川柳 【川柳】もう君を楽にしたくて毒リンゴ ばた 2006年10月31日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 君の涙が切なくて、僕の胸が苦しくて。そして、だから、毒リンゴ。君に食べさせるのでも、僕が食べるのでも。それが、唯一の答えであるのならば ―。 …
川柳 【川柳】ため息に汚されぬよう盾になる ばた 2006年10月28日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 一途に、一途に。曇らせはしない、汚されぬように。いつもずっと、そんな覚悟。いくつになっても、青春してるなぁ。嫌いじゃないよ、嫌いじゃなかった …
川柳 【川柳】あべこべに写るおまえは幸せか ばた 2006年10月28日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 いま、僕は、こんなです。では、あべこべなそちらでは、僕は幸せってことなんですか。あーあ、また、蒼いため息をついて。いつだったかなぁ、最後に、 …
川柳 【川柳】空元気弱音を吐いてみませんか ばた 2006年10月28日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 そんな乾いた笑い方をして。落ちたまんまで構わない。いいじゃないか、少し、そのままで、無理をしないで。気がついている、その空元気。だからほら。 …
川柳 【川柳】走り出す君を包める風になる ばた 2006年10月23日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 Youth どんな顔も土にまみれて 拳強く宙を突き刺すシャツの袖は肩に捲り上げていつか聞いた愛の言葉も 進む道の地図に刻んで走り出した君を風が包んでいるSo fly to ther …
川柳 【川柳】非通知を妄想してる秋の空 ばた 2006年10月17日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 着信有り、非通知。非通知の向こう側を想像して、非通知のこれから先のドラマを期待して。秋はそう、物思いにさせる季節。夏のような熱き日々があればこそ。あったからこそ。 …
川柳 【川柳】明日咲く花があるからよく眠る ばた 2006年10月16日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 「明日も」「明日こそは」人それぞれの、どんな未来も、どんな明日も。待ってみること、信じてみること。今日はボロボロに傷ついた蕾だって明日は光を …
川柳 【川柳】親指の硬くなるまで空越えて ばた 2006年10月15日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 昔は手紙、今はメール。空を越えて、すぐに伝えたがる心に親指は一生懸命でした。いつか一生懸命は重たくなって。遠く、遠く。 遠く、遠く。霞んでいく情景の中にどうしてでしょうか。浮かぶも …
川柳 川柳句会とは / 初参加体験記。 2006年10月15日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 いつも仕事でお世話になっているふあうすと編集部の方に声をかけていただき、本社句会に初めて参加してきました。今日は、色紙展の最終日。こうやって自分の書いた句を、色紙に「味のある書き方 …
川柳 【川柳】リモコンがないから恋は迷子する ばた 2006年10月14日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 魔法でも良かった、神様でも良かった。向けた背中に、この声が届けば。ただそれで良かった。気まぐれに、振り返ることもあった天使は。いつか、僕の涙 …
川柳 【川柳】指切りの温もり残る一人きり ばた 2006年10月14日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 いま、どこにいますか?約束・・・ もう、忘れてしまいましたか??未来に繋げていく、小さな約束が大好きでした。会ったときから、次の約束を取り付けたがる、そんな僕でした。小指はずっと覚 …
川柳 【川柳】靴紐を結び直してリスタート ばた 2006年10月14日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 走ってもいい、歩いてもいい。ただ、前を向いていよう。前に向かってみよう。焦ることはない。いつだって、再出発は出来る。深呼吸でもしながら、靴紐でも結び直して。ただ、前を向いていよう。 …
川柳 【川柳】A型で光合成の息を吐く ばた 2006年10月5日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 神経質で気を遣ってしまいがちな血液型。あっちの意見にも、こっちの話にも耳を傾けて、上手な落としどころを探していきます。ようやくの妥協点を見出して、落ち着いたあたり。少し濁った空気を …
川柳 全国川柳作家年鑑(ふあうすと)。 2006年10月4日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 うちの会社で制作した全国川柳作家年鑑(ふあうすと)。自分自身も出句しておいたので、自宅に送られてきました。制作して、印刷して、納品したものが、再び自宅に送られてくるのも妙な感じ。「 …
川柳 【川柳】二月堂上っていただくお茶がある ばた 2006年9月27日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 夏の出来事。色々苦しいことが続いて、何か懐かしい景色に触れたくなりました。訪れたのは、奈良・東大寺。自分は、特に何かの信仰があるわけではあり …
