川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
雑記

2021/4/21、コロナ緊急入院直前にFacebookに書いたこと

2022年4月21日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
胸にざらついた感覚が広がったと思うと、瞬く間にパルスオキシメーターの数値が悪化。 この数値以下になったら保健所に連絡をくださいと言わ …
雑記

新型コロナウイルスに感染した経験を持つ自分が、3回目のコロナワクチンを接種すると副反応はどうだったのか覚え書き。

2022年4月5日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
コロナウイルスワクチン3回目。ファイザー→ファイザーと来て、今回もまたファイザーです。 https://www.senryu575 …
雑記

西端くんが進級できて、中西くんが進級できなかった理由

2022年3月10日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
3月10日。 https://twitter.com/bata/status/1501716721870471168?s=21  …
雑記

明石の有名人! 下駄でフルマラソンギネス記録保持者、福浪弘和さんに出逢いましたよー。

2022年3月5日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
明石の有名人、福浪弘和さんに出逢いました。 福浪弘和さん 福浪弘和さんは下駄でフルマラソンに挑戦され、その偉業がギネスブックに …
雑記

兵庫県立明石公園の樹木伐採の現状について【2022年3月2日撮影】

2022年3月2日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
兵庫県立明石公園の樹木伐採が議論になっています。 https://www.kobe-np.co.jp/news/akashi/202 …
雑記

京都外国語大学経由、嵐山大覚寺行き京都市営バス。僕は運転手のYさんのおかげで卒業できた。

2022年2月27日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
嵐山・大覚寺行きの京都市営バスは28系統。9時の授業に間に合うように、当時僕たちは8時37分京都駅始発のバスに乗って大学へと向かった。大学前 …
同友会

中小企業家同友会の勉強会で、特別支援学校の見学会へ

2021年12月15日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
特別支援学校の授業見学に参加してきた、すごく良かった。 障がい者雇用をするかしないかという二択ではなく、するとしたら …
雑記

500円玉を探して

2021年12月14日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
毎回「おぉぉ、500円玉落ちてる?」と思ってしまう自分から卒業したい。  …
雑記

元気であればこそ

2021年12月14日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
ばあちゃんの命日が近いので、叔母の家で食事。みんな揃ったのは何年振りだろうね。元気であればこそ、今があって未来がある。祖母も父も犬たちも、みんな一緒にいてくれたに違いない …
雑記

明石城の守護神、鬼門の位置にある素盞嗚神社(天王神社)

2021年8月27日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
明石城の鬼門の位置(北東)にある素盞嗚神社(すさのおじんじゃ)。通称名は天王神社。江戸時代に明石城の守護神として建立されたと言われています。 …
雑記

病院の主に俺はなる 〜目のレーザー治療が始まった

2021年8月14日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
目のレーザー治療が始まった。 がちゃこんがちゃこんと、向き合って僕の目を覗く先生がレーザーを照射していく。瞼を閉じないように挿入されたレン …
雑記

新型コロナウイルスに感染した経験を持つ自分が、コロナ​ワクチンを接種すると副反応はどうだったのか覚え書き。

2021年7月29日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
7月29日、今日は二回目のコロナウイルス、ワクチン接種。 コロナに感染した人は二回目のワクチンを受ける必要はないのではないかとか、副反 …
no image 雑記

目に注射、はじめての体験。

2021年6月30日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
月曜日から右目の治療が始まった。 注射、目に注射。怖かった。その瞬間は全身が岩になっていた。「死後硬直みたいですよね、生きてるけど」とか、思う余裕も言える余裕も全くなかった。終わ …
no image 雑記

コロナから2ヶ月、目の治療を受けていくことになりました。

2021年6月27日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
アイのある毎日、大切ですよね。 コロナになってから2ヶ月以上が経ちました。その後も後遺症で苦しんだり、コロナ差別で悲しい気持ちになったり、 …
no image 雑記

これまでのことを、これまで以上に来年も。

2020年12月31日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
父は365日店を開いていたので、「仕事を納める」という概念がうちにはなかった。正月はそごうや大丸で買い物をした人たちが、商店街を歩いて神戸駅のほうへと向かう。呼び込んで店をにぎやか …
no image iPhone/モバイル/PC/NET

文字入力専用マシン、ポメラDM200のある生活

2020年12月5日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
ポメラという、文字入力専用の機械を使っている。 いまどきネットにも繋がらない不便な機械だ。液晶もカラーではなく白黒、音楽も動画も楽しめ …
雑記

