川柳 【川柳】初七日の後 骨壷と丸い背と ばた 2008年3月1日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 「これまで」の区切りがついて。ふと、「これから」の風が流れた。桜の校門胸に抱いた希望のようなどんな明るい未来を抱くというのだろう。何も語らず、何も聞こえず。ふと、「これから」の風を …
雑記 Before After, 30年後の加齢臭。 2008年2月29日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 いろんな方に心配していただき、ありがとうございます。大丈夫です、元気です。普通に仕事、一生懸命頑張っております。今日は久々に、大量の納品をツ …
雑記 折れないでいる、ここからの、これからの。 2008年2月27日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 心配を「心配だ」と口にして、自分を凹ませていくのも辛い。今は、仕事の忙しさに身を任せて、お役に立ちたいという奉仕の気持ちで自分を奮い立たせていこうと思った。考えてやれること、は、き …
雑記 手術直後、待合室で白くなった。 2008年2月26日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 2時間で終わるはずの手術。4時間半の闘い。父の心臓は、血管は、想像以上に弱っていて、手術は不完全な結果に終わってしまった。予後は不良であることを医者に告げられた。16年以上の人工透 …
雑記 雪だるまに会いたい。 2008年2月25日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 土曜日。一人で済ますことの多い土曜日のランチ。いつも行くラーメン屋の前に車を停めていると、青虫たちの取り締まりが始まってしまった!(汗)出来上がってきたばかりのラーメンをそのままに …
雑記 ダトウメザマシドケイ。 2008年2月23日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 花粉症爆発。むず痒さで集中力が出ない。周囲にも苦しみ始めた人がチラホラ。憂鬱。冬の舞い戻る予報にときめく。雪だるま、祈、今度こそ。うん百万という損を出したライブドアショック。黒字に …
雑記 神戸元町、南京町。 2008年2月21日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 打ち合わせ帰り。コーヒーご馳走になりました。ありがとうございました。肉まんやラーメン、美味しそうな匂いに誘われています。お腹空くなぁ…。 …
雑記 てっぺんまでもうすぐ。 2008年2月21日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 数日悩んで停滞していた開発の部分がうまく動作するようになった。少しだけ緊張から解き放たれて、昨日は、2時間ほどだが、質のいい睡眠を得られたように思う。 今日になって、さらに幾つかの …
川柳 【川柳】もう誰も怒ってくれぬ夕茜 ばた 2008年2月21日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 叱ってくれる人を大切にしたい。叱られて反省のできる、器を持ちたい。夕焼け小焼け、発展途上。こころ、からっぽの場所、身にしみて、照らされて。ありがたくて、ひとりじゃなくて。=== …
雑記 もっと上、あ、そこそこ ― 痒い所に手を伸ばせ。 2008年2月20日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 ― 今までの当たり前は、今日からの当たり前とは限らないそういうもんだし、そういうことも有り得る。にんげんは、心変わりする生き物だ。とか、なん …
川柳 【川柳】やられては笑ってくれた 鬼は外 ばた 2008年2月20日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 笑い声に満ちた景色ほど いま懐かしくて切なくてそんな空気を作ってくれていたことにやっと気付いて 気付かなくてこれまでを ゴメンね また きっ …
雑記 つまり、ボクの、持ちネタのような。 2008年2月19日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 とうきょうとっきょきょかきょきょ。となりのきゃくはよくかきくうきゃきゃきゃ。…疲れてるせいだね。 …
川柳 【川柳】ランドセル抱いて 百人祈る母 ばた 2008年2月19日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 誰にいじめられるでもなく誰を傷付けるでもなくどんな笑顔のときにもどんな悲しみに触れるときにもよこに まわりに そばに ずっと温もりの宝もの …
雑記 悪性リンパ腫の闇を抜けて。 2008年2月18日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 ひたすらプログラム。ようやく、大きな山を越えた感じ。細かい問題を潰して、微調整していけばゴールは見えてくるのかな。そして今度は、その作ったシステムで表示する莫大な量のデータを入力し …
川柳 【川柳】君が好き そして欠伸の移る距離 ばた 2008年2月18日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 告白の勇気、そばにいる安堵。くつろいだ温度、高まる期待。やっぱり、やっぱり、君が好き。君のそばで良かった、君のそばで良かった。=== 【入 …
雑記 そして、僕の鼻に異変が起こった。 2008年2月17日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 すでに症状の出始めた花粉症。予報で報じられるようになるよりも先に、僕の鼻は鈍感力を発揮しない。憂鬱な時期、雪だるまの予報にときめくことも終わりかなぁ。画面を睨んで、唸りつづけて。パ …
