雑記 明石で暮らす子どもたちに地元の花火大会を見せてやりたい ~明石花火大会の再開を望む 2018年1月29日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 群衆事故で200名以上もの死傷者を出した明石の花火大会歩道橋事故。この事故は2001年の7月に発生しました。 今もなお、心身の傷、後遺 …
業務日記 「反省しています」「次からは気を付けます」という言葉を信用しない理由について 2018年1月28日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 誰かを傷付けてしまった、不愉快な思いをさせてしまった、ご迷惑をおかけしてしまった。 うちの会社は、ずっと、そんなことを繰り返し続けてい …
業務日記 たくさんの人に批判されている内容に耳を傾けず、たった一人の言葉を「腑に落ちた」と拠り所にして、現状から目を背けていくことについて 2018年1月27日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 たくさんの人に批判されている内容に耳を傾けず、たった一人の言葉を「腑に落ちた」と拠り所にして、現状から目を背けていく。結果、自分にとって都合 …
業務日記 「儲かる」の「儲」という字の由来について 2018年1月26日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 「儲かる」という字は「信+者」と書く。だから、自分を信じる者(信者)を増やすようにすれば儲かる、と説くセミナー講師がいますが、これは誤り。 「儲」という字は「人偏(にんげん) …
業務日記 「魅力的な情報を発信」という言葉は使い古されている! 道の駅「あゆの里矢田川」の広報戦略に見る「ギャップを用いたセーラー服と機関銃の法則」 2018年1月25日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 僕たちの仕事は「伝わる喜びを想像し、伝えるチカラを創造する」ことです。印刷や販促、ライティングやSNS活用などの各種相談は、それを実現するた …
雑記 冬の朝の大蔵海岸で、洋服を着せてもらったワンコたちに挨拶をします。 2018年1月23日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 防寒具を着せられてご満悦なワンコと飼い主と。凍てつく気温に見かける優しい光景に、この空気ごとどうか、永遠であってほしいと願ってしまうのです。 …
業務日記 印刷屋は見た! 商売がうまくいかずに廃業してしまう人たちに共通する3つの法則 2018年1月22日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 印刷屋さんであるうちの会社には「店を出したい」「起業したい」という方がよく、相談に訪れてくださいます。 すぐにお店をつぶしてしまう人た …
雑記 はじめに言葉ありき。言葉は神と共にあり、言葉は神であった。 2018年1月21日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 社会の仕組み、構造上の意味合いでの少数派意見(マイノリティ)になってしまうことがあります。 大多数と比較して、数の少なさは色々と不利に …
ブログ論 足元に響きつづけるのは、コツコツという音だけがずっと ~「感慨深い」という気持ちがもたらすエネルギー 2018年1月20日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 小学生のころの野外活動で、三室山に登山をしました。中学生のころは氷ノ山に、大学生のころは比叡山、大人になってからは六甲山を登りました。 …
雑記 書き出す、教える、アウトプットする、それが、僕の引き出しを増やしていく 2018年1月19日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 アウトプットすること、教えることが記憶の定着につながると思うのです。 「利用頻度」という言葉のあとに続くのが「高い」だったか「大きい」 …
ブログ論 ブログを継続する効果とは、ブログの資産価値とは? 2018年1月18日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 ブログは資産ですよ、それを継続していくことの価値を伝え続けていきますよ、という話を書きました。今年は具体的な数値目標も立て(絶対達成します) …
雑記 世界一のクリスマスツリーに伝えたかったこと、「鎮魂」や「復興」という文字を記号にはしたくなかったということ 2018年1月17日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 2017年の冬に神戸にやってきた「世界一のクリスマスツリー」は物議を醸しました。 色々な考えがあって良いと思うのです。「議論を呼ぶこと …
雑記 「音」の出るものの配置で考える「後厄」の僕の一年 2018年1月16日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 2017年、僕はいわゆる「本厄」の一年でした。 それでも、前半はとても素敵な時間を過ごすことができたのです。たくさんのチャンスをもらい …
雑記 西宮市長である今村岳司氏のブログに感じる、報道されてくる内容とのギャップ 2018年1月15日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 西宮市長である今村岳司氏の言動と行動は、時折、問題になることがあります。 報道されてくる断片だけを聞いていると「市長らしからぬ酷い人だ …