死にたいと言った父の気持ちと、生きていけるという自負と

2020年12月1日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
とにかくずっと体調が良くなくて、そういえば、父も同じような病状で苦しんでいたことを思い出す。 当時の父の年齢と今の自分の年齢を重ねると符合 …
雑記

TwitterでASKAさんにフォローしてもらえた日。

2020年10月12日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
タイトルがすべて。 ちょっとずつフォロー返しをされているのは知っていたのだけれど、フォロバされているお友だちを横目に、自分にはご縁はな …
雑記

手のひらには鉄棒の錆、毎日海岸で行うリハビリ。

2020年10月11日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
「たまに、痛そうな振りをするね」と言われる。実際は、痛み止めが効かない瞬間があるだけなのに。 ユーモアも、度が過ぎるとナイフになる。心身の …
no image 雑記

苦手な人がいる、苦手な人の誤植を見つけてしまった自分がいる、試されている

2020年9月21日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
自分の器を見ている。 昔、自分の心をズダズダにされるようなことがあって、挙げ句の果てに、お金まで払わされるという不条理な出来事があった。  …
no image 雑記

誕生日にお祝いメッセージをくださった全国カルビ愛好家のみなさまへ

2020年9月17日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
焼き肉食べ放題で「うほほー、カルビじゃー。がっつり食うぞー。元を取るまで食べたるねん。牛が泣いて詫びてくるまで食べ続けたるねん」と張り切った …
雑記

瞳孔散大、自律神経失調症のこと

2020年9月13日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
真ん中を占めた夏が、朱色の空気にやさしく仕舞われていく。気温はもう30度に届かないくらいを示していて、昨日の歓声はうんと遠くへ運ばれてしまった。 人生三度目のろっ骨骨折。  …
no image 雑記

人生三度目の肋骨骨折。頸椎椎間板ヘルニアのその後。

2020年9月5日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
肋骨を骨折。三度目。 正確には軟骨らしいんだけど、ひとに伝えるときには「肋骨」と書いた方が分かりやすいよね。あと、骨折といってもポキッ …
no image 雑記

村田先生へ私信

2020年9月5日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
こちらのフォームからご連絡ください。 焼き鳥いきましょう。  …
no image 同友会

同友会のブログを監修していくことになったこと、手間を減らすことには積極的に投資をしたいということ

2020年7月11日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
新しい期がスタートして10日が経った。 8勝2敗で勝ち越したけど、その2敗で50失点くらいしたような7月上旬だった。— 西 …
業務日記

経営者になって15年、僕は歯磨き粉に奇跡を起こしながらTポイントを眺める

2020年7月1日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
2020年7月1日、経営者になって15年が経った。 特に生活が楽になったわけでもない。コンビニで買うアメリカンドッグは根元のカリカリした部 …
sabaku 雑記

想像は暴走をするから、はじまりは自分にあることを決める

2020年5月25日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
司会といっても、流暢に話すようなそれではなく、僕の場合は盛り上げ役でやるようなものなのですが。 それでも、お引き受けした以上は色々考えます …
water 雑記

霊感商法5年資金繰り論 ~霊感商法という言葉が法律用語になった日

2020年4月27日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
「まったくもう、新型コロナウイルスのせいで移動の自粛を求められているのに出歩くだなんて、意識が低いんじゃないですか? 自分なんて、在来線にす …
sea 雑記

溺れている君を助けてやることもできない

2020年4月25日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
転んだ。 頸椎椎間板ヘルニアになって以来、僕は肩と腕が不自由で、たとえばドアを引いて開いたり、物を引き寄せたりする動作を苦手とする。 そんな不自由を常態とする自分が、転 …
UFO 雑記

僕というイケメンが、ある日UFOに乗ってやってきた宇宙人に奪われた日の話。

2020年4月12日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
人生で二度、布団をかぶって怯えたことがある。 阪神淡路大震災の揺れ。恐ろしかった。 何が起こっているのか分からず、家を揺らすドッキリ …
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川柳

[川柳鑑賞日記]見守っていよう翼が乾くまで/朝岡えりか

2025年5月4日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
うんと若かったころの話。当時付き合っていた彼女から別れの電話があった。「いやだぜったい、いやだよぜったい」。叫ぶようにして泣いた僕の声を、 …
川柳

