雑記 49歳の誕生日を迎えたので、おまえたちには言っておきたいことがある。 2025年9月16日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 10年前の今日、どんなことを書いていたのでしょう。 かくも宇宙は広くて、かくも地球の歴史は長い。 同じ時代に生きて、お互いを …
雑記 亡父の誕生日。玉置浩二さんの「純情」を聞きながら、神戸元町通商店街を歩いた日々を思い出す。 2025年9月14日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 明日(14日)は父の誕生日だな、と思いながら朝の大蔵海岸を歩く。ウォーキングをしながら音楽を聴いていると、玉置浩二さんの『純情』という曲が …
病気 眼科 20250901 2025年9月1日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 朝からたくさん「誕生日おめでとうございます」というDMが来る。企業やお店にしてみれば、多少の割引と引き換えになんとかお金を落としてほしいということなのだろう。気持ちは分かる。でも …
雑記 終戦記念日の明石公園を歩いた。長﨑で聞いた原爆被害者の方のお話と、身体の傷を思い出した。 2025年8月16日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 終戦記念記念日。手向けようと明石公園へ向かうと、空襲の碑を磨いてくださっている方々を見かけた。川崎航空機明石工場があった関係で、市内は6度 …
病気 内科 20250812 / コレステロールの値が低いと、どういう弊害があるのか 2025年8月13日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 内科通院の日。退院してしばらくは毎月通っていたけれど、すこしずつすこしずつ体調(数値)が元に戻ってくるにつれ、頻度も6週間に1回程度に変更 …
川柳 [川柳鑑賞日記]五欲まだ捨てる気はない風は初夏/辰巳和子 2025年8月4日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 禁欲に背を向ける宣言を初夏にする。追い風を身に纏って人間らしく生きられる人は本当に素敵だと思う。悟ったような顔をした大人には、僕はどうして …
川柳 [川柳鑑賞日記]約束が出来れば羽根が生えてくる/土方邦子 2025年8月4日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 僕は僕という人間にこれっぽっちも自信がなくて、誰かに誘われ、約束ができると居場所ができたようで嬉しくなる。ひとに与えられる約束はなんて安寧 …
川柳 [川柳鑑賞日記]夕焼けの余韻にひたる坂の街/澤田迪子 2025年8月4日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 海が見える街を連想させる。「浸る」ではなく「ひたる」とひらがなにした優しさも「燃えるような赤」から「淡い群青」への移ろいを際立たせた。色彩 …
川柳 [川柳鑑賞日記]結局は父の背中を追っている/谷口修平 2025年8月4日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 商いの苦労を知っていた父は「おまえたちには商売人になってほしくない」と僕ら兄弟に言い続けた。結局、自分も弟も、その背中に憧れてこの道を生き …
川柳 [川柳鑑賞日記]ソーラーパネル故郷の空に降らぬ星/樋口祐子 2025年8月4日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 古来、詩には幾度も「故郷」や「星」が詠われてきた。その古典的な言葉と現代的な題材を並べることで、作者は時代への警鐘を鳴らした。七文字のカタ …
川柳 [川柳鑑賞日記]捨てなさい枯れてしまった薔薇なんて/山口早苗 2025年8月4日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 美しさや価値は永遠ではないという無常感。戒めのようにも聞こえるが、一方で、記憶はまだ過去になりきっていないのではないかという執着のようにも …
川柳 [川柳鑑賞日記]逝きたいね傘のしずくを切るように/渡辺千代子 2025年8月4日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 傘のしずくのごとく一瞬で消える魂、潔い死への憧れを詠む。この世の無常を思えば、僕たちの存在はまさに泡そのものであるのだが、なかなかどうして …
川柳鑑賞 [川柳鑑賞日記]八月の雨は首すじから濡れる/徳長怜 2025年8月4日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 傘で防ぎきれない突然の雨。ただ、「防ぎきれない」のはなく「防がなかった」とドラマを読み解けば、雨に身をゆだねる身体的感覚が強調される。無防 …
病気 眼科 20250728 2025年7月28日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 まずは整形外科の事務の方にご挨拶する。「遅刻ですよ遅刻。また眼科のスタッフさんに怒られちゃう。眼科だけに大目玉を喰らっちゃう」たまたまそれを聞いていた看護師の方がバカウケしてくだ …
川柳鑑賞 [川柳鑑賞日記]見られてもいいことだけを書く日記/藤本美知恵 2025年7月9日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 ところで僕は、中学生のころからネット上で日記を公開し続けている。だからかどうか、自分だけが読むことを前提とした日記を書けないことに気が付い …