川柳 【川柳】膝を曲げ今日のドラマを聞いてやる ばた 2008年2月17日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 一緒に笑って、怒って、泣いて。おんなじようにしてくれたから、優しくなれました。その高さにいてくれたことが、いま、とても懐かしく、温かいのです …
雑記 走り抜けていく、一週間。 2008年2月16日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 会社に、新しいMacを一台購入。設備投資、人件費、社会保険、法廷福利。仕入れや機材に関係する費用… 経営って、お金がかかります。支払いがなければ、経営って楽なのに(当たり前)。日の …
川柳 【川柳】父さんに似た人ですと言う正座 ばた 2008年2月16日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 ぐぅ、そう言われてしまってのヘの字。だって、あんなに小さかったのに。ずっと、こんなに大切にしてきたのに。だめだなぁ男って、まるで、クイズに困 …
雑記 学級委員長選挙、はじめての公約。 2008年2月15日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 「任期の間、誰よりも早く教室にやってきて、皆に挨拶をします。 皆に事故がないよう、クラスを見守ります」生まれてはじめての選挙。 掲げた公約。小学校2年生の一学期。僕の始まり、約束へ …
川柳 【川柳】転移した場所を静かに撫でていた ばた 2008年2月15日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 なぜ? を声に出すこともなく。静かに、祈りを込めて。手のひらの「どうか」。ココロからの「どうか」。=== 【掲載】転移した場所を静かに撫で …
雑記 ピアノと言葉と脳みそと。 2008年2月14日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 集中力なんて、そんなに長続きするわけもなく。週末に自宅で仕事をしている時などは、時折気分転換に2階の部屋に置いてあるキーボードとにらめっこ。適当に指を遊ばせていると、浄化されていく …
川柳 【川柳】それぞれの秘密を消していく火葬 ばた 2008年2月14日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 それを罪悪と呼ぶ人もありましょうが。それを守り通せたことに、少しばかり敬意を表して。良かったね、だとか、今度こそはね、だとか。悪戯な想い。僕 …
雑記 うちの会社のブーム。 2008年2月13日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 新開地のラーメン屋『豚の助』。濃厚なとんこつスープ、だけど、なぜかさっぱりした後味。病み付きになります。うちのメンバーおすすめのお店。 …
雑記 バグ取りに丸一日以上。 2008年2月13日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 たった一つの『改行』が、プログラムの動作をおかしくしていました。見つけるまで丸一日以上かかった。今夜は眠れそうです。 …
雑記 三十肩(じゃないけど、ってあるんだろうか)。 2008年2月12日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 朝から入力、原稿書き、調べ物。以前にも入力の連続で指を痛めたことがあったけれど、今回は胸のあたりから、肩、肘にかけて痛むようになってしまった。ここ2週間ほど連日画面と睨めっこ。多少 …
雑記 年度末の流れに乗れますように。 2008年2月11日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 週明けの段取りを意識して、夕方から、ひたすら仕事。気がつけば午前三時半。ここ二週間ほど、ずっと入力作業を繰り返しているので、肩と腕の具合が悪い。 昨日、風呂で癒したはずのエネルギー …
雑記 チョコ来たる。 2008年2月10日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 わざわざ家まで持ってきてくれました。とっても美味しそう。手作りを、ほんとにどうも、ありがとう。ちいさくて、やさしい、お姫様へ。 …
雑記 連休初日…。 2008年2月9日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 連休初日は持ち帰った仕事に向き合うこともなく、ひたすら寝てました… 夜から、スーパー銭湯にておっさんモード。 知らないおっちゃんと、今年清原が活躍するかについて、熱く語らいました。 …
川柳 [川柳鑑賞日記]山ひとつ越えると見えてくる虹だ/長谷川酔月 2026年3月9日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 幼少のころからずっと、海の街に暮らしている。だから時々、山あいの集落を訪れて稜線に沈む夕日を見ていると、こんなにも早く夜が来るのだと驚いて …
川柳 [川柳鑑賞日記]痛いのが飛んで行かない歳になり/住川ふみえ 2026年3月9日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 頸椎ヘルニアでリハビリに通い、コロナで重篤化して命を落としかけた四十代。すると先輩が言った。「五十代はもっとだぞ」「え?」- いろんなおま …
