川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
業務日記

10割のお客様主義、3割の結果。

2007年4月19日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
3割打者を目指せ。その言葉の裏で、僕は、経営者として、10回は打席に立たせてあげられるよう、器量を身につけるべきなのである。臆することはない。まずは、分母を意識せよ。===“ありが …
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育むべきキャリアの中で大切なこと。

2007年4月16日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
「客」だとか「クライアント」だとか。そういう言葉をやめて、「お客さん」と呼んでみればいい。ちょっと、見えてくると思いますよ。自信は大切、でも、過剰は禁物。  …
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いつかの明石市議会議員選挙。

2007年4月15日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
ある、事故の、起きる何分か前。現場に、僕はいて、危ないと思った。そこは、立ち寄るべき場所ではないと思った。そして、事故は起こった。尊い命が、いくつも失われた。命を失くした家族は。や …
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親バカに我慢させられている。

2007年4月15日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
たとえば、なにげに、赤ん坊の写メールや年賀状。誰かの親バカが、必ず誰かの幸せになるだなんてこと。わかんないのかなーって、拳、真っ赤に。壁を殴りつけて、舌打ち。(気付けよなぁ、それで …
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僕は死ぬけれど、滅びはしない。

2007年4月15日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
全没ー。んんん、でも、難しい。あぁ、こういう感じの句を書けば抜ける(=選ばれる)のかぁ…と思いつつも、それは、自分の句風とは違うので、抜けるためだけの句は作りたくない。特に、選者が …
雑記

ふあうすと川柳大会。

2007年4月15日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
年に一度の大きな大会。賑やかです。  …
雑記

垂水名物おしゃれ焼き。

2007年4月14日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
わざわざこのために。  …
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夜中にほぐして、明日に臨む。

2007年4月13日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
落ち着くだろうと思っていた今週も、かなりばたばた。また、週末は元々出席するつもりのなかった、ふあうすと(川柳)の大会に顔を出してきます。 →ので、慌てて課題の作句に取り組んでいます …
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組織として築き上げていくために。

2007年4月13日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
入社予定のNに課題をメールで指示&電話フォロー。お客さんのところに出向いて、気持ちよく応対出来る人間力を養ってほしいと思う。そのために必要な知識、技術は、入社までにカリキュラムを組 …
熱帯魚

コリドラスとイトメ。

2007年4月13日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
コリドラスたちの一番のご馳走、イトメを投入。あんまり近くで撮影するものでもないので、遠景をパチリ。食後、ハブロースス、シュワルツィ、メタエたちがかなりご機嫌にソワソワしてくれていま …
熱帯魚

Dr.BIOで手間入らず(ってこともなく)。

2007年4月11日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
年明けに60cm水槽を導入して以来上部フィルターのマットを交換していませんでした。チリチリとしたゴミが目立ち始めていたので、Dr.BIOに交換。ついでにブラックホールも仕込みました …
熱帯魚

水槽レイアウト変更。

2007年4月10日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
底面フィルター撤去。水作を簡易底面濾過させ、左半分は給餌エリアに。水質安定&メンテナンスのしやすさを重視してみた。  …
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値切り倒して10万円引き、安息の週末。

2007年4月8日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
毎月7日はクレジットカードのポイント10倍day。来る夏の暑さに備えて、リビング用と寝室用のエアコンを購入。ついでに、まだ真っ暗なまんまの部屋の照明も。他所の店で51万(2台で)と …
雑記

阪急春日野道。

2007年4月6日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
狭いホーム。酔っ払いにはきつい。  …
雑記

桜の動画。

2007年4月6日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
動画を見る見上げても見回しても日本の春。  …
雑記

観覧車と桜。

2007年4月6日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
風も心地良く。  …
雑記

王子動物園。

2007年4月6日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
桜の通り抜け。花より団子。お腹空いた。  …
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【川柳】レールには急停止した痕もある   ばた

2007年4月6日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
順調に見えて、見せて。僕の絆創膏のあたりは、知る人ぞ知る。加速、加速、どうにか今は。あの日あの時、死にたいくらいの涙だったことを。===   …
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【川柳】蛙の子お人好しだと言われても   ばた