川柳鑑賞 [川柳鑑賞日記]「カワイイ」はフリーサイズの褒め言葉/妻木寿美代 2025年7月9日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 世界を拡張してくれる句だと思った。「かわいい」と伝えるのは、もしかすると相手によっては失礼なのではないかと躊躇してしまうことがある。ところ …
川柳鑑賞 [川柳鑑賞日記]花は葉にだけど手足の動く幸/山尾ふたば 2025年7月9日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 人生の旬はいつだったろうと、過ぎた青に目を瞑って考える。でもそれでは、いまこの瞬間が引き算の結果と決めてしまっているかのようだ。足りないも …
川柳鑑賞 [川柳鑑賞日記]そんなにも耐えたんだからもういいよ/内橋久代 2025年7月9日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 もう一度、信じてみよう。あと1分、待ってみよう。あと1cm、前へ行ってみよう…。いつからか、意地になってしまっている僕がいる。信念、なんて …
病気 内科 20250701 2025年7月1日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 内科の日。コロナ入院をしてから毎月一度通っていたが、最近は体調も数値も安定しているので6週間に一度通うことにしている。この春から担当が女性の先生に変わった。数値を見て二人で一緒に …
病気 眼科 20250630 2025年7月1日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 眼科。今日も問題はなかった。技師のHさんは励まし上手で気分をあげてくれる。自分くらい症状が進んでいた人で、ここまで注射の間隔を空けられるくらいに病状が落ち着いている人は特殊事例な …
業務日記 会社を経営して20回目の大晦日。なんてことのない一日。行き過ぎた夏が空を白くしている一日。息をしている一日、息をしている現在地 2025年6月30日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 2025年6月30日の朝。梅雨の明けた東の空はもう真っ白だ。暑すぎて空が白くなる。「空を青い」と形容するには、夏は夏らしくあるべきで、行き …
雑記 2025/06/10グランキューブで48回目の公演となる松山千春さんのコンサートに行ってきた 2025年6月11日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 2025年6月10日、松山千春さんのコンサートに行ってきた。 自分のブログで千春さんの記事を辿ると、2006年のものが最古になる。で …
雑記 明石ステーションデパートと、鉄道模型を買ってくれた父の記憶と ~JR311系の引退に寄せて 2025年6月8日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 さよならJR311系、6月引退へ 最速120キロで名鉄と「競走」 [愛知県]:朝日新聞 子どもの頃の記憶。 まだ明石駅にステー …
病気 日記 2025/5/26 自転車ごと転んだ僕が店員さんに伝えた言葉 2025年5月27日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 ころんだ。 自転車ごと転んだ。 リュックの紐がサドルに引っかかってしまい、自転車屋さんの目の前で転んでしまったのである。若い店 …
雑記 日記 2025/5/23 社員失踪事件から一年、いま、思うこと 2025年5月24日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 一年前の今日、役員(社員)が就業時間中に失踪した。 詳しい状況を知り得ない状態でその事実を告知するわけにもいかず、最初は「体調不良で …
雑記 日記 2025/5/22 ▼淀川大橋を渡ると真夏日だった ▼未完であることを書いて伝えることの価値 ▼事実と事実らしきものの間で、僕ら揺らされがちだ 2025年5月23日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 大阪。 いつも兵庫県と大阪の間にある淀川に架かる淀川大橋を渡ると、一気に気温が上がる気がする。もっとも昼過ぎに通りかかることが多いの …
川柳 [川柳鑑賞日記]見守っていよう翼が乾くまで/朝岡えりか 2025年5月4日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 うんと若かったころの話。当時付き合っていた彼女から別れの電話があった。「いやだぜったい、いやだよぜったい」。叫ぶようにして泣いた僕の声を、 …
川柳 [川柳鑑賞日記]沈丁の香に恋慕またよみがえる/小島松太 2025年5月4日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 五感はいつかの時代にリンクしている。たとえば流行った音楽、たとえば学生街の食堂。僕はそうだ。五月のベンチの至近距離で、リンスの香りに魅了さ …
川柳 [川柳鑑賞日記]深掘りをすれば傷つく人がいる/藤本美知恵 2025年5月4日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 孤独の部屋にいて、聞いてほしいと思うことがある。ただし傷つきやすい僕である。どうしてそうなったの、どうしてこうしなかったのと理由を問うこと …
川柳 [川柳鑑賞日記]亀さんは寝ている兎起こさない/川村やまと 2025年5月4日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 これは真理であって、先にゴールを目指す僕たちは、自分の意思で寝てしまった兎を起こすような真似はしないのだ。でも、だから、考えてみた。僕が兎 …