[川柳鑑賞日記]沈丁の香に恋慕またよみがえる/小島松太

2025年5月4日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
五感はいつかの時代にリンクしている。たとえば流行った音楽、たとえば学生街の食堂。僕はそうだ。五月のベンチの至近距離で、リンスの香りに魅了さ …
川柳

[川柳鑑賞日記]深掘りをすれば傷つく人がいる/藤本美知恵

2025年5月4日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
孤独の部屋にいて、聞いてほしいと思うことがある。ただし傷つきやすい僕である。どうしてそうなったの、どうしてこうしなかったのと理由を問うこと …
川柳

[川柳鑑賞日記]亀さんは寝ている兎起こさない/川村やまと

2025年5月4日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
これは真理であって、先にゴールを目指す僕たちは、自分の意思で寝てしまった兎を起こすような真似はしないのだ。でも、だから、考えてみた。僕が兎 …
川柳

[川柳鑑賞日記]補聴器を両手で受ける床屋さん/老沼正一

2025年5月4日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
この句を読んで、僕は「そうかっ」と唸ってしまった。当然、耳が不自由でも髪は伸びるし、床屋に行く必要がある。装着したままでは不便がある散髪。 …
川柳

[川柳鑑賞日記]思案する手持ちカードの上がり方/土方邦子

2025年5月4日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
カードの切り方ではなく、上がり方と作者は表現した。小心者の自分は、不安で仕方がない。この手札を出し、上がったと思ったら、まだその先には高い …
川柳

[川柳鑑賞日記]えいやーと5回となえて布団出る/徳永ひよこ

2025年5月4日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
布団に暮らしたい。たとえば好きな本を抱えて、たとえばおいしいお菓子を持ち込んで、たとえば世界中の映画を再生して。でも叶わず、冬の朝はやって …
川柳

[川柳鑑賞日記]誘われて散歩に出ると日がさした/井上恵美子

2025年5月4日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
闇の底に落ちたときでも、必ず、誰かが声をかけてくれる。自分の名を呼んでくれる。親はきっとそんな祈りをこめて僕たちに名を授けた。誘われるまま …
川柳鑑賞

[川柳鑑賞日記]曲がり角ばかり呼んでもいないのに/西村みなみ

2025年3月5日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
ため息で汚れそうな曲がり角を、軽やかに表現する。もちろん、それぞれの角には傷も涙もあったのだろうが、その都度、骨は強くなっていったのだろう …
川柳鑑賞

[川柳鑑賞日記]許すこと覚えた声が丸くなる/原正吾

2025年3月5日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
この世の中で一番難しいのは許すことなのではないかと思う。黒く赤く燃えた炎を消すことができず、僕の心はいつも虚しく汚い。それでも、いつか見返 …
川柳鑑賞

[川柳鑑賞日記]すぐ消える昭和家族のシャボン玉/宮本緑

2025年3月5日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
2025年は昭和100年に当たるそうだ。僕は昭和51年製のシャボン玉。父や母、弟や愛犬たちの記憶を閉じ込めて、屋根へゆっくりと昇る。父はり …
川柳鑑賞

[川柳鑑賞日記]教室の中で歪んでいく背骨/埜藤裕子

2025年3月5日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
幼稚園児の頃の記憶。プランターの花はまっすぐに伸びて、チューリップの歌を何度も口ずさんだ。あの花は、横に並んだ色たちをうかがうこともなく、 …
川柳鑑賞

[川柳鑑賞日記]お守りが事故車の中で揺れている/川人良種

2025年3月5日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
加害者や被害者にも名前があって、誕生の際、親御さんはどんな祈りを込めてこの字を選んだのだろうと考えてしまう。その先の哀しい運命を浮かべるわ …
川柳鑑賞

[川柳鑑賞日記]コロナ禍とお別れをした駅ピアノ/山口早苗

2025年3月5日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
封鎖されたピアノは寂しそうな顔をして待っていた。開かれることを、誰かが奏でてくれることを。下手な音符にピアノは微笑んで、得意なリズムにピア …
川柳鑑賞

[川柳鑑賞日記]迷ったらまた原点に戻ろうよ/八木田幸子

2025年3月5日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
大阪梅田の地下迷宮で、僕はいつも人の海に溺れてしまう。前後左右、どこにいるのか、どこに行きたかったのか。迷ったら空を探すことだ。太陽は規則 …
川柳鑑賞