川柳 [川柳鑑賞日記]流れ星少しゆっくり流れてよ/竹村晴子 2026年3月9日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 山の斜面に仰向けになって、朝までずっと流れ星を数えていたことがある。「わぁ」とか「流れたっ」とか。僕たちは歓声をあげるばかりで、なに一つ願 …
川柳 [川柳鑑賞日記]あなたより一日先に逝くつもり/吉田佐知 2026年3月9日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 本当に人を愛しぬいた人だけがたどり着ける境地だと思う。先に逝きすぎるのも悲しい、先に逝かれるのも寂しい。だから一日だけ先に呼ばれて、意地悪 …
川柳 [川柳鑑賞日記]平凡が僕を自由にしてくれる/平松直樹 2026年3月9日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 僕はそのとき、腕時計やゴルフクラブを自慢しあう経営者たちの集まりにいて、どうにも窮屈で仕方がなかった。肩書きたちは、高い景色を競い合って僕 …
川柳 [川柳鑑賞日記]不器用な嘘を並べた見舞い客/池田豊子 2026年3月9日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 拙句に「神様はどこ 病室に嘘ばかり」がある。そう、どの病室にも優しい嘘が満ちているのだ。僕たちはそれを分かりながら、会話の表面をすべるよう …
川柳 [川柳鑑賞日記]生きている証に今日もゴミが出る/渡辺閑牛 2026年3月9日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 生きた証を刻みたいとロック歌手のように願ったことは、誰にだってあるだろう。でもなるほど、日々を過ごせばゴミは出る。その山を眺めるということ …
川柳 [川柳鑑賞日記]このポスト撤去と書かれ棒となる/田辺羽子 2026年3月9日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 1997年に37.1億件の取り扱いがあった年賀状も、今では7億件を下回ったそうだ。スマホやSNSで簡単につながることができるようになって、 …
川柳 [川柳鑑賞日記]後一度一から始めたいのです/吉田佐知 2026年3月9日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 下げる頭はチャンスをもらうためにある。失敗はあって当然。何度でも挑む人が好きだし、何度でも赦したいと思う。もちろん、ゆるすのは許されたいと …
川柳 [川柳鑑賞日記]タッチして下さい私咲いてます/辰巳和子 2026年3月9日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 ここにいて咲いている自分という存在に、向いてくださいだと控え目すぎる。とはいえ、触れてくださいでは直接的すぎる。そこで「タッチ」という表現 …
川柳 [川柳鑑賞日記]ヒマワリの迷路に僕のひみつ基地/戸田わか子 2026年3月9日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 数えきれない太陽たちが僕のひみつ基地を覗く。高さに囲まれて、土と草の匂いのなかで覚えた緊張を、僕は今でも生々しく覚えている。蝉たちは太陽を …
川柳 [川柳鑑賞日記]ポケットに入れたつもりの秋がない/湊利隆 2026年1月9日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 物理的にはポケットは小さなものであるが、心の空洞は広く大きく寂しくて、さて、作者はどんな記憶を季節に流してしまったのだろう。ときは残酷に過 …
川柳 [川柳鑑賞日記]いい加減そんな私に窓がある/大高正和 2026年1月9日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 気負い過ぎるのでもなく、出鱈目に生きるのでもなく、適度に生きると光が差し込むのである。風が吹き込むのである。星が覗くのである。でも、どうだ …
川柳 [川柳鑑賞日記]平仮名であなたと書いた手の微熱/樋口美佐子 2026年1月9日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 想い人の名を呼んでみたり、呼び方を考えてみたり。3cmだけ近づく言葉でも、体温は一気に上昇する。もう過去形になってしまった火照りが手のひら …
川柳 [川柳鑑賞日記]また一つ石積み終えて明日を待つ/中野妙子 2026年1月9日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 急がず、誤魔化さず、今日を生きて、今日の高さに立つ。知人が「人生の後半を丁寧に生きたい」と話していたが、今日を生き切った証明を積み上げて、 …
川柳 [川柳鑑賞日記]神様に祈る言葉に嘘はない/川村やまと 2026年1月9日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 母が大病を患って手術を受けることになった。待合室、僕は世界中の神さまに聞いて命の続きを願った。誰かを想う、誰かを祈る。そのとき、ひとはこん …
川柳 [川柳鑑賞日記]逃げ水を追うた ひとりが寂しくて/長島敏子 2025年11月7日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 生まれてからずっと明石に暮らしている。つまり、街のあちこちに残像があって、僕は以来、そしてこれからもずっと蜃気楼のように浮かぶ映像と生きて …
川柳 [川柳鑑賞日記]永らえて言えない事と言える事/こやまひろこ 2025年11月7日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 「西端くんはSNSに何でも書くよね」と言われることがある。まさか。千切られた痛みや苦しみを綴ることはあっても、契られた甘い蜜の話は胸に閉じ …
