川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
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黒板の端から端まで飛ぶほどのパンチでした。

2009年8月3日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
来週日曜日は、同友会の仲間たちとBBQの予定。でもなんとなく、台風がやってきそうな予感がする。杞憂で終わりますように。この週末は、とことん、自分を追い込んでみました。徹夜とバファリ …
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コストパフォーマンスの高い努力を。

2009年8月2日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
努力とは絶対的なものだけれど、あえて、相対的なものだと考えてみる。たとえば、今日のような花火大会の行われる日、その時間帯に。同じ100という努力を行うのであっても、誰かの遊んでいる …
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100年に1度の増収増益。

2009年8月1日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
決算用の書類がほぼ、出来上がってきました。100年に1度の不況という言葉を聞いたときから、何がなんでも達成したかった「増収増益」という響き。理想通りの結果を残すことが出来て、満足し …
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フロントが馬鹿で、神戸9クルーズの選手が気の毒過ぎる。

2009年7月30日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
野球 独立リーグ神戸の監督解任…社長言い分と食い違い関西弁で書かせてください。もう、このチーム、あかんわ。フロントが腐ってる。プロ出身の監督 …
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こんな時代の伝わる経営指針書へ ~ 綴る毎日を。

2009年7月28日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
先代社長の前川さんが事務所を覗いてくださいました。時々、ご自宅に寄せてもらっては、会社の現状などをご報告させて貰うのですが、やはり、事情と心 …
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本を読めば読むほど、井戸の底にいる。

2009年7月27日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
走りすぎて腰を痛めたせいもあるのですが、歩いて血行の良くなった状態で、ものを考える作業はとても有用であることに気が付きました。そういう理由もあって、最近晴れた日は、ジョギングではな …
雑記

明石のずっと重い空。

2009年7月26日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
今日は一日中、雨です。梅雨明けはまだ遠い。FさんもiPhoneを購入されたそうで。仲間が増えるなぁ。うれし、たのし。  …
雑記

じゅわっと、ほにゃっと、ほふっと、週末。

2009年7月25日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
朝、行きつけの動物病院へ。目と耳に、すこし、ハードな治療。傍で見ていても、とても痛々しいのです。 なんて荒々しい呼吸。でも、症状は重くないそうで良かった。苦しそうだったけど、動物病 …
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愛犬への祈りと、明示する僕らの次の行動指針へ。

2009年7月25日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
愛犬じゅにあの具合がおかしいと実家からのcall。慌てて、新神戸からのトンネルを抜けて明石へ戻る。その足で、夜間救急動物病院へ。命にどうこう …
雑記

納品のそのときの、喜びの顔を楽しみに。

2009年7月24日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
また、ご家族の一生の記念に残る本作りをお手伝いさせていただくことになりました。自分史や記念史、句集や写真集など、「じぶん(たち)」を表現して残そうとされる方のお手伝いが出来るのって …
同友会

経営者の目指す紅白!? 熱き仲間に出逢うまで。

2009年7月23日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
兵庫県中小企業家同友会。今日はこの、悪の秘密結社の更なる「熱き仲間」を募るためのテーマソングの録音を行ってきました。自分の作った曲を皆が歌っ …
雑記

スタジオ入りです。

2009年7月22日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
今日はレコーディング。何でも屋さんです。  …
雑記

敬老の日のプレゼント、にどうぞ。 

2009年7月21日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
旧来からgooで提供されていたテンプレートでは、使えないモジュールがあったため、ブログのレイアウトを、少し変更してみました。←左側の「メッセージを送る」から、気軽にメールを送ってい …
雑記

太陽のタマゴ、宮崎マンゴー。

2009年7月20日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
いただいてしまいました。く、く、く、食わねばー。マンゴー大好きです。ありがとうございます!  …
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金沢の駐車場で、ちょっと嫌なこと。街で、すごく良かったこと。

2009年7月20日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
1時過ぎ、無事帰宅。激しい雷雨で、途中、水たまりで車が空を飛びました。心臓バクバク。金沢、すごく良かったです。思っていたより都会だったのは意 …
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ようやく大津。

