川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
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昔懐かしの日記を披露してしまう暴挙。

2006年9月19日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
昔のばたさんの日記から印象深い表現をピックアップしてみようのコーナー。===2004/08/25昔、ばたさんも近所のお地蔵さんで遊んでいたところ、首が“ドスン”と落ち、さらに“ゴロ …
雑記

のみぐすり。

2006年9月19日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
いま、これだけ飲んでますエッヘン(いばれない…)ものすごく眠そうだったり、時折ふらふらするのは薬のせい。リアルでお会いする皆様にご心配おかけしてますが、そういうことなんでご安心を。 …
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緑色のオーラ、それは死を告げる謎の影。

2006年9月19日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
ちょっと、気になるコト。まだ4歳くらいの頃なのですが、ある日、友達の家に遊びに行って、ふとおばあちゃんの部屋を覗くと、座ってこちらを向いているそのおばあさんの周囲に緑色のオーラが見 …
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嘘の上に咲く花は、どんな色をするのでしょうか。

2006年9月19日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
ついていい嘘、ついてはいけない嘘。でも、重ねていくと、その境目も曖昧なものになります。結果、「つかなければ良かった」と後悔することもしばしば …
雑記

夜中のスタバ。

2006年9月18日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
@西明石。気持ち乱れて外へ飛び出す。雨の中、風の中、心静まるまでの。  …
雑記

しゃべる!DSお料理ナビ。

2006年9月17日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
人気あるようなんで買ってきました。『人気』から、支持される何かを感じ取って。それを次なる発想へと繋いでいきたいのです。  …
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台風の雨と風の中でぐっすりぐっすり見た夢は。

2006年9月17日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
淡路人形浄瑠璃資料館に行って来ました。とはいえ、今飲んでいる薬の副作用で、眠くて眠くて…。始まるや否や爆睡。併設されている大鳴門橋記念館の紹介映画もひたすら寝てました。高い高速料金 …
雑記

明石海峡大橋。

2006年9月17日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
ふっ切っていこう。ストレス発散。  …
雑記

CD乱れ借り。

2006年9月16日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
音楽で身体に元気を補給。あー、ピアノが弾きたい♪  …
no image 雑記

優しさも勇気も生まれる、温もりと癒しの言葉に触れて。

2006年9月16日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
電話、メール、コメント、トラックバック。いろんな形で届く「おめでとう」が心に染みます。有難い。傷つきやすいのか、気にしすぎなのか、最近、「裏 …
no image 熱帯魚

海外では医療保険も使えるこの魚。

2006年9月16日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
今日の仲間入り。ガラルファースリーラインペンシルサイアミーズフライングフォックスコリドラスパンダ(追加)ガラルファーって魚は、ドクターフィッシュとも言われる魚。人間の皮膚の古い角質 …
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さてさて、誕生日とて、これといって。

2006年9月16日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
誕生日といっても、別段普段と変わりなく。朝から水槽の掃除。そろそろコリドラスたちが産卵を始める時期かなぁ?メスたちは、どうやらそんな気配。第2号水槽は、立ち上げの不安定な時期を脱し …
雑記

川柳・句入り焼酎。

2006年9月16日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
「年金の夢を見ている青畳」焼酎瓶に自分の川柳を入れて焼いていただきました。プレゼントしてくださったNさんに感謝。これは一生ものの宝物ですね。ちなみに、背面には「ばた」と名前も入れて …
no image 雑記

そしてココからの10年を思う。

2006年9月16日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
幼稚園の頃から、高校まで。ずっと学校が同じ、クラスも一緒、そしてクラブ(吹奏楽部)でも同じ時間を過ごしたYと食事。彼女とは26年の付き合い。全部知ってくれている人がいるというのは、 …
雑記

朝を見上げて。

2006年9月12日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
仮面を取り替えて。どうかいい一日になりますようにと。胸いっぱいの深呼吸。出勤。  …
no image 雑記

9月16日、30歳になる彼に何を贈ろうか。

2006年9月10日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
いよいよ、来週の土曜日、9月16日(土曜日)。30歳になります。20代ともお別れです。少し、甘えが許されなくなるのかな。少し、見た目に近づくのかな。いろんな期待や不安、寂しさ、交錯 …
雑記

