが、こんなイベントを企画しています。社長がいないところでイベ …

no image

iPhoneアプリで伝わる喜び、写真集や絵本を創りたいクリエイターを応援する僕たちの姿勢

前川企画印刷の経営理念は「伝わる喜びを想像して、伝えるチカラを創造する」。 チラシであれ書籍であれ電子書籍であれiPhoneアプリであれ、これは誰に伝わると嬉しいだろう、これはどんな風に表現したら伝わ …

no image

ブランディング屋さんがあらわれた!

商売をしている人たちは「売ろう」とするのではなく「選ばれよう」としている。「売り気」を消して「自分を出す」ことに重きを置いているのに、それを「ブランディング」という言葉で集約されてしまうと、一瞬で下心 …

商売の基本は「準備をちゃんとすること」で「与え続ける」こと、頼まれごとは賑やかな場所にやってくる

知識だけなら古本屋さんの100円コーナーで買うことができる。ひとの経験は貴い。経験を体系化して評価してもらえるようになるために「与える」を継続すること。そうやって得た評価が「ブランディング」と呼ばれる …

Google


↑成人式や卒業式、入学式に似合う髪飾り特集はこちら
(コトバノ監修/【ギフトにも最適、桐箱付】)
このブログの執筆者であり前川企画印刷の代表である西端がフォト詩集をiPhoneアプリで出しました。知識ではなく、感性に訴えかける写真と言葉たち。もし良かったら、もし良かったら…
follow us in feedly