2009年7月19日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
ここまで来れば、もう近所。そういえば、京都にSAはなかったね。  …
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多賀SAにて、休憩。

2009年7月19日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
ここ、宿泊施設もあるんですよね。悩ましいところですが、また、頑張ります。食わねばー。  …
雑記

進むか、待つか、食べるか、寝るか。

2009年7月19日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
悩ましいところです。暇なので、兼六園で食べた兼六だんごなど。目下、消化中であります。  …
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滋賀まで戻ってきたものの。

2009年7月19日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
また、渋滞。SAで休憩しています。ちなみに、反対車線は霧で通行止めになっているそうです。ちなみに、復路、全ての都道府県にて食わねば作戦を決行中です。ちなみに、食べ過ぎて苦しいのは言 …
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近江町市場にて。

2009年7月19日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
海鮮丼をいただいています。二日連続カウンター。雨に降られて、散々でした。兼六園では、のんびりと涼を楽しんできました。  …
雑記

ホテルからの眺め。

2009年7月19日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
金沢駅前。朝刊によると、本日は大雨に注意、なんだそうです。ぎゃふん。少し休んでから、兼六園に行ってきます。  …
雑記

ウニとイクラと金沢と。

2009年7月19日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
北陸の夜を堪能してきました。  …
雑記

95パーセントが。

2009年7月18日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
女性客。どうやら、ダフ屋と間違えられているようです。  …
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目的地の会場駐車場に到着。

2009年7月18日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
人生で一番女性密度の高い場所にやってきました。やってきてしまいました。おっさんは緊張するばかりであります。ここは、石川県産業展示館。。。  …
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尼御前SAにて。

2009年7月18日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
目的地直前。何か食わねば。  …
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南条SAでは。

2009年7月18日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
メロンパンをいただきました。うますぎました。まだまだ、食わねば。  …
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賤ヶ岳SA にて。

2009年7月18日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
わかさぎの天ぷら。食わねばー。  …
雑記

それは君に出会うまでの長い旅だった。

2009年7月18日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
渋滞30kmと便意の戦い。まだ僕には遠い洋式トイレの便座。  …
雑記

青田に揺れて。

2009年7月15日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
神出での打ち合わせ終了。家族の優しさに満ちた、素敵な句集作りをお手伝いします。早く完成させて、喜び顔の輪の中に入りたいですねー。  …
雑記

大阪工業大学にて。

2009年7月12日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
人生をやり直そうとおもって、再受験してきます。嘘です。  …
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川柳

[川柳鑑賞日記]見守っていよう翼が乾くまで/朝岡えりか

2025年5月4日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
うんと若かったころの話。当時付き合っていた彼女から別れの電話があった。「いやだぜったい、いやだよぜったい」。叫ぶようにして泣いた僕の声を、 …
川柳

[川柳鑑賞日記]沈丁の香に恋慕またよみがえる/小島松太

2025年5月4日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
五感はいつかの時代にリンクしている。たとえば流行った音楽、たとえば学生街の食堂。僕はそうだ。五月のベンチの至近距離で、リンスの香りに魅了さ …
川柳

[川柳鑑賞日記]深掘りをすれば傷つく人がいる/藤本美知恵

2025年5月4日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
孤独の部屋にいて、聞いてほしいと思うことがある。ただし傷つきやすい僕である。どうしてそうなったの、どうしてこうしなかったのと理由を問うこと …
川柳

[川柳鑑賞日記]亀さんは寝ている兎起こさない/川村やまと

2025年5月4日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
これは真理であって、先にゴールを目指す僕たちは、自分の意思で寝てしまった兎を起こすような真似はしないのだ。でも、だから、考えてみた。僕が兎 …
川柳

[川柳鑑賞日記]補聴器を両手で受ける床屋さん/老沼正一

2025年5月4日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
この句を読んで、僕は「そうかっ」と唸ってしまった。当然、耳が不自由でも髪は伸びるし、床屋に行く必要がある。装着したままでは不便がある散髪。 …
川柳