いつも卒業のような寂しさを覚えてしまう夜には。

2006年9月10日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
最近ナーバスになる出来事が続いていて、少し心が弱くなり始めています。だったら元気が出る曲でも聴いてればいいのに、こういう時に限って、今の自分 …
iPhone/モバイル/PC/NET

W-ZERO3[es]の液晶に現れたシミ(拡大中)。

2006年9月10日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
先日雨の中(汗をかきながら?)電話をしたせいでしょうか。液晶の中にシミのようなものが浮いてきました。最初は少しだけだったのが、今は画面全体に …
no image 業務日記

今日もたくさんのありがとうを言える一日でした。

2006年9月9日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
顧問税理士である川口さん(須磨区)と食事に行ってきました。帳簿を見ては一喜一憂…。そんな経営者にとって、税理士は、自分の経営判断が正しいかど …
雑記

少し嬉しくなること。

2006年9月8日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
朝、出勤途中、須磨水族園前、7777キロ。  …
no image 業務日記

神戸モーニング交流会 ~異業種交流なんて堅いもんではなく~

2006年9月6日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
「飲み」な付き合いばかりでは身体がー。…では、アメリカンスタイル。経営者でも、営業マンでも、あるいは学生さんでも、誰でも、誰でも。「交流」の …
no image 雑記

加藤鰹さん、コメントに感謝。

2006年9月6日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
コメントやトラックバックを頂けるのって、幸せなことです。星の数ほどあるblogの中で、縁あって、この文章に辿り着いて頂いた方々へ。ただただ、感謝するばかりです。ありがとうございます …
no image 雑記

支えてもらって、一人ではない自分であるということを。

2006年9月6日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
散髪をして髪を切り揃えると、ところどころに白いものが目立つことがあります。昔からそう。抱え込むものが多くなると、髪の毛は忠実にご主人様の心に …
雑記

車の点検。

2006年9月3日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
ディーラーに来ています。新車で買ったばかりの頃はもう少しサービス良かったんだけどなぁ…。がんばれ日産。  …
no image 川柳

【川柳】病床のクシャミを聞いているメロン   ばた

2006年9月3日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
お見舞いの帰り道。本人を目の前にしては言えないようなことを口にして。ただ、ただ、噂をされる本人のクシャミは止まりません。メロンは、ただその音 …
no image 川柳

【川柳】ジョーカーのいない笑顔は信じない   ばた

2006年9月3日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
真っ白な心なぞあるものか、と思ってしまう。そんな自分に嫌気を覚えながらも。いろんなジョーカーを抱えて笑顔。 生きていくのに、やっぱり欠かせな …
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【川柳】靴下がくたびれているワンコイン   ばた

2006年9月3日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
確か、この川柳を書いたころも疲れを覚えている時期でした。入選の報を聞いた今もまた、同じような疲れを覚えていたり…。足元の哀愁と、手のひらの希 …
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ヴィッセル神戸ファン必携の名刺を持つ長田の医者とは!?

2006年9月2日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
田中先生にブロガー名刺を納品してきました。高級感あると、お褒めいただいております。ありがとうございます。・【ヴィツセル神戸のブロガー名刺】( …
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LEGO 7897 エクスプレス / LEGO 7898 カーゴトレイン。

2006年8月28日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
わー、わー、わー。これは、これは、これはぁ!!!!LEGO 7897 エクスプレス / LEGO 7898 カーゴトレイン 何も語りますまい …
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声に出したら雰囲気の変わるこの一言が気持ちイイ。

2006年8月28日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
お客様からオーダーを頂いたときに「喜んで」と返事をする飲食店。確かに愛想のいい笑顔で、元気ある発声なのですが、どこか違和感があります。その原 …
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川柳

[川柳鑑賞日記]犬の目で歩けば犬に恋をする/田辺与志魚

2025年10月6日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
僕たちは僕たちの高さで世界を見てしまう。たとえば今日、土はどんな温度を携えて花を抱いていただろう。空はどんな色をして、雲を許していただろう …
川柳

[川柳鑑賞日記]旧姓に戻りましたと来るメール/谷口修平

2025年10月6日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
ただそれだけの事実、でも想像してしまう。どうしてそれを僕に伝えて来るのだろう、君には今、何が足りないのだろう。身勝手な空想にひとり、体温を …
川柳