[川柳鑑賞日記]胃カメラは知ってる君の気の弱さ/鈴木かおる

2025年3月5日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
外の世界のあんなこんなで痛めつけてしまった内臓に、申し訳ないと思うことがある。悔しさに泣き、怒りに震え、強くなれなかったとき。胃は寄り添う …
川柳鑑賞

[川柳鑑賞日記]美しくそしてゆっくり老いる日々/竹部修清

2025年2月5日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
限られた字数の世界で、あえて「そして」という接続詞を用いることが、ふたつの理想を効果的に強調した。そう、美しく、そしてゆっくり老いていくこ …
川柳鑑賞

[川柳鑑賞日記]落丁のページは胸の奥にある/山下華子

2025年1月9日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
あの日からずっと続くはずだった物語。背中を見送った日の涙は笑い話にするけれど、破りとった一枚のページは、今も詩の源泉になっている。続編を妄 …
川柳鑑賞

[川柳鑑賞日記]傘マーク 鼻歌になる雨蛙/長崎瑞竹

2025年1月8日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
デートの日、悪友はいつも雨を待ち望んでいた。曰く「50センチの距離に近づけるから」とのこと。僕は当然、てるてる坊主で意地悪をした。晴れるこ …
川柳鑑賞

[川柳鑑賞日記]夕焼けを鞄につめた夜が来る/遠藤より子

2025年1月7日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
胸に迫るあの情景を、鞄につめこんでしまう。そんな夜はいったい、どんな語らいがふくらむのだろう。「生かされている」と謙虚に思う姿勢も良い。た …
川柳鑑賞

[川柳鑑賞日記]地に落ちてじっと季を待つこぼれ種/井上高島

2025年1月5日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
谷川俊太郎さんは、いつもどこかで朝が始まっていると言った。どこか終焉を感じさせる「夕陽」や「散る」という言葉も、始まりにつながっていく序章 …
川柳鑑賞

[川柳鑑賞日記]蛇行して一人前の川になる/平松直樹

2024年12月31日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
今僕のいるこの場所がはたしてまっすぐなのかどうかは分からないけれど、振り返れば、うんと右に在り、左にいては怒られ、呆れられるような日々があ …
川柳鑑賞

[川柳鑑賞日記]青春の甘いあの日ももう更地/新貝里々子

2024年12月18日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
初夏の月に見守られてふたつの影をひとつにした公園のベンチ。今はもう撤去されて、その前を小さな子どもたちが走り回っている。あの日よりうんと伸 …
川柳鑑賞

[川柳鑑賞日記]廃屋の窓辺に鳴らぬオルゴール/川村やまと

2024年11月15日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
オルゴールを囲んだのは、愛だっただろうか団らんだっただろうか。もう、その温かい光景には及ばず、廃屋のオルゴールは窓の外を眺めて余生を過ごし …
川柳鑑賞

[川柳鑑賞日記]甘えてもいいかと聞けばいいと猫/吉田佐知

2024年11月13日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
動物たちはけっして言葉を話すわけではないけれど、その分、いつも温かな空気になって部屋をやわらかくしてくれる。 あさろうたをクッション …
川柳鑑賞

[川柳鑑賞日記]鉛筆を静かに研いでいる夜更け/倉本智子

2024年11月11日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
明け方の静寂に、今ここは僕の世界だと思うことがある。走り出したくなる衝動が湧いて、朝は決意に満ちた時間だ。今日という日を描いていく強い覚悟 …
川柳鑑賞

[川柳鑑賞日記]太陽と風に会いたい水中花/中村優実子

2024年11月2日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
ああそうか、と思った。コップの中でひとを和ませる造花や鳥、魚などの玩具たちは、透き通る内側にいても、けっして太陽には触れず、風を聞かない場 …
川柳鑑賞

[川柳鑑賞]アンテナを真っ直ぐ立てて生きている/倉本智子

2024年10月3日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
噂話だったり悪口だったり。負を帯びた話に目も耳も向ける必要はないのに、右へ左へ、僕のアンテナは無限に受信を続けようとする。澄んだ水を受けれ …
川柳鑑賞

[川柳鑑賞]浪費している人生の砂時計/とがみかつすけ

2024年10月2日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
たとえば18歳だったころを思い出してみる。部活動に勤しみ、受験勉強に苦しみ、恋を追いかけては切なさを知った青春時代。さて、では、はたして、 …
川柳鑑賞