[川柳鑑賞日記]思案する手持ちカードの上がり方/土方邦子

2025年5月4日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
カードの切り方ではなく、上がり方と作者は表現した。小心者の自分は、不安で仕方がない。この手札を出し、上がったと思ったら、まだその先には高い …
川柳

[川柳鑑賞日記]えいやーと5回となえて布団出る/徳永ひよこ

2025年5月4日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
布団に暮らしたい。たとえば好きな本を抱えて、たとえばおいしいお菓子を持ち込んで、たとえば世界中の映画を再生して。でも叶わず、冬の朝はやって …
川柳

[川柳鑑賞日記]誘われて散歩に出ると日がさした/井上恵美子

2025年5月4日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
闇の底に落ちたときでも、必ず、誰かが声をかけてくれる。自分の名を呼んでくれる。親はきっとそんな祈りをこめて僕たちに名を授けた。誘われるまま …
川柳鑑賞

[川柳鑑賞日記]曲がり角ばかり呼んでもいないのに/西村みなみ

2025年3月5日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
ため息で汚れそうな曲がり角を、軽やかに表現する。もちろん、それぞれの角には傷も涙もあったのだろうが、その都度、骨は強くなっていったのだろう …
川柳鑑賞

[川柳鑑賞日記]許すこと覚えた声が丸くなる/原正吾

2025年3月5日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
この世の中で一番難しいのは許すことなのではないかと思う。黒く赤く燃えた炎を消すことができず、僕の心はいつも虚しく汚い。それでも、いつか見返 …
川柳鑑賞

[川柳鑑賞日記]すぐ消える昭和家族のシャボン玉/宮本緑

2025年3月5日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
2025年は昭和100年に当たるそうだ。僕は昭和51年製のシャボン玉。父や母、弟や愛犬たちの記憶を閉じ込めて、屋根へゆっくりと昇る。父はり …
川柳鑑賞

[川柳鑑賞日記]教室の中で歪んでいく背骨/埜藤裕子

2025年3月5日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
幼稚園児の頃の記憶。プランターの花はまっすぐに伸びて、チューリップの歌を何度も口ずさんだ。あの花は、横に並んだ色たちをうかがうこともなく、 …
川柳鑑賞

[川柳鑑賞日記]お守りが事故車の中で揺れている/川人良種

2025年3月5日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
加害者や被害者にも名前があって、誕生の際、親御さんはどんな祈りを込めてこの字を選んだのだろうと考えてしまう。その先の哀しい運命を浮かべるわ …
川柳鑑賞

[川柳鑑賞日記]コロナ禍とお別れをした駅ピアノ/山口早苗

2025年3月5日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
封鎖されたピアノは寂しそうな顔をして待っていた。開かれることを、誰かが奏でてくれることを。下手な音符にピアノは微笑んで、得意なリズムにピア …
川柳鑑賞

[川柳鑑賞日記]迷ったらまた原点に戻ろうよ/八木田幸子

2025年3月5日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
大阪梅田の地下迷宮で、僕はいつも人の海に溺れてしまう。前後左右、どこにいるのか、どこに行きたかったのか。迷ったら空を探すことだ。太陽は規則 …
川柳鑑賞

[川柳鑑賞日記]胃カメラは知ってる君の気の弱さ/鈴木かおる

2025年3月5日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
外の世界のあんなこんなで痛めつけてしまった内臓に、申し訳ないと思うことがある。悔しさに泣き、怒りに震え、強くなれなかったとき。胃は寄り添う …
川柳鑑賞

[川柳鑑賞日記]美しくそしてゆっくり老いる日々/竹部修清

2025年2月5日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
限られた字数の世界で、あえて「そして」という接続詞を用いることが、ふたつの理想を効果的に強調した。そう、美しく、そしてゆっくり老いていくこ …
川柳鑑賞

[川柳鑑賞日記]落丁のページは胸の奥にある/山下華子

2025年1月9日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
あの日からずっと続くはずだった物語。背中を見送った日の涙は笑い話にするけれど、破りとった一枚のページは、今も詩の源泉になっている。続編を妄 …
川柳鑑賞