[川柳鑑賞日記]帰省する孫に自慢の掲載紙/津倉てつや

2025年10月6日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
コピーライターとして文章を書き、印刷屋として紙に軌跡を残す仕事をしている。三大発明のひとつが活版印刷だと言われるのは、つまり、僕たちは「残 …
川柳

[川柳鑑賞日記]秋彼岸化けて出るなと数珠を揉む/矢野野薫

2025年10月6日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
ふふ、と笑ってしまった。墓前に思慕を詠む句は多いが、作者には思い当たることがあり数珠を揉んだのである。何をしてしまったのだろう。清らかに生 …
川柳

[川柳鑑賞日記]ほの明かり潜んでないで出ておいで/西島とこ

2025年10月6日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
希望という言葉をどんな表現に置き換えるか、置き換えないのか。僕たち詩人は試されている。さて、作者は、それを「ほの明かり」と表現した。擬人化 …
川柳

[川柳鑑賞日記]晩学の今は青春いろはにほ/朝岡えりか

2025年10月6日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
晩学という言葉を青春という色で裏返しにしてしまう躍動、いろはにほと表現する軽やかさ。僕は詩に寒色を足してしまいがちなので、こんな句の姿勢に …
川柳

[川柳鑑賞日記]秘密裏の動きを月に覗かれる/関つね子

2025年10月6日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
森の中にあるベンチ、見上げれば月。「ずっと」という約束を交わした青い日の記憶。瞳を閉じ合ってしばらくすると、秘密を知った月がすこしだけ、西 …
川柳

[川柳鑑賞日記]五欲まだ捨てる気はない風は初夏/辰巳和子

2025年8月4日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
禁欲に背を向ける宣言を初夏にする。追い風を身に纏って人間らしく生きられる人は本当に素敵だと思う。悟ったような顔をした大人には、僕はどうして …
川柳

[川柳鑑賞日記]約束が出来れば羽根が生えてくる/土方邦子

2025年8月4日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
僕は僕という人間にこれっぽっちも自信がなくて、誰かに誘われ、約束ができると居場所ができたようで嬉しくなる。ひとに与えられる約束はなんて安寧 …
川柳

[川柳鑑賞日記]夕焼けの余韻にひたる坂の街/澤田迪子

2025年8月4日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
海が見える街を連想させる。「浸る」ではなく「ひたる」とひらがなにした優しさも「燃えるような赤」から「淡い群青」への移ろいを際立たせた。色彩 …
川柳

[川柳鑑賞日記]結局は父の背中を追っている/谷口修平

2025年8月4日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
商いの苦労を知っていた父は「おまえたちには商売人になってほしくない」と僕ら兄弟に言い続けた。結局、自分も弟も、その背中に憧れてこの道を生き …
川柳

[川柳鑑賞日記]ソーラーパネル故郷の空に降らぬ星/樋口祐子

2025年8月4日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
古来、詩には幾度も「故郷」や「星」が詠われてきた。その古典的な言葉と現代的な題材を並べることで、作者は時代への警鐘を鳴らした。七文字のカタ …
川柳

[川柳鑑賞日記]捨てなさい枯れてしまった薔薇なんて/山口早苗

2025年8月4日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
美しさや価値は永遠ではないという無常感。戒めのようにも聞こえるが、一方で、記憶はまだ過去になりきっていないのではないかという執着のようにも …
川柳

[川柳鑑賞日記]逝きたいね傘のしずくを切るように/渡辺千代子

2025年8月4日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
傘のしずくのごとく一瞬で消える魂、潔い死への憧れを詠む。この世の無常を思えば、僕たちの存在はまさに泡そのものであるのだが、なかなかどうして …
川柳鑑賞

[川柳鑑賞日記]八月の雨は首すじから濡れる/徳長怜

2025年8月4日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
傘で防ぎきれない突然の雨。ただ、「防ぎきれない」のはなく「防がなかった」とドラマを読み解けば、雨に身をゆだねる身体的感覚が強調される。無防 …
川柳鑑賞

[川柳鑑賞日記]見られてもいいことだけを書く日記/藤本美知恵

2025年7月9日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
ところで僕は、中学生のころからネット上で日記を公開し続けている。だからかどうか、自分だけが読むことを前提とした日記を書けないことに気が付い …
川柳鑑賞