2007年4月6日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
それは僕の中に流れる、父の、母の。だから、どうしようもないんだ。だから、どうしようもなく、誇りなんだ。僕の今、ここにいること、ここにいること …
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【川柳】まだ海に日の丸を見る父の父   ばた

2007年4月6日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
ほんの思い出話。海で思い出すこと、海に語りかけること。洋上に咲いた、散った桜に。どうしてそんな、淋しそうな顔をして。===  【掲載】まだ海に日の丸を見る父の父    ふあうすと2 …
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【川柳】ベビーカー僕もいつかは持ち上げる   ばた

2007年4月6日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
出来ちゃった結婚だとか、なんだとか。無責任な弱さを、勢いでどうにかするなんて。ぼくは、わたしは。生まれて、いいのですか。望まれて、生まれるの …
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【川柳】もう一度風に吹かれてみる四月   ばた

2007年4月6日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
四月の風に、淋しいけど手を振る。My dear。 でもきっと未来に。握手のような、確かなものを求めて。ここからスタート、暖かな、長い道のりの …
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性懲りもなく古びた脳みそだって。

2007年4月4日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
とんかつ屋にて、僕が好きなのは、はてさて、ロースだったか、ヒレだったのか。2人組で、すでに解散したのは、19(ジューク)だったか、ゆずだったのか。人間、何度教えられても覚えられない …
雑記

ワインに酔うて、絵手紙を眺め。

2007年4月1日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
@芦屋。マンションの上層階にて、優雅にワインを傾けながら。浜風は気持ちよく、美味しい料理、素敵な会話。それは、もう、ほんとに夢のような時間。気が付いたら、終電間近で驚きました。心地 …
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【川柳】君と見た景色の中を生きている   ばた

2007年3月31日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
小僧さん、いつもコメントありがとうございます。昼から出かけないといけないので、余裕のない鑑賞になってしまいましたが、何かの参考になれば。若輩 …
熱帯魚

ソワソワ、コリドラス。

2007年3月30日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
動画を見るコリドラス(熱帯魚)たちは、気圧に変化があるとソワソワしだします。ついつい見とれてしまう趣味の時間。 ※いつも覗いているコリドラス(熱帯魚)関係のブロガー様。 ■太陽の光 …
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社長として、人を採用する、その次に。

2007年3月30日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
懸案だった、戦力補強の件(採用)については、ほぼ「内定」状態。問題は入社時期、でしょうか。色々と構想もあるので、早く入社してもらいたいのですが、今の会社から引継ぎでしばらく残ってほ …
雑記

そして誰もいなくなった。

2007年3月29日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
深夜の山陽電車のミステリー。寝転び放題。 いびきかき放題。  …
雑記

神戸市役所の馬鹿たれ。

2007年3月28日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
前日:「指定の請求用紙は売店で売ってますから、役所まで買いに来て下さい」本日:「ちょうど今日からダウンロードしていただけるようになりましたが、それでも買いますか?」…。 これだから …
雑記

パイロットフイッシュと試薬

2007年3月27日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
パイロットフイッシュ(大崎善生)を読みながら、水槽の試験。試験紙を使って水の汚れを測定。目には見えないものを感じながら、水をいじるのが楽しいのです。  …
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川柳

[川柳鑑賞日記]五欲まだ捨てる気はない風は初夏/辰巳和子

2025年8月4日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
禁欲に背を向ける宣言を初夏にする。追い風を身に纏って人間らしく生きられる人は本当に素敵だと思う。悟ったような顔をした大人には、僕はどうして …
川柳

[川柳鑑賞日記]約束が出来れば羽根が生えてくる/土方邦子

2025年8月4日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
僕は僕という人間にこれっぽっちも自信がなくて、誰かに誘われ、約束ができると居場所ができたようで嬉しくなる。ひとに与えられる約束はなんて安寧 …
川柳

[川柳鑑賞日記]夕焼けの余韻にひたる坂の街/澤田迪子

2025年8月4日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
海が見える街を連想させる。「浸る」ではなく「ひたる」とひらがなにした優しさも「燃えるような赤」から「淡い群青」への移ろいを際立たせた。色彩 …
川柳