[川柳鑑賞日記]傘マーク 鼻歌になる雨蛙/長崎瑞竹

2025年1月8日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
デートの日、悪友はいつも雨を待ち望んでいた。曰く「50センチの距離に近づけるから」とのこと。僕は当然、てるてる坊主で意地悪をした。晴れるこ …
川柳鑑賞

[川柳鑑賞日記]夕焼けを鞄につめた夜が来る/遠藤より子

2025年1月7日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
胸に迫るあの情景を、鞄につめこんでしまう。そんな夜はいったい、どんな語らいがふくらむのだろう。「生かされている」と謙虚に思う姿勢も良い。た …
川柳鑑賞

[川柳鑑賞日記]地に落ちてじっと季を待つこぼれ種/井上高島

2025年1月5日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
谷川俊太郎さんは、いつもどこかで朝が始まっていると言った。どこか終焉を感じさせる「夕陽」や「散る」という言葉も、始まりにつながっていく序章 …
川柳鑑賞

[川柳鑑賞日記]蛇行して一人前の川になる/平松直樹

2024年12月31日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
今僕のいるこの場所がはたしてまっすぐなのかどうかは分からないけれど、振り返れば、うんと右に在り、左にいては怒られ、呆れられるような日々があ …
川柳鑑賞

[川柳鑑賞日記]青春の甘いあの日ももう更地/新貝里々子

2024年12月18日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
初夏の月に見守られてふたつの影をひとつにした公園のベンチ。今はもう撤去されて、その前を小さな子どもたちが走り回っている。あの日よりうんと伸 …
川柳鑑賞

[川柳鑑賞日記]廃屋の窓辺に鳴らぬオルゴール/川村やまと

2024年11月15日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
オルゴールを囲んだのは、愛だっただろうか団らんだっただろうか。もう、その温かい光景には及ばず、廃屋のオルゴールは窓の外を眺めて余生を過ごし …
川柳鑑賞

[川柳鑑賞日記]甘えてもいいかと聞けばいいと猫/吉田佐知

2024年11月13日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
動物たちはけっして言葉を話すわけではないけれど、その分、いつも温かな空気になって部屋をやわらかくしてくれる。 あさろうたをクッション …
川柳鑑賞

[川柳鑑賞日記]鉛筆を静かに研いでいる夜更け/倉本智子

2024年11月11日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
明け方の静寂に、今ここは僕の世界だと思うことがある。走り出したくなる衝動が湧いて、朝は決意に満ちた時間だ。今日という日を描いていく強い覚悟 …
川柳鑑賞

[川柳鑑賞日記]太陽と風に会いたい水中花/中村優実子

2024年11月2日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
ああそうか、と思った。コップの中でひとを和ませる造花や鳥、魚などの玩具たちは、透き通る内側にいても、けっして太陽には触れず、風を聞かない場 …
川柳鑑賞

[川柳鑑賞]アンテナを真っ直ぐ立てて生きている/倉本智子

2024年10月3日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
噂話だったり悪口だったり。負を帯びた話に目も耳も向ける必要はないのに、右へ左へ、僕のアンテナは無限に受信を続けようとする。澄んだ水を受けれ …
川柳鑑賞

[川柳鑑賞]浪費している人生の砂時計/とがみかつすけ

2024年10月2日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
たとえば18歳だったころを思い出してみる。部活動に勤しみ、受験勉強に苦しみ、恋を追いかけては切なさを知った青春時代。さて、では、はたして、 …
川柳鑑賞

[川柳鑑賞]ラの音に包まれている五月晴れ/戸田わか子

2024年9月4日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
元々は梅雨の晴れ間のことを五月晴れと呼んだが、今は五月の晴天をそう呼ぶこともすっかり定着した。言葉の使い方は変化していくが、こぼれるような …
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短歌鑑賞

[短歌鑑賞]フェイクファー風を含んで湿りだす守りたいのは正しさじゃない/法橋ひらく

2015年6月22日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
フェイクファー風を含んで湿りだす守りたいのは正しさじゃない 法橋ひらく それはとても速くて永い (新鋭短歌シリーズ) べき …
短歌鑑賞