川柳 [川柳鑑賞日記]句を詠めば子どもの頃の夢を見る/山本健一 2025年11月7日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 むかし流行った曲を聴くと、あの頃のにおいが一瞬でよみがえってくる。川柳を詠むことも同じ。あまく優しい風が待っているドアの向こうを訪れて、父 …
川柳 [川柳鑑賞日記]でも・だけど言葉飲み込み別の道/山尾ふたば 2025年11月7日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 あ、しまった、また否定語から入ってしまったと相手の眉間の皺を見て気が付くことがある。追い風の前髪はどこにでもあるのに、それを遠ざけるような …
川柳 [川柳鑑賞日記]万の数知らない吾の歩数計/山辺和子 2025年11月7日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 万歩計なのに万の数を知らないという着目が楽しすぎた、こんな発見のできる視点を持ち合わせたいなあ、なんて、思わず自分も世界を注視してしまった …
川柳 [川柳鑑賞日記]犬の目で歩けば犬に恋をする/田辺与志魚 2025年10月6日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 僕たちは僕たちの高さで世界を見てしまう。たとえば今日、土はどんな温度を携えて花を抱いていただろう。空はどんな色をして、雲を許していただろう …
川柳 [川柳鑑賞日記]旧姓に戻りましたと来るメール/谷口修平 2025年10月6日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 ただそれだけの事実、でも想像してしまう。どうしてそれを僕に伝えて来るのだろう、君には今、何が足りないのだろう。身勝手な空想にひとり、体温を …
川柳 [川柳鑑賞日記]帰省する孫に自慢の掲載紙/津倉てつや 2025年10月6日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 コピーライターとして文章を書き、印刷屋として紙に軌跡を残す仕事をしている。三大発明のひとつが活版印刷だと言われるのは、つまり、僕たちは「残 …
川柳 [川柳鑑賞日記]秋彼岸化けて出るなと数珠を揉む/矢野野薫 2025年10月6日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 ふふ、と笑ってしまった。墓前に思慕を詠む句は多いが、作者には思い当たることがあり数珠を揉んだのである。何をしてしまったのだろう。清らかに生 …
川柳 [川柳鑑賞日記]ほの明かり潜んでないで出ておいで/西島とこ 2025年10月6日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 希望という言葉をどんな表現に置き換えるか、置き換えないのか。僕たち詩人は試されている。さて、作者は、それを「ほの明かり」と表現した。擬人化 …
川柳 [川柳鑑賞日記]晩学の今は青春いろはにほ/朝岡えりか 2025年10月6日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 晩学という言葉を青春という色で裏返しにしてしまう躍動、いろはにほと表現する軽やかさ。僕は詩に寒色を足してしまいがちなので、こんな句の姿勢に …
川柳 [川柳鑑賞日記]秘密裏の動きを月に覗かれる/関つね子 2025年10月6日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 森の中にあるベンチ、見上げれば月。「ずっと」という約束を交わした青い日の記憶。瞳を閉じ合ってしばらくすると、秘密を知った月がすこしだけ、西 …
川柳 [川柳鑑賞日記]五欲まだ捨てる気はない風は初夏/辰巳和子 2025年8月4日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 禁欲に背を向ける宣言を初夏にする。追い風を身に纏って人間らしく生きられる人は本当に素敵だと思う。悟ったような顔をした大人には、僕はどうして …
川柳 [川柳鑑賞日記]約束が出来れば羽根が生えてくる/土方邦子 2025年8月4日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 僕は僕という人間にこれっぽっちも自信がなくて、誰かに誘われ、約束ができると居場所ができたようで嬉しくなる。ひとに与えられる約束はなんて安寧 …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]フェイクファー風を含んで湿りだす守りたいのは正しさじゃない/法橋ひらく 2015年6月22日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 フェイクファー風を含んで湿りだす守りたいのは正しさじゃない 法橋ひらく それはとても速くて永い (新鋭短歌シリーズ) べき …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]母と目が初めて合ったそのときの心でみんな死ねますように/岡野大嗣 2015年3月9日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 母と目が初めて合ったそのときの心でみんな死ねますように 岡野大嗣(twitter/blog「第2ファスナー」) サイレンと犀 (新鋭 …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]ならべるとひどいことばにみえてくる頑張れ笑え負けるな生きろ/岡野大嗣 2014年12月24日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 Amazonでサイレンと犀を購入すると、特典に安福望さんのポストカードがついてきた。