[川柳鑑賞]ラの音に包まれている五月晴れ/戸田わか子

2024年9月4日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
元々は梅雨の晴れ間のことを五月晴れと呼んだが、今は五月の晴天をそう呼ぶこともすっかり定着した。言葉の使い方は変化していくが、こぼれるような …
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短歌鑑賞

[短歌鑑賞]フェイクファー風を含んで湿りだす守りたいのは正しさじゃない/法橋ひらく

2015年6月22日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
フェイクファー風を含んで湿りだす守りたいのは正しさじゃない 法橋ひらく それはとても速くて永い (新鋭短歌シリーズ) べき …
短歌鑑賞

[短歌鑑賞]母と目が初めて合ったそのときの心でみんな死ねますように/岡野大嗣

2015年3月9日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
母と目が初めて合ったそのときの心でみんな死ねますように 岡野大嗣(twitter/blog「第2ファスナー」) サイレンと犀 (新鋭 …
短歌鑑賞

[短歌鑑賞]ならべるとひどいことばにみえてくる頑張れ笑え負けるな生きろ/岡野大嗣

2014年12月24日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
Amazonでサイレンと犀を購入すると、特典に安福望さんのポストカードがついてきた。安福望さんはこの本の装画と挿し絵を描いている方で、神戸の …
短歌鑑賞

[短歌鑑賞]自殺者の三万人を言いしときそのかぎりなき未遂は見えず/吉川宏志

2014年11月23日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
自殺者の三万人を言いしときそのかぎりなき未遂は見えず 吉川宏志 燕麦―吉川宏志歌集 (塔21世紀叢書) 新しい看板のまま、 …
短歌鑑賞

[短歌鑑賞]三月の十日の新聞手に取れば切なきまでに震災前なり/中村偕子

2014年10月25日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
三月の十日の新聞手に取れば切なきまでに震災前なり 中村偕子 変わらない空 泣きながら、笑いながら 東日本大震災を経験した五 …
no image 短歌鑑賞

[短歌鑑賞]トングにて肉の赤きを返しつつこの四半期をねぎらわれおり/松村正直

2014年10月10日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
トングにて肉の赤きを返しつつこの四半期をねぎらわれおり 松村正直(blog) 午前3時を過ぎて (塔21世紀叢書) 空想で …
短歌鑑賞

[短歌鑑賞]多すぎる言葉を払い落したらきれいな空が広がっていた/中畑智江

2014年10月3日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
多すぎる言葉を払い落したらきれいな空が広がっていた 中畑智江 同じ白さで雪は降りくる (新鋭短歌シリーズ15) 「愚痴なら …
短歌鑑賞

[短歌鑑賞]かの時に言ひそびれたる大切の言葉は今も胸に残れど/石川啄木

2014年9月1日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
かの時に言ひそびれたる大切の言葉は今も胸に残れど 石川啄木 一握の砂 血圧や呼吸、心拍を伝える集中治療室のモニター。僕たち …
短歌鑑賞

[短歌鑑賞]風鈴の思い出しては鳴っているあれはゆうべの星との会話/杉崎恒夫

2014年8月23日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
風鈴の思い出しては鳴っているあれはゆうべの星との会話 杉崎恒夫 パン屋のパンセ 縁側、冷たい水。蝉の声、高校野球の実況中継 …
短歌鑑賞

[短歌鑑賞]だまし絵に騙されあっていましたね でたらめにうつくしかった日々/笹井宏之

2014年8月20日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
だまし絵に騙されあっていましたね でたらめにうつくしかった日々 笹井宏之 てんとろり 放課後や夏休みは永遠に続くように思わ …
短歌鑑賞

[短歌鑑賞]新しい朝が来たけど僕たちは昨日と同じ体操をする/木下龍也

2014年5月28日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
新しい朝が来たけど僕たちは昨日と同じ体操をする 木下龍也(twitter) つむじ風、ここにあります 新しい朝という言葉に …
短歌鑑賞

[短歌鑑賞]助手席のクーラーからは八月の土のにおいが漏れて 遠雷/山崎聡子

2014年5月12日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
助手席のクーラーからは八月の土のにおいが漏れて 遠雷 山崎聡子(twitter) 手のひらの花火 歌人の穂村弘さんは、この …
短歌鑑賞

[短歌鑑賞]あと少しのぼれば空が見えますよ抱きしめているもの捨てなさい/東直子

2014年5月9日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
あと少しのぼれば空が見えますよ抱きしめているもの捨てなさい 東直子(twitter) 十階 短歌日記2007 荷を背負った …
短歌鑑賞

[短歌鑑賞]夕空が鳥をしずかに吸うように君の言葉をいま聞いている/大森静佳

2014年4月26日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
夕空が鳥をしずかに吸うように君の言葉をいま聞いている 大森静佳(twitter) 歌集 てのひらを燃やす (塔21世紀叢書)  …
no image 短歌鑑賞

穂村弘さん監修の「はじめての短歌」に呻りっぱなし ~穂村弘さんってどんな人?