[短歌鑑賞]母と目が初めて合ったそのときの心でみんな死ねますように/岡野大嗣

2015年3月9日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
母と目が初めて合ったそのときの心でみんな死ねますように 岡野大嗣(twitter/blog「第2ファスナー」) サイレンと犀 (新鋭 …
短歌鑑賞

[短歌鑑賞]ならべるとひどいことばにみえてくる頑張れ笑え負けるな生きろ/岡野大嗣

2014年12月24日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
Amazonでサイレンと犀を購入すると、特典に安福望さんのポストカードがついてきた。安福望さんはこの本の装画と挿し絵を描いている方で、神戸の …
短歌鑑賞

[短歌鑑賞]自殺者の三万人を言いしときそのかぎりなき未遂は見えず/吉川宏志

2014年11月23日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
自殺者の三万人を言いしときそのかぎりなき未遂は見えず 吉川宏志 燕麦―吉川宏志歌集 (塔21世紀叢書) 新しい看板のまま、 …
短歌鑑賞

[短歌鑑賞]三月の十日の新聞手に取れば切なきまでに震災前なり/中村偕子

2014年10月25日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
三月の十日の新聞手に取れば切なきまでに震災前なり 中村偕子 変わらない空 泣きながら、笑いながら 東日本大震災を経験した五 …
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[短歌鑑賞]トングにて肉の赤きを返しつつこの四半期をねぎらわれおり/松村正直

2014年10月10日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
トングにて肉の赤きを返しつつこの四半期をねぎらわれおり 松村正直(blog) 午前3時を過ぎて (塔21世紀叢書) 空想で …
短歌鑑賞

[短歌鑑賞]多すぎる言葉を払い落したらきれいな空が広がっていた/中畑智江

2014年10月3日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
多すぎる言葉を払い落したらきれいな空が広がっていた 中畑智江 同じ白さで雪は降りくる (新鋭短歌シリーズ15) 「愚痴なら …
短歌鑑賞

[短歌鑑賞]かの時に言ひそびれたる大切の言葉は今も胸に残れど/石川啄木

2014年9月1日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
かの時に言ひそびれたる大切の言葉は今も胸に残れど 石川啄木 一握の砂 血圧や呼吸、心拍を伝える集中治療室のモニター。僕たち …
短歌鑑賞

[短歌鑑賞]風鈴の思い出しては鳴っているあれはゆうべの星との会話/杉崎恒夫

2014年8月23日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
風鈴の思い出しては鳴っているあれはゆうべの星との会話 杉崎恒夫 パン屋のパンセ 縁側、冷たい水。蝉の声、高校野球の実況中継 …
短歌鑑賞

[短歌鑑賞]だまし絵に騙されあっていましたね でたらめにうつくしかった日々/笹井宏之

2014年8月20日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
だまし絵に騙されあっていましたね でたらめにうつくしかった日々 笹井宏之 てんとろり 放課後や夏休みは永遠に続くように思わ …
短歌鑑賞

[短歌鑑賞]新しい朝が来たけど僕たちは昨日と同じ体操をする/木下龍也

2014年5月28日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
新しい朝が来たけど僕たちは昨日と同じ体操をする 木下龍也(twitter) つむじ風、ここにあります 新しい朝という言葉に …
短歌鑑賞

[短歌鑑賞]助手席のクーラーからは八月の土のにおいが漏れて 遠雷/山崎聡子

2014年5月12日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
助手席のクーラーからは八月の土のにおいが漏れて 遠雷 山崎聡子(twitter) 手のひらの花火 歌人の穂村弘さんは、この …
短歌鑑賞

[短歌鑑賞]あと少しのぼれば空が見えますよ抱きしめているもの捨てなさい/東直子

2014年5月9日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
あと少しのぼれば空が見えますよ抱きしめているもの捨てなさい 東直子(twitter) 十階 短歌日記2007 荷を背負った …
短歌鑑賞

[短歌鑑賞]夕空が鳥をしずかに吸うように君の言葉をいま聞いている/大森静佳

2014年4月26日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
夕空が鳥をしずかに吸うように君の言葉をいま聞いている 大森静佳(twitter) 歌集 てのひらを燃やす (塔21世紀叢書)  …
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穂村弘さん監修の「はじめての短歌」に呻りっぱなし ~穂村弘さんってどんな人?