[川柳鑑賞日記]結局は父の背中を追っている/谷口修平

2025年8月4日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
商いの苦労を知っていた父は「おまえたちには商売人になってほしくない」と僕ら兄弟に言い続けた。結局、自分も弟も、その背中に憧れてこの道を生き …
川柳

[川柳鑑賞日記]ソーラーパネル故郷の空に降らぬ星/樋口祐子

2025年8月4日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
古来、詩には幾度も「故郷」や「星」が詠われてきた。その古典的な言葉と現代的な題材を並べることで、作者は時代への警鐘を鳴らした。七文字のカタ …
川柳

[川柳鑑賞日記]捨てなさい枯れてしまった薔薇なんて/山口早苗

2025年8月4日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
美しさや価値は永遠ではないという無常感。戒めのようにも聞こえるが、一方で、記憶はまだ過去になりきっていないのではないかという執着のようにも …
川柳

[川柳鑑賞日記]逝きたいね傘のしずくを切るように/渡辺千代子

2025年8月4日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
傘のしずくのごとく一瞬で消える魂、潔い死への憧れを詠む。この世の無常を思えば、僕たちの存在はまさに泡そのものであるのだが、なかなかどうして …
川柳鑑賞

[川柳鑑賞日記]八月の雨は首すじから濡れる/徳長怜

2025年8月4日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
傘で防ぎきれない突然の雨。ただ、「防ぎきれない」のはなく「防がなかった」とドラマを読み解けば、雨に身をゆだねる身体的感覚が強調される。無防 …
川柳鑑賞

[川柳鑑賞日記]見られてもいいことだけを書く日記/藤本美知恵

2025年7月9日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
ところで僕は、中学生のころからネット上で日記を公開し続けている。だからかどうか、自分だけが読むことを前提とした日記を書けないことに気が付い …
川柳鑑賞

[川柳鑑賞日記]「カワイイ」はフリーサイズの褒め言葉/妻木寿美代

2025年7月9日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
世界を拡張してくれる句だと思った。「かわいい」と伝えるのは、もしかすると相手によっては失礼なのではないかと躊躇してしまうことがある。ところ …
川柳鑑賞

[川柳鑑賞日記]花は葉にだけど手足の動く幸/山尾ふたば

2025年7月9日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
人生の旬はいつだったろうと、過ぎた青に目を瞑って考える。でもそれでは、いまこの瞬間が引き算の結果と決めてしまっているかのようだ。足りないも …
川柳鑑賞

[川柳鑑賞日記]そんなにも耐えたんだからもういいよ/内橋久代

2025年7月9日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
もう一度、信じてみよう。あと1分、待ってみよう。あと1cm、前へ行ってみよう…。いつからか、意地になってしまっている僕がいる。信念、なんて …
川柳

[川柳鑑賞日記]見守っていよう翼が乾くまで/朝岡えりか

2025年5月4日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
うんと若かったころの話。当時付き合っていた彼女から別れの電話があった。「いやだぜったい、いやだよぜったい」。叫ぶようにして泣いた僕の声を、 …
川柳

[川柳鑑賞日記]沈丁の香に恋慕またよみがえる/小島松太

2025年5月4日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
五感はいつかの時代にリンクしている。たとえば流行った音楽、たとえば学生街の食堂。僕はそうだ。五月のベンチの至近距離で、リンスの香りに魅了さ …
川柳

[川柳鑑賞日記]深掘りをすれば傷つく人がいる/藤本美知恵

2025年5月4日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
孤独の部屋にいて、聞いてほしいと思うことがある。ただし傷つきやすい僕である。どうしてそうなったの、どうしてこうしなかったのと理由を問うこと …
川柳

[川柳鑑賞日記]亀さんは寝ている兎起こさない/川村やまと

2025年5月4日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
これは真理であって、先にゴールを目指す僕たちは、自分の意思で寝てしまった兎を起こすような真似はしないのだ。でも、だから、考えてみた。僕が兎 …
川柳

[川柳鑑賞日記]補聴器を両手で受ける床屋さん/老沼正一

2025年5月4日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
この句を読んで、僕は「そうかっ」と唸ってしまった。当然、耳が不自由でも髪は伸びるし、床屋に行く必要がある。装着したままでは不便がある散髪。 …
川柳