安福望さんはこの本の装画と挿し絵を描いている方で、神戸の …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]自殺者の三万人を言いしときそのかぎりなき未遂は見えず/吉川宏志 2014年11月23日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 自殺者の三万人を言いしときそのかぎりなき未遂は見えず 吉川宏志 燕麦―吉川宏志歌集 (塔21世紀叢書) 新しい看板のまま、 …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]三月の十日の新聞手に取れば切なきまでに震災前なり/中村偕子 2014年10月25日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 三月の十日の新聞手に取れば切なきまでに震災前なり 中村偕子 変わらない空 泣きながら、笑いながら 東日本大震災を経験した五 …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]トングにて肉の赤きを返しつつこの四半期をねぎらわれおり/松村正直 2014年10月10日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 トングにて肉の赤きを返しつつこの四半期をねぎらわれおり 松村正直(blog) 午前3時を過ぎて (塔21世紀叢書) 空想で …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]多すぎる言葉を払い落したらきれいな空が広がっていた/中畑智江 2014年10月3日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 多すぎる言葉を払い落したらきれいな空が広がっていた 中畑智江 同じ白さで雪は降りくる (新鋭短歌シリーズ15) 「愚痴なら …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]かの時に言ひそびれたる大切の言葉は今も胸に残れど/石川啄木 2014年9月1日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 かの時に言ひそびれたる大切の言葉は今も胸に残れど 石川啄木 一握の砂 血圧や呼吸、心拍を伝える集中治療室のモニター。僕たち …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]風鈴の思い出しては鳴っているあれはゆうべの星との会話/杉崎恒夫 2014年8月23日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 風鈴の思い出しては鳴っているあれはゆうべの星との会話 杉崎恒夫 パン屋のパンセ 縁側、冷たい水。蝉の声、高校野球の実況中継 …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]だまし絵に騙されあっていましたね でたらめにうつくしかった日々/笹井宏之 2014年8月20日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 だまし絵に騙されあっていましたね でたらめにうつくしかった日々 笹井宏之 てんとろり 放課後や夏休みは永遠に続くように思わ …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]新しい朝が来たけど僕たちは昨日と同じ体操をする/木下龍也 2014年5月28日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 新しい朝が来たけど僕たちは昨日と同じ体操をする 木下龍也(twitter) つむじ風、ここにあります 新しい朝という言葉に …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]助手席のクーラーからは八月の土のにおいが漏れて 遠雷/山崎聡子 2014年5月12日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 助手席のクーラーからは八月の土のにおいが漏れて 遠雷 山崎聡子(twitter) 手のひらの花火 歌人の穂村弘さんは、この …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]あと少しのぼれば空が見えますよ抱きしめているもの捨てなさい/東直子 2014年5月9日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 あと少しのぼれば空が見えますよ抱きしめているもの捨てなさい 東直子(twitter) 十階 短歌日記2007 荷を背負った …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]夕空が鳥をしずかに吸うように君の言葉をいま聞いている/大森静佳 2014年4月26日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 夕空が鳥をしずかに吸うように君の言葉をいま聞いている 大森静佳(twitter) 歌集 てのひらを燃やす (塔21世紀叢書) …