2014年4月19日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
「短歌で自己表現をしたい」「短歌がもっと上手になりたい」と思う人には最適な教科書であるのは勿論、穂村弘さんならではの文体が読み物としても面白 …
短歌鑑賞

[短歌鑑賞]Googleにホットスポット記されず北北東の風に吹かれる/天道なお

2014年4月15日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
Googleにホットスポット記されず北北東の風に吹かれる 天道なお(twitter/blog) NR 何年も通った校舎の前 …
短歌鑑賞

[短歌鑑賞]わたくしは水と炭素と少々の存在感で生きております/笹井宏之

2014年4月5日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
わたくしは水と炭素と少々の存在感で生きております 笹井宏之 ひとさらい 昨日歩いた道のどこかで見かけたタンポポの数を僕たち …
短歌鑑賞

[短歌鑑賞]さみしくて見にきたひとの気持ちなど海はしつこく尋ねはしない/杉崎恒夫

2014年3月13日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
さみしくて見にきたひとの気持ちなど海はしつこく尋ねはしない 杉崎恒夫 パン屋のパンセ 作者の杉崎さんは大正8年生まれ。20 …
短歌鑑賞

[短歌鑑賞]たくさんの孤独が海を眺めてた等間隔に並ぶ空き缶/木下龍也

2014年2月15日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
たくさんの孤独が海を眺めてた等間隔に並ぶ空き缶 木下龍也 つむじ風、ここにあります ソチ五輪のフィギュアスケートで日本男子 …
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[短歌鑑賞]降りだせる雨に気づけるきみを見て恋の終わりを予感しており/小島なお

2014年1月20日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
降りだせる雨に気づけるきみを見て恋の終わりを予感しており 小島なお サリンジャーは死んでしまった クロージングやデート。  …
no image 短歌鑑賞

[短歌鑑賞]真実がもしも山なら君たちが登ったところで徒労ではない/中島裕介

2014年1月12日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
真実がもしも山なら君たちが登ったところで徒労ではない 中島裕介 もしニーチェが短歌を詠んだら 効率のいい方法、近道。  …
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[短歌鑑賞]あまたなる人の患ひのもととなりし海にむかひて魚放ちけり/今上天皇(平成)

2014年1月10日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
あまたなる人の患ひのもととなりし海にむかひて魚放ちけり 今上天皇(平成) 天皇陛下:水俣など訪問地を題材に短歌 天皇陛下は …
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[短歌鑑賞]たっぷりと春を含んだ日溜まりであなたの夢と少し繋がる/笹井宏之

2014年1月9日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
たっぷりと春を含んだ日溜まりであなたの夢と少し繋がる 笹井宏之 えーえんとくちから 理論は統計で、統計は感情や思惑の積み上 …
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[短歌鑑賞]知り合いの勝手に動く掃除機を持っていそうな暮らしをおもう/吉田恭大

2014年1月7日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
知り合いの勝手に動く掃除機を持っていそうな暮らしをおもう 吉田恭大 短歌研究 2013年11月号 スタートラインは同じだっ …
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[短歌鑑賞]この街が廃墟になっても後ろ手に空を見上げたままなのでしょう/東直子

2014年1月2日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
この街が廃墟になっても後ろ手に空を見上げたままなのでしょう 東直子 十階 短歌日記2007 明石駅に降り立った父は、ホーム …
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[短歌鑑賞]そのゆびが火であることに気づかずに世界をひとつ失くしましたね/笹井宏之

2013年12月20日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
そのゆびが火であることに気づかずに世界をひとつ失くしましたね 笹井宏之 え-えんとくちから 「人それぞれ」とお題目のように …
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[短歌鑑賞]忘れてはならぬ何かを念のため記したはずのあのメモがない/小島ゆかり

2013年12月16日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
忘れてはならぬ何かを念のため記したはずのあのメモがない 小島ゆかり 純白光 短歌日記2012 忘れっぽい人のことを集中力や …
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