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商売人はエンターテイナーであるべきか ~経営者の当たり前はお客さんの当たり前ではない

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「さすがは経営者同士だと話が早い!よくわかってくれる!」

そう感じることも多いのだけれど、それは味方をしてくれる場所を知っていて、自分を正当化するために持ちかけているのかもしれない。経営者にとっての当たり前は、社員やお客さんの当たり前であるとは限らない。

芯を決めて誠実に取り組み続けた結果のお客様の反応がブランディング

引用元:ブランディングに関する講演を聞くよりも、商店街を歩く人たちの話に耳を傾けてみること | 川柳をこよなく愛する明石のタコ

ブランディングとは自らが行うものではなく、継続して取り組んだ商売の姿勢に対するお客様からの評価のこと。twitterやFacebookは居心地が良くて、僕たちはつい、感情のままに自分を晒してしまうことがある。「いいね」に自分の考え方は間違っていなかったのだと錯覚して、ますます閉じた世界へと向かってしまうようでは良くない。ネットの世界でいえば「いいね」をくれた人よりも「いいね」をくれなかった人への想像、リアルの世界でいえば黙って背を向けていった人たちの想像をすること。慢心を防ぐ唯一の方法は、いつもその、想像する姿勢を持ち続けることなのかなと思っている。

重い病を米で治したお米屋さんもいるし、造り手の想いを伝えることでファンを増やし続けるお酒屋さんもいる。

引用元:職業の与えるイメージ、職業に抱く僕たちの想像 | 川柳をこよなく愛する明石のタコ

体験は共感を呼ぶ。いいと思うものは自分がそれを継続していけば良い。悪いと思ったものを口にする必要はない。想いを伝えていくために大切なことは、商売人は自らがエンターテイナーであるという自覚を持つべきなのかもしれない。