川柳 【川柳】地球儀を見ればまあるい星なのに ばた 2006年9月27日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 血の流れる戦争も、ほんのささいな痴話喧嘩も。まあるいまあるい地球の上。刺々しい出来事が続いて、止まなくて。ぜんぶぜーんぶ、まあるいまあるい地 …
川柳 【川柳】友はまだしっかり肩を抱いてくる ばた 2006年9月21日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 大学時代の友人2人に、それぞれ電話。時々電話しては、近況をふざけあったり、次の焼肉会合の日時を約束してみたりと、そんな馬鹿の出来る間柄。いつ …
川柳 【川柳】病床のクシャミを聞いているメロン ばた 2006年9月3日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 お見舞いの帰り道。本人を目の前にしては言えないようなことを口にして。ただ、ただ、噂をされる本人のクシャミは止まりません。メロンは、ただその音 …
川柳 【川柳】ジョーカーのいない笑顔は信じない ばた 2006年9月3日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 真っ白な心なぞあるものか、と思ってしまう。そんな自分に嫌気を覚えながらも。いろんなジョーカーを抱えて笑顔。 生きていくのに、やっぱり欠かせな …
川柳 【川柳】靴下がくたびれているワンコイン ばた 2006年9月3日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 確か、この川柳を書いたころも疲れを覚えている時期でした。入選の報を聞いた今もまた、同じような疲れを覚えていたり…。足元の哀愁と、手のひらの希 …
川柳 【川柳】思惑があって大人のする正座 ばた 2006年8月15日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 打算的? 魂胆??目的のためなら、ときに、手段を選ばず。頭を下げて成し遂げられるものがあるならば、安いものです。そして、そうして、少し大人になった自分を感じてみたりも。=== 【 …
川柳 【川柳】愛してるポストの焦げるラブレター ばた 2006年8月15日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 むかーしむかし。まだ、メールも携帯もなくて。毎日、マメに、マメに、ポスト色した手紙を書き続けた頃があります。むかーし、むかしの、お話。=== …
川柳 【川柳】いつだって芝生が夢を聞いていた ばた 2006年7月5日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 サッカー日本代表中田英寿選手が引退を表明されました。同じ学年の人間が第一線を退くというのは、少し寂しい感じもしますが、これからの人生を応援し …
川柳 【川柳】腹痛め生んだ子供に胃を痛め ばた 2006年6月27日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 母は強し、されど弱し。守るのか、守られるのか。いつの時代も、親は子を見つめ、子は親を労わるものなのです。=== 【佳作】腹痛め生んだ子供に胃を痛め 月刊川柳 …
川柳 【川柳(十四字詩)】流れ星には嘘がつけない ばた 2006年6月26日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 素直な気持ちで、待ってみたいものです。=== 【佳作】流れ星には嘘がつけない 月刊川柳マガジン2006年7月号 …
川柳 【川柳】夕焼けの具材になって包まれる ばた 2006年6月26日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 一日の仕事を終える頃の西の空。汗も、やれやれも。くたびれた顔も、やり終えた顔も。夕焼けの一つになって、夕焼けに溶け込まれて。ほっとした、景色 …
川柳 【川柳】少年の涙で僕は言いました ばた 2006年6月26日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 訴えかける気持ち。一生懸命、一生懸命。純粋な想いを、人は、子供の頃の涙を伴って言うのです。=== 【佳作】少年の涙で僕は言いました 月刊川柳マガジン2006 …
川柳 【川柳】明け方の涙を抱いて渦の中 ばた 2006年6月26日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 罪の意識、涙。終わらない嵐の中で、いつかまた、太陽の下で笑っていられる自分がいるのだろうか。そんな気持ちに沈み込んでしまって、浮き上がってこられない時もあるものです。=== 【佳 …
川柳 【川柳】ポケットに風を吹かせて恋心 ばた 2006年6月26日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 得意な気持ちで、ポケットに手を入れて。弾むような毎日。新しい風が吹き込み続けて、音符のような足取りの。そんな恋を、したことがありますか。=== 【佳作】ポケットに風を吹かせて恋心 …
川柳 【川柳】割り切って値札をつけておく誠意 ばた 2006年6月19日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 見返りを求めてはいけない、そう戒めている時点で、その行為は偽善なのかもしれない。わかっちゃーいる、わかっちゃーいるが、気が付いて欲しい親切だ …