[川柳鑑賞日記]思案する手持ちカードの上がり方/土方邦子

2025年5月4日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
カードの切り方ではなく、上がり方と作者は表現した。小心者の自分は、不安で仕方がない。この手札を出し、上がったと思ったら、まだその先には高い …
川柳

[川柳鑑賞日記]えいやーと5回となえて布団出る/徳永ひよこ

2025年5月4日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
布団に暮らしたい。たとえば好きな本を抱えて、たとえばおいしいお菓子を持ち込んで、たとえば世界中の映画を再生して。でも叶わず、冬の朝はやって …
川柳

[川柳鑑賞日記]誘われて散歩に出ると日がさした/井上恵美子

2025年5月4日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
闇の底に落ちたときでも、必ず、誰かが声をかけてくれる。自分の名を呼んでくれる。親はきっとそんな祈りをこめて僕たちに名を授けた。誘われるまま …
川柳鑑賞

[川柳鑑賞日記]曲がり角ばかり呼んでもいないのに/西村みなみ

2025年3月5日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
ため息で汚れそうな曲がり角を、軽やかに表現する。もちろん、それぞれの角には傷も涙もあったのだろうが、その都度、骨は強くなっていったのだろう …
川柳鑑賞

[川柳鑑賞日記]許すこと覚えた声が丸くなる/原正吾

2025年3月5日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
この世の中で一番難しいのは許すことなのではないかと思う。黒く赤く燃えた炎を消すことができず、僕の心はいつも虚しく汚い。それでも、いつか見返 …
川柳鑑賞

[川柳鑑賞日記]すぐ消える昭和家族のシャボン玉/宮本緑

2025年3月5日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
2025年は昭和100年に当たるそうだ。僕は昭和51年製のシャボン玉。父や母、弟や愛犬たちの記憶を閉じ込めて、屋根へゆっくりと昇る。父はり …
川柳鑑賞

[川柳鑑賞日記]教室の中で歪んでいく背骨/埜藤裕子

2025年3月5日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
幼稚園児の頃の記憶。プランターの花はまっすぐに伸びて、チューリップの歌を何度も口ずさんだ。あの花は、横に並んだ色たちをうかがうこともなく、 …
川柳鑑賞

[川柳鑑賞日記]お守りが事故車の中で揺れている/川人良種

2025年3月5日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
加害者や被害者にも名前があって、誕生の際、親御さんはどんな祈りを込めてこの字を選んだのだろうと考えてしまう。その先の哀しい運命を浮かべるわ …
川柳鑑賞

[川柳鑑賞日記]コロナ禍とお別れをした駅ピアノ/山口早苗

2025年3月5日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
封鎖されたピアノは寂しそうな顔をして待っていた。開かれることを、誰かが奏でてくれることを。下手な音符にピアノは微笑んで、得意なリズムにピア …
川柳鑑賞

[川柳鑑賞日記]迷ったらまた原点に戻ろうよ/八木田幸子

2025年3月5日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
大阪梅田の地下迷宮で、僕はいつも人の海に溺れてしまう。前後左右、どこにいるのか、どこに行きたかったのか。迷ったら空を探すことだ。太陽は規則 …
川柳鑑賞

[川柳鑑賞日記]胃カメラは知ってる君の気の弱さ/鈴木かおる

2025年3月5日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
外の世界のあんなこんなで痛めつけてしまった内臓に、申し訳ないと思うことがある。悔しさに泣き、怒りに震え、強くなれなかったとき。胃は寄り添う …
川柳鑑賞

[川柳鑑賞日記]美しくそしてゆっくり老いる日々/竹部修清

2025年2月5日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
限られた字数の世界で、あえて「そして」という接続詞を用いることが、ふたつの理想を効果的に強調した。そう、美しく、そしてゆっくり老いていくこ …
川柳鑑賞

[川柳鑑賞日記]落丁のページは胸の奥にある/山下華子

2025年1月9日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
あの日からずっと続くはずだった物語。背中を見送った日の涙は笑い話にするけれど、破りとった一枚のページは、今も詩の源泉になっている。続編を妄 …
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短歌鑑賞