雑記 星野監督の訃報 ~周囲に優しく、本人に厳しい、見習いたかったリーダーシップ 2018年1月13日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 人生で一番野球を見たのは、星野さんが阪神の監督だったときで、明石出身の藤本選手が恐怖の8番打者として活躍していたころでした。 星野仙一 …
雑記 神戸、震災、1月10日を過ぎるとアクセスの増えるページ、癒えない傷、言えない傷、この風の特別をずっと 2018年1月12日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 コトバノには季節や時期によってアクセスの増えるコンテンツがあります。「大地震」の読み方について解説した以下のページは、いつも、正月ムードの抜 …
業務日記 経済から読み解く仮説の立て方、コストパフォーマンスの高い生き方、相対的な金銭価値の捉え方 2018年1月10日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 2018年1月9日の日経平均の終値が2万3849円99銭でした。これは1991年11月以来、26年ぶりの高値水準だそうです。道理で、一時期は …
ブログ論 中小零細企業のブログ活用戦略 ~小さな会社が生き残るために、僕たちは継続だけが出来ることだった 2018年1月9日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 ブログのことについて語っている記事だけを、ブログ論のカテゴリにまとめました。 ブログ論 | 川柳をこよなく愛する明石のタコ 「論 …
ブログ論 ブログを育てていくということ、ブログは資産になるということ ~選ばれるための差別化に必要なこと 2018年1月6日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 三が日が終わって1月の4日や5日頃になると、コトバノで書いた関西と関東で違う松の内のアクセスが急増します。 2018年の松の内はいつま …
ブログ論 手段と目的を混同していてアレですが ~「句読点」という新しいドメインとブログ(メモ用)をスタート 2018年1月3日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 結局年末年始もずっと仕事をしていたのだけれど、ついでに、ブログのシステム関係のことを勉強しなおしていた。技術は本当に日進月歩、いや秒進分歩で …
雑記 暖かい親父ギャグなんてものは存在しないのだ ~灯油あったかキャンペーンに対する考察 2018年1月2日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 たとえば「温かいざるそば」が存在しないのと同じで、「暖かい親父ギャグ」なんてものは存在しないのだ。親父ギャグは極寒の環境下において存在し得る …
ブログ論 ブログのページビューが1000万回を突破したので、綾小路きみまろさんのトークを勉強していきます 2018年1月1日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 年が明けた。 12月31日までに終わっていなければいけない仕事が1月1日の午後に終わったので、仕事納めは元日ということになった。仕事の …
雑記 【目標】年間1000kmのジョギングと、365日、毎日のブログ更新と【達成!】 2017年12月31日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 今年も二つの目標を達成することができた。 ひとつは年間1000kmをジョギングすること。大きなことのできない僕には、小さなことを継続し …
同友会 今年、とても大切にしたい人に出会うことができました。2017年の一番の思い出。 2017年12月30日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 2017年も色々なことがあったが、同友会のなかで三つの大きな発表(イベント)をするチャンスをいただいたことが、一番の思い出。3月は「生き残る …
同友会 兵庫県中小企業家同友会のホームページ「クロジノ」がリニューアルオープンしました。 2017年12月29日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 兵庫県中小企業家同友会のホームページ「クロジノ」がリニューアルオープンしました。 兵庫県中小企業家同友会のホームページ「クロジノ」がリ …
同友会 同友会は怒られるようなことを試してみる場、新しい常識を試してみる場 2017年12月29日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 同友会の広報誌担当になってからずっと意識していることは、前例にないことをしようということだ。 同友会は普段、会社ではできないことを試し …
ブログ論 「頑張っている」をアピールするのが発信ではない、伝えたいことを相手の価値に変換することが発信なのです 2017年12月27日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 コトバノをSSL化してみた。 簡単にいえば、情報のやりとりを暗号化してしまうので機密が守られますよーという技術のこと。SSLに対応して …