短歌鑑賞 穂村弘さん監修の「はじめての短歌」に呻りっぱなし ~穂村弘さんってどんな人? 2014年4月19日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 「短歌で自己表現をしたい」「短歌がもっと上手になりたい」と思う人には最適な教科書であるのは勿論、穂村弘さんならではの文体が読み物としても面白 …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]Googleにホットスポット記されず北北東の風に吹かれる/天道なお 2014年4月15日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 Googleにホットスポット記されず北北東の風に吹かれる 天道なお(twitter/blog) NR 何年も通った校舎の前 …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]わたくしは水と炭素と少々の存在感で生きております/笹井宏之 2014年4月5日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 わたくしは水と炭素と少々の存在感で生きております 笹井宏之 ひとさらい 昨日歩いた道のどこかで見かけたタンポポの数を僕たち …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]さみしくて見にきたひとの気持ちなど海はしつこく尋ねはしない/杉崎恒夫 2014年3月13日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 さみしくて見にきたひとの気持ちなど海はしつこく尋ねはしない 杉崎恒夫 パン屋のパンセ 作者の杉崎さんは大正8年生まれ。20 …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]たくさんの孤独が海を眺めてた等間隔に並ぶ空き缶/木下龍也 2014年2月15日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 たくさんの孤独が海を眺めてた等間隔に並ぶ空き缶 木下龍也 つむじ風、ここにあります ソチ五輪のフィギュアスケートで日本男子 …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]降りだせる雨に気づけるきみを見て恋の終わりを予感しており/小島なお 2014年1月20日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 降りだせる雨に気づけるきみを見て恋の終わりを予感しており 小島なお サリンジャーは死んでしまった クロージングやデート。 …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]真実がもしも山なら君たちが登ったところで徒労ではない/中島裕介 2014年1月12日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 真実がもしも山なら君たちが登ったところで徒労ではない 中島裕介 もしニーチェが短歌を詠んだら 効率のいい方法、近道。 …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]あまたなる人の患ひのもととなりし海にむかひて魚放ちけり/今上天皇(平成) 2014年1月10日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 あまたなる人の患ひのもととなりし海にむかひて魚放ちけり 今上天皇(平成) 天皇陛下:水俣など訪問地を題材に短歌 天皇陛下は …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]たっぷりと春を含んだ日溜まりであなたの夢と少し繋がる/笹井宏之 2014年1月9日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 たっぷりと春を含んだ日溜まりであなたの夢と少し繋がる 笹井宏之 えーえんとくちから 理論は統計で、統計は感情や思惑の積み上 …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]知り合いの勝手に動く掃除機を持っていそうな暮らしをおもう/吉田恭大 2014年1月7日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 知り合いの勝手に動く掃除機を持っていそうな暮らしをおもう 吉田恭大 短歌研究 2013年11月号 スタートラインは同じだっ …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]この街が廃墟になっても後ろ手に空を見上げたままなのでしょう/東直子 2014年1月2日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 この街が廃墟になっても後ろ手に空を見上げたままなのでしょう 東直子 十階 短歌日記2007 明石駅に降り立った父は、ホーム …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]そのゆびが火であることに気づかずに世界をひとつ失くしましたね/笹井宏之 2013年12月20日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 そのゆびが火であることに気づかずに世界をひとつ失くしましたね 笹井宏之 え-えんとくちから 「人それぞれ」とお題目のように …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]忘れてはならぬ何かを念のため記したはずのあのメモがない/小島ゆかり 2013年12月16日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 忘れてはならぬ何かを念のため記したはずのあのメモがない 小島ゆかり 純白光 短歌日記2012 忘れっぽい人のことを集中力や …