[川柳鑑賞日記]「カワイイ」はフリーサイズの褒め言葉/妻木寿美代

2025年7月9日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
世界を拡張してくれる句だと思った。「かわいい」と伝えるのは、もしかすると相手によっては失礼なのではないかと躊躇してしまうことがある。ところ …
川柳鑑賞

[川柳鑑賞日記]花は葉にだけど手足の動く幸/山尾ふたば

2025年7月9日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
人生の旬はいつだったろうと、過ぎた青に目を瞑って考える。でもそれでは、いまこの瞬間が引き算の結果と決めてしまっているかのようだ。足りないも …
川柳鑑賞

[川柳鑑賞日記]そんなにも耐えたんだからもういいよ/内橋久代

2025年7月9日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
もう一度、信じてみよう。あと1分、待ってみよう。あと1cm、前へ行ってみよう…。いつからか、意地になってしまっている僕がいる。信念、なんて …
川柳

[川柳鑑賞日記]見守っていよう翼が乾くまで/朝岡えりか

2025年5月4日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
うんと若かったころの話。当時付き合っていた彼女から別れの電話があった。「いやだぜったい、いやだよぜったい」。叫ぶようにして泣いた僕の声を、 …
川柳

[川柳鑑賞日記]沈丁の香に恋慕またよみがえる/小島松太

2025年5月4日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
五感はいつかの時代にリンクしている。たとえば流行った音楽、たとえば学生街の食堂。僕はそうだ。五月のベンチの至近距離で、リンスの香りに魅了さ …
川柳

[川柳鑑賞日記]深掘りをすれば傷つく人がいる/藤本美知恵

2025年5月4日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
孤独の部屋にいて、聞いてほしいと思うことがある。ただし傷つきやすい僕である。どうしてそうなったの、どうしてこうしなかったのと理由を問うこと …
川柳

[川柳鑑賞日記]亀さんは寝ている兎起こさない/川村やまと

2025年5月4日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
これは真理であって、先にゴールを目指す僕たちは、自分の意思で寝てしまった兎を起こすような真似はしないのだ。でも、だから、考えてみた。僕が兎 …
川柳

[川柳鑑賞日記]補聴器を両手で受ける床屋さん/老沼正一

2025年5月4日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
この句を読んで、僕は「そうかっ」と唸ってしまった。当然、耳が不自由でも髪は伸びるし、床屋に行く必要がある。装着したままでは不便がある散髪。 …
川柳

[川柳鑑賞日記]思案する手持ちカードの上がり方/土方邦子

2025年5月4日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
カードの切り方ではなく、上がり方と作者は表現した。小心者の自分は、不安で仕方がない。この手札を出し、上がったと思ったら、まだその先には高い …
川柳

[川柳鑑賞日記]えいやーと5回となえて布団出る/徳永ひよこ

2025年5月4日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
布団に暮らしたい。たとえば好きな本を抱えて、たとえばおいしいお菓子を持ち込んで、たとえば世界中の映画を再生して。でも叶わず、冬の朝はやって …
川柳

[川柳鑑賞日記]誘われて散歩に出ると日がさした/井上恵美子

2025年5月4日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
闇の底に落ちたときでも、必ず、誰かが声をかけてくれる。自分の名を呼んでくれる。親はきっとそんな祈りをこめて僕たちに名を授けた。誘われるまま …
川柳鑑賞

[川柳鑑賞日記]曲がり角ばかり呼んでもいないのに/西村みなみ

2025年3月5日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
ため息で汚れそうな曲がり角を、軽やかに表現する。もちろん、それぞれの角には傷も涙もあったのだろうが、その都度、骨は強くなっていったのだろう …
川柳鑑賞

[川柳鑑賞日記]許すこと覚えた声が丸くなる/原正吾

2025年3月5日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
この世の中で一番難しいのは許すことなのではないかと思う。黒く赤く燃えた炎を消すことができず、僕の心はいつも虚しく汚い。それでも、いつか見返 …
川柳鑑賞

[川柳鑑賞日記]すぐ消える昭和家族のシャボン玉/宮本緑

2025年3月5日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
2025年は昭和100年に当たるそうだ。僕は昭和51年製のシャボン玉。父や母、弟や愛犬たちの記憶を閉じ込めて、屋根へゆっくりと昇る。父はり …
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短歌鑑賞