[短歌鑑賞]フェイクファー風を含んで湿りだす守りたいのは正しさじゃない/法橋ひらく

2015年6月22日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
フェイクファー風を含んで湿りだす守りたいのは正しさじゃない 法橋ひらく それはとても速くて永い (新鋭短歌シリーズ) べき …
短歌鑑賞

[短歌鑑賞]母と目が初めて合ったそのときの心でみんな死ねますように/岡野大嗣

2015年3月9日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
母と目が初めて合ったそのときの心でみんな死ねますように 岡野大嗣(twitter/blog「第2ファスナー」) サイレンと犀 (新鋭 …
短歌鑑賞

[短歌鑑賞]ならべるとひどいことばにみえてくる頑張れ笑え負けるな生きろ/岡野大嗣

2014年12月24日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
Amazonでサイレンと犀を購入すると、特典に安福望さんのポストカードがついてきた。安福望さんはこの本の装画と挿し絵を描いている方で、神戸の …
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[短歌鑑賞]自殺者の三万人を言いしときそのかぎりなき未遂は見えず/吉川宏志

2014年11月23日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
自殺者の三万人を言いしときそのかぎりなき未遂は見えず 吉川宏志 燕麦―吉川宏志歌集 (塔21世紀叢書) 新しい看板のまま、 …
短歌鑑賞

[短歌鑑賞]三月の十日の新聞手に取れば切なきまでに震災前なり/中村偕子

2014年10月25日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
三月の十日の新聞手に取れば切なきまでに震災前なり 中村偕子 変わらない空 泣きながら、笑いながら 東日本大震災を経験した五 …
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[短歌鑑賞]トングにて肉の赤きを返しつつこの四半期をねぎらわれおり/松村正直

2014年10月10日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
トングにて肉の赤きを返しつつこの四半期をねぎらわれおり 松村正直(blog) 午前3時を過ぎて (塔21世紀叢書) 空想で …
短歌鑑賞

[短歌鑑賞]多すぎる言葉を払い落したらきれいな空が広がっていた/中畑智江

2014年10月3日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
多すぎる言葉を払い落したらきれいな空が広がっていた 中畑智江 同じ白さで雪は降りくる (新鋭短歌シリーズ15) 「愚痴なら …
短歌鑑賞

[短歌鑑賞]かの時に言ひそびれたる大切の言葉は今も胸に残れど/石川啄木

2014年9月1日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
かの時に言ひそびれたる大切の言葉は今も胸に残れど 石川啄木 一握の砂 血圧や呼吸、心拍を伝える集中治療室のモニター。僕たち …
短歌鑑賞

[短歌鑑賞]風鈴の思い出しては鳴っているあれはゆうべの星との会話/杉崎恒夫

2014年8月23日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
風鈴の思い出しては鳴っているあれはゆうべの星との会話 杉崎恒夫 パン屋のパンセ 縁側、冷たい水。蝉の声、高校野球の実況中継 …
短歌鑑賞

[短歌鑑賞]だまし絵に騙されあっていましたね でたらめにうつくしかった日々/笹井宏之

2014年8月20日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
だまし絵に騙されあっていましたね でたらめにうつくしかった日々 笹井宏之 てんとろり 放課後や夏休みは永遠に続くように思わ …
短歌鑑賞

[短歌鑑賞]新しい朝が来たけど僕たちは昨日と同じ体操をする/木下龍也

2014年5月28日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
新しい朝が来たけど僕たちは昨日と同じ体操をする 木下龍也(twitter) つむじ風、ここにあります 新しい朝という言葉に …
短歌鑑賞

[短歌鑑賞]助手席のクーラーからは八月の土のにおいが漏れて 遠雷/山崎聡子

2014年5月12日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
助手席のクーラーからは八月の土のにおいが漏れて 遠雷 山崎聡子(twitter) 手のひらの花火 歌人の穂村弘さんは、この …
短歌鑑賞

[短歌鑑賞]あと少しのぼれば空が見えますよ抱きしめているもの捨てなさい/東直子

2014年5月9日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
あと少しのぼれば空が見えますよ抱きしめているもの捨てなさい 東直子(twitter) 十階 短歌日記2007 荷を背負った …
短歌鑑賞

[短歌鑑賞]夕空が鳥をしずかに吸うように君の言葉をいま聞いている/大森静佳

2014年4月26日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
夕空が鳥をしずかに吸うように君の言葉をいま聞いている 大森静佳(twitter) 歌集 てのひらを燃やす (塔21世紀叢書)  …
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穂村弘さん監修の「はじめての短歌」に呻りっぱなし ~穂村弘さんってどんな人?