業務日記 この人の役に立ちたいと思うから、仕事をする。僕を動かすシンプルなルールです。 2017年12月19日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 儲かるから仕事をするのではなく、役に立ちたいから相手に提案をするのです。だから、「この人の役に立ちたい」と思う「この人」でなければ、僕はどれ …
雑記 5匹の愛犬たちに会いに行ってきた。 2017年12月17日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 5匹の愛犬たちに会いに行ってきた。 骨を預かってもらっている霊園には、ほかにもたくさんの動物たちが眠っている。すぐ隣の骨壺には、サンタクロースの小さな帽子がかぶせられていて( …
雑記 今年の漢字「北」の字源と、憲法の前文と 2017年12月15日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 日本漢字能力検定協会が毎年発表する今年(2017年)の漢字が「北」に決まった。 二人の人がそれぞれ背中を向け合っている。そして、向き合わず背を向け合っているということは「離れ …
川柳鑑賞 [川柳鑑賞]台本があったみたいに猫通る 徳長 怜 2024年4月26日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 大阪の下町を歩いた。時代ばかりが先へ急いで、内面になんの変化もない自分に焦る。ので。ときが止まったように思える空間にいると妙に落ち着くのだ …
川柳鑑賞 ふらんす堂から出版された益岡茱萸(ますおかぐみ)俳句句集「汽水」を発注した! 2015年12月20日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 同じコピーライターである益岡茱萸(ますおかぐみ)さんの汽水(句集)を発注。 益岡茱萸さんは、コピーライターとして言葉を武器として広告業 …
川柳鑑賞 中秋の名月。虫たちが静かに奏でてる、道行く人も黙って見上げてる 2015年9月27日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 何かの記念日を祝日にするのも良いけれど、一年に一度だけ、テレビやラジオのない日があったらどうだろうと考えることがある。中秋の名月。虫たちが静 …
川柳鑑賞 お盆と終戦記念日が重なったのは歴史の偶然 2015年8月15日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 夕暮れにヒグラシの気配を感じて調べてみたが、お盆と終戦の日が重なったのは偶然らしい。こんなにも物悲しい景色が全て同じ日にあるというのも不思議なことだ。 セミは動物としての本能だけ …
川柳鑑賞 [川柳鑑賞]遠い日の転がって来るラムネ玉/長浜美籠 2014年6月10日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 遠い日の転がって来るラムネ玉 長浜美籠 三省堂現代女流川柳鑑賞事典 回顧する夏の日を象徴するのはラムネ瓶。舌に触れるビー玉 …
川柳鑑賞 [川柳鑑賞]夕焼けに一番近いクレーン車/山口早苗 2014年5月21日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 夕焼けに一番近いクレーン車 山口早苗 三省堂現代女流川柳鑑賞事典 背中には夕焼けがいて、一日を終える頃に見上げるクレーン車 …
川柳鑑賞 [川柳鑑賞]コーヒーの苦さ嬉しい時もあり/倉間しおり 2014年4月23日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 コーヒーの苦さ嬉しい時もあり 倉間しおり かぐや―川柳少女の十五の夜 倉間しおりさんは15歳で句集を出版された川柳界注目の …
川柳鑑賞 [川柳鑑賞]痛み止め塗ってもらったちぎれ雲/赤松ますみ 2014年4月16日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 痛み止め塗ってもらったちぎれ雲 赤松ますみ 川柳作家全集赤松ますみ 地球に最接近した火星が月と並ぶというニュース。Face …
川柳鑑賞 [川柳鑑賞]大好きな海が何にも喋らない/赤松ますみ 2014年1月3日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 大好きな海が何にも喋らない 赤松ますみ 川柳作家全集赤松ますみ 「ええやん、もう。気にすんなって、そういうこともあるって。 …
川柳鑑賞 [川柳鑑賞]掬われるチャンスを待っている金魚/和泉香 2013年12月26日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 掬われるチャンスを待っている金魚 和泉香 私信花吹雪 投資の世界に「ゼロサム」という言葉がある。誰かが得をした分だけ誰かが …
川柳鑑賞 [川柳鑑賞]千の風まだ群れにいていいですか/長島敏子 2013年12月22日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 千の風まだ群れにいていいですか 長島敏子 夕映え 「あっち」と「こっち」はどれくらい離れているのだろう。 子どもの頃 …
川柳鑑賞 【川柳鑑賞】墨に酢を垂らし書いてる緑の字 河? 誠太郎 2008年2月3日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 河?さん(小僧さん)、いつも、投稿ありがとうございます。川柳の様々な試みを今年は自分でも挑戦してみたいと思っています。是非、既発表、未発表に …