[短歌鑑賞]フェイクファー風を含んで湿りだす守りたいのは正しさじゃない/法橋ひらく

2015年6月22日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
フェイクファー風を含んで湿りだす守りたいのは正しさじゃない 法橋ひらく それはとても速くて永い (新鋭短歌シリーズ) べき …
短歌鑑賞

[短歌鑑賞]母と目が初めて合ったそのときの心でみんな死ねますように/岡野大嗣

2015年3月9日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
母と目が初めて合ったそのときの心でみんな死ねますように 岡野大嗣(twitter/blog「第2ファスナー」) サイレンと犀 (新鋭 …
短歌鑑賞

[短歌鑑賞]ならべるとひどいことばにみえてくる頑張れ笑え負けるな生きろ/岡野大嗣

2014年12月24日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
Amazonでサイレンと犀を購入すると、特典に安福望さんのポストカードがついてきた。安福望さんはこの本の装画と挿し絵を描いている方で、神戸の …
短歌鑑賞

[短歌鑑賞]自殺者の三万人を言いしときそのかぎりなき未遂は見えず/吉川宏志

2014年11月23日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
自殺者の三万人を言いしときそのかぎりなき未遂は見えず 吉川宏志 燕麦―吉川宏志歌集 (塔21世紀叢書) 新しい看板のまま、 …
短歌鑑賞

[短歌鑑賞]三月の十日の新聞手に取れば切なきまでに震災前なり/中村偕子

2014年10月25日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
三月の十日の新聞手に取れば切なきまでに震災前なり 中村偕子 変わらない空 泣きながら、笑いながら 東日本大震災を経験した五 …
no image 短歌鑑賞

[短歌鑑賞]トングにて肉の赤きを返しつつこの四半期をねぎらわれおり/松村正直

2014年10月10日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
トングにて肉の赤きを返しつつこの四半期をねぎらわれおり 松村正直(blog) 午前3時を過ぎて (塔21世紀叢書) 空想で …
短歌鑑賞

[短歌鑑賞]多すぎる言葉を払い落したらきれいな空が広がっていた/中畑智江

2014年10月3日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
多すぎる言葉を払い落したらきれいな空が広がっていた 中畑智江 同じ白さで雪は降りくる (新鋭短歌シリーズ15) 「愚痴なら …
短歌鑑賞

[短歌鑑賞]かの時に言ひそびれたる大切の言葉は今も胸に残れど/石川啄木

2014年9月1日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
かの時に言ひそびれたる大切の言葉は今も胸に残れど 石川啄木 一握の砂 血圧や呼吸、心拍を伝える集中治療室のモニター。僕たち …
短歌鑑賞

[短歌鑑賞]風鈴の思い出しては鳴っているあれはゆうべの星との会話/杉崎恒夫

2014年8月23日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
風鈴の思い出しては鳴っているあれはゆうべの星との会話 杉崎恒夫 パン屋のパンセ 縁側、冷たい水。蝉の声、高校野球の実況中継 …
短歌鑑賞

[短歌鑑賞]だまし絵に騙されあっていましたね でたらめにうつくしかった日々/笹井宏之

2014年8月20日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
だまし絵に騙されあっていましたね でたらめにうつくしかった日々 笹井宏之 てんとろり 放課後や夏休みは永遠に続くように思わ …
短歌鑑賞

[短歌鑑賞]新しい朝が来たけど僕たちは昨日と同じ体操をする/木下龍也

2014年5月28日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
新しい朝が来たけど僕たちは昨日と同じ体操をする 木下龍也(twitter) つむじ風、ここにあります 新しい朝という言葉に …
短歌鑑賞

[短歌鑑賞]助手席のクーラーからは八月の土のにおいが漏れて 遠雷/山崎聡子

2014年5月12日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
助手席のクーラーからは八月の土のにおいが漏れて 遠雷 山崎聡子(twitter) 手のひらの花火 歌人の穂村弘さんは、この …
短歌鑑賞

[短歌鑑賞]あと少しのぼれば空が見えますよ抱きしめているもの捨てなさい/東直子

2014年5月9日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
あと少しのぼれば空が見えますよ抱きしめているもの捨てなさい 東直子(twitter) 十階 短歌日記2007 荷を背負った …
短歌鑑賞

[短歌鑑賞]夕空が鳥をしずかに吸うように君の言葉をいま聞いている/大森静佳

2014年4月26日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
夕空が鳥をしずかに吸うように君の言葉をいま聞いている 大森静佳(twitter) 歌集 てのひらを燃やす (塔21世紀叢書)  …
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穂村弘さん監修の「はじめての短歌」に呻りっぱなし ~穂村弘さんってどんな人?