2014年4月19日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
「短歌で自己表現をしたい」「短歌がもっと上手になりたい」と思う人には最適な教科書であるのは勿論、穂村弘さんならではの文体が読み物としても面白 …
短歌鑑賞

[短歌鑑賞]Googleにホットスポット記されず北北東の風に吹かれる/天道なお

2014年4月15日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
Googleにホットスポット記されず北北東の風に吹かれる 天道なお(twitter/blog) NR 何年も通った校舎の前 …
短歌鑑賞

[短歌鑑賞]わたくしは水と炭素と少々の存在感で生きております/笹井宏之

2014年4月5日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
わたくしは水と炭素と少々の存在感で生きております 笹井宏之 ひとさらい 昨日歩いた道のどこかで見かけたタンポポの数を僕たち …
短歌鑑賞

[短歌鑑賞]さみしくて見にきたひとの気持ちなど海はしつこく尋ねはしない/杉崎恒夫

2014年3月13日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
さみしくて見にきたひとの気持ちなど海はしつこく尋ねはしない 杉崎恒夫 パン屋のパンセ 作者の杉崎さんは大正8年生まれ。20 …
短歌鑑賞

[短歌鑑賞]たくさんの孤独が海を眺めてた等間隔に並ぶ空き缶/木下龍也

2014年2月15日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
たくさんの孤独が海を眺めてた等間隔に並ぶ空き缶 木下龍也 つむじ風、ここにあります ソチ五輪のフィギュアスケートで日本男子 …
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[短歌鑑賞]降りだせる雨に気づけるきみを見て恋の終わりを予感しており/小島なお

2014年1月20日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
降りだせる雨に気づけるきみを見て恋の終わりを予感しており 小島なお サリンジャーは死んでしまった クロージングやデート。  …
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[短歌鑑賞]真実がもしも山なら君たちが登ったところで徒労ではない/中島裕介

2014年1月12日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
真実がもしも山なら君たちが登ったところで徒労ではない 中島裕介 もしニーチェが短歌を詠んだら 効率のいい方法、近道。  …
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[短歌鑑賞]あまたなる人の患ひのもととなりし海にむかひて魚放ちけり/今上天皇(平成)

2014年1月10日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
あまたなる人の患ひのもととなりし海にむかひて魚放ちけり 今上天皇(平成) 天皇陛下:水俣など訪問地を題材に短歌 天皇陛下は …
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[短歌鑑賞]たっぷりと春を含んだ日溜まりであなたの夢と少し繋がる/笹井宏之

2014年1月9日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
たっぷりと春を含んだ日溜まりであなたの夢と少し繋がる 笹井宏之 えーえんとくちから 理論は統計で、統計は感情や思惑の積み上 …
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[短歌鑑賞]知り合いの勝手に動く掃除機を持っていそうな暮らしをおもう/吉田恭大

2014年1月7日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
知り合いの勝手に動く掃除機を持っていそうな暮らしをおもう 吉田恭大 短歌研究 2013年11月号 スタートラインは同じだっ …
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[短歌鑑賞]この街が廃墟になっても後ろ手に空を見上げたままなのでしょう/東直子

2014年1月2日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
この街が廃墟になっても後ろ手に空を見上げたままなのでしょう 東直子 十階 短歌日記2007 明石駅に降り立った父は、ホーム …
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[短歌鑑賞]そのゆびが火であることに気づかずに世界をひとつ失くしましたね/笹井宏之

2013年12月20日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
そのゆびが火であることに気づかずに世界をひとつ失くしましたね 笹井宏之 え-えんとくちから 「人それぞれ」とお題目のように …
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[短歌鑑賞]忘れてはならぬ何かを念のため記したはずのあのメモがない/小島ゆかり

2013年12月16日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
忘れてはならぬ何かを念のため記したはずのあのメモがない 小島ゆかり 純白光 短歌日記2012 忘れっぽい人のことを集中力や …
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