2014年4月19日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
「短歌で自己表現をしたい」「短歌がもっと上手になりたい」と思う人には最適な教科書であるのは勿論、穂村弘さんならではの文体が読み物としても面白 …
短歌鑑賞

[短歌鑑賞]Googleにホットスポット記されず北北東の風に吹かれる/天道なお

2014年4月15日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
Googleにホットスポット記されず北北東の風に吹かれる 天道なお(twitter/blog) NR 何年も通った校舎の前 …
短歌鑑賞

[短歌鑑賞]わたくしは水と炭素と少々の存在感で生きております/笹井宏之

2014年4月5日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
わたくしは水と炭素と少々の存在感で生きております 笹井宏之 ひとさらい 昨日歩いた道のどこかで見かけたタンポポの数を僕たち …
短歌鑑賞

[短歌鑑賞]さみしくて見にきたひとの気持ちなど海はしつこく尋ねはしない/杉崎恒夫

2014年3月13日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
さみしくて見にきたひとの気持ちなど海はしつこく尋ねはしない 杉崎恒夫 パン屋のパンセ 作者の杉崎さんは大正8年生まれ。20 …
短歌鑑賞

[短歌鑑賞]たくさんの孤独が海を眺めてた等間隔に並ぶ空き缶/木下龍也

2014年2月15日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
たくさんの孤独が海を眺めてた等間隔に並ぶ空き缶 木下龍也 つむじ風、ここにあります ソチ五輪のフィギュアスケートで日本男子 …
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[短歌鑑賞]降りだせる雨に気づけるきみを見て恋の終わりを予感しており/小島なお

2014年1月20日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
降りだせる雨に気づけるきみを見て恋の終わりを予感しており 小島なお サリンジャーは死んでしまった クロージングやデート。  …
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[短歌鑑賞]真実がもしも山なら君たちが登ったところで徒労ではない/中島裕介

2014年1月12日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
真実がもしも山なら君たちが登ったところで徒労ではない 中島裕介 もしニーチェが短歌を詠んだら 効率のいい方法、近道。  …
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[短歌鑑賞]あまたなる人の患ひのもととなりし海にむかひて魚放ちけり/今上天皇(平成)

2014年1月10日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
あまたなる人の患ひのもととなりし海にむかひて魚放ちけり 今上天皇(平成) 天皇陛下:水俣など訪問地を題材に短歌 天皇陛下は …
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[短歌鑑賞]たっぷりと春を含んだ日溜まりであなたの夢と少し繋がる/笹井宏之

2014年1月9日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
たっぷりと春を含んだ日溜まりであなたの夢と少し繋がる 笹井宏之 えーえんとくちから 理論は統計で、統計は感情や思惑の積み上 …
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[短歌鑑賞]知り合いの勝手に動く掃除機を持っていそうな暮らしをおもう/吉田恭大

2014年1月7日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
知り合いの勝手に動く掃除機を持っていそうな暮らしをおもう 吉田恭大 短歌研究 2013年11月号 スタートラインは同じだっ …
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[短歌鑑賞]この街が廃墟になっても後ろ手に空を見上げたままなのでしょう/東直子

2014年1月2日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
この街が廃墟になっても後ろ手に空を見上げたままなのでしょう 東直子 十階 短歌日記2007 明石駅に降り立った父は、ホーム …
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[短歌鑑賞]そのゆびが火であることに気づかずに世界をひとつ失くしましたね/笹井宏之

2013年12月20日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
そのゆびが火であることに気づかずに世界をひとつ失くしましたね 笹井宏之 え-えんとくちから 「人それぞれ」とお題目のように …
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[短歌鑑賞]忘れてはならぬ何かを念のため記したはずのあのメモがない/小島ゆかり

2013年12月16日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
忘れてはならぬ何かを念のため記したはずのあのメモがない 小島ゆかり 純白光 短歌日記2012 忘れっぽい人のことを集中力や …
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