2014年4月19日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
「短歌で自己表現をしたい」「短歌がもっと上手になりたい」と思う人には最適な教科書であるのは勿論、穂村弘さんならではの文体が読み物としても面白 …
短歌鑑賞

[短歌鑑賞]Googleにホットスポット記されず北北東の風に吹かれる/天道なお

2014年4月15日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
Googleにホットスポット記されず北北東の風に吹かれる 天道なお(twitter/blog) NR 何年も通った校舎の前 …
短歌鑑賞

[短歌鑑賞]わたくしは水と炭素と少々の存在感で生きております/笹井宏之

2014年4月5日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
わたくしは水と炭素と少々の存在感で生きております 笹井宏之 ひとさらい 昨日歩いた道のどこかで見かけたタンポポの数を僕たち …
短歌鑑賞

[短歌鑑賞]さみしくて見にきたひとの気持ちなど海はしつこく尋ねはしない/杉崎恒夫

2014年3月13日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
さみしくて見にきたひとの気持ちなど海はしつこく尋ねはしない 杉崎恒夫 パン屋のパンセ 作者の杉崎さんは大正8年生まれ。20 …
短歌鑑賞

[短歌鑑賞]たくさんの孤独が海を眺めてた等間隔に並ぶ空き缶/木下龍也

2014年2月15日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
たくさんの孤独が海を眺めてた等間隔に並ぶ空き缶 木下龍也 つむじ風、ここにあります ソチ五輪のフィギュアスケートで日本男子 …
no image 短歌鑑賞

[短歌鑑賞]降りだせる雨に気づけるきみを見て恋の終わりを予感しており/小島なお

2014年1月20日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
降りだせる雨に気づけるきみを見て恋の終わりを予感しており 小島なお サリンジャーは死んでしまった クロージングやデート。  …
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[短歌鑑賞]真実がもしも山なら君たちが登ったところで徒労ではない/中島裕介

2014年1月12日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
真実がもしも山なら君たちが登ったところで徒労ではない 中島裕介 もしニーチェが短歌を詠んだら 効率のいい方法、近道。  …
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[短歌鑑賞]あまたなる人の患ひのもととなりし海にむかひて魚放ちけり/今上天皇(平成)

2014年1月10日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
あまたなる人の患ひのもととなりし海にむかひて魚放ちけり 今上天皇(平成) 天皇陛下:水俣など訪問地を題材に短歌 天皇陛下は …
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[短歌鑑賞]たっぷりと春を含んだ日溜まりであなたの夢と少し繋がる/笹井宏之

2014年1月9日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
たっぷりと春を含んだ日溜まりであなたの夢と少し繋がる 笹井宏之 えーえんとくちから 理論は統計で、統計は感情や思惑の積み上 …
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[短歌鑑賞]知り合いの勝手に動く掃除機を持っていそうな暮らしをおもう/吉田恭大

2014年1月7日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
知り合いの勝手に動く掃除機を持っていそうな暮らしをおもう 吉田恭大 短歌研究 2013年11月号 スタートラインは同じだっ …
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[短歌鑑賞]この街が廃墟になっても後ろ手に空を見上げたままなのでしょう/東直子

2014年1月2日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
この街が廃墟になっても後ろ手に空を見上げたままなのでしょう 東直子 十階 短歌日記2007 明石駅に降り立った父は、ホーム …
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[短歌鑑賞]そのゆびが火であることに気づかずに世界をひとつ失くしましたね/笹井宏之

2013年12月20日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
そのゆびが火であることに気づかずに世界をひとつ失くしましたね 笹井宏之 え-えんとくちから 「人それぞれ」とお題目のように …
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[短歌鑑賞]忘れてはならぬ何かを念のため記したはずのあのメモがない/小島ゆかり

2013年12月16日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
忘れてはならぬ何かを念のため記したはずのあのメモがない 小島ゆかり 純白光 短歌日記2012 忘れっぽい人のことを集中力や …
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