川柳鑑賞 【川柳鑑賞】空青い哀しいまでに白い鳥 河? 誠太郎 2007年10月26日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 小僧さんから寄せていただいた川柳を、鑑賞させていただきました。=== 空青い哀しいまでに白い鳥 街の川金魚一匹彷徨って青と白のコントラスト …
川柳鑑賞 【川柳鑑賞】後継ぎはいないいちごのかき氷 守田 啓子 2007年9月24日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 もういいかい、まあだだよ。 もういいかい、まあだだよ。 もういいかい、まあだだよ。 もういいかい、もういいよ。 遠くとおくの声 …
川柳鑑賞 【川柳鑑賞】オーダーをしてからメニューまだ見てる 杉山 ひさゆき 2007年9月10日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 つまり庶民って奴です。だから、背伸びしなくっていいのです。平凡です。 幸せです。=== 【鑑賞】オーダーをしてからメニューまだ見てる 杉 …
川柳鑑賞 【川柳鑑賞】ディスイズアペンさあ夢を綴ろうよ 加藤 鰹 2007年8月16日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 未来があるって素晴らしい。たくさん綴って、たくさん語って。そしたらきっと、追い風だ。諦めるな、馬鹿にするな。君のノートは、君だけのものだ。 …
川柳鑑賞 【川柳鑑賞】掌に掬った港船が出る 河? 誠太郎 2007年8月16日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 小さな港町。 掌におさまるほどの景色、繰り返されるのはきっと同じ営み。これまでも、これからも、ずっと、ずっと。高台から見渡す日常。 「こんな …
川柳鑑賞 『川柳鑑賞』カテゴリー追加のお知らせ。 2007年8月16日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 『川柳鑑賞』というカテゴリーを追加しました。たくさんの川柳を詠み、鑑賞すること。それが、川柳上達への近道であり、楽しみ方であると言えるでしょう。このカテゴリーでは、自分以外の方の書 …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]フェイクファー風を含んで湿りだす守りたいのは正しさじゃない/法橋ひらく 2015年6月22日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 フェイクファー風を含んで湿りだす守りたいのは正しさじゃない 法橋ひらく それはとても速くて永い (新鋭短歌シリーズ) べき …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]母と目が初めて合ったそのときの心でみんな死ねますように/岡野大嗣 2015年3月9日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 母と目が初めて合ったそのときの心でみんな死ねますように 岡野大嗣(twitter/blog「第2ファスナー」) サイレンと犀 (新鋭 …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]ならべるとひどいことばにみえてくる頑張れ笑え負けるな生きろ/岡野大嗣 2014年12月24日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 Amazonでサイレンと犀を購入すると、特典に安福望さんのポストカードがついてきた。安福望さんはこの本の装画と挿し絵を描いている方で、神戸の …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]自殺者の三万人を言いしときそのかぎりなき未遂は見えず/吉川宏志 2014年11月23日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 自殺者の三万人を言いしときそのかぎりなき未遂は見えず 吉川宏志 燕麦―吉川宏志歌集 (塔21世紀叢書) 新しい看板のまま、 …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]三月の十日の新聞手に取れば切なきまでに震災前なり/中村偕子 2014年10月25日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 三月の十日の新聞手に取れば切なきまでに震災前なり 中村偕子 変わらない空 泣きながら、笑いながら 東日本大震災を経験した五 …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]トングにて肉の赤きを返しつつこの四半期をねぎらわれおり/松村正直 2014年10月10日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 トングにて肉の赤きを返しつつこの四半期をねぎらわれおり 松村正直(blog) 午前3時を過ぎて (塔21世紀叢書) 空想で …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]多すぎる言葉を払い落したらきれいな空が広がっていた/中畑智江 2014年10月3日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 多すぎる言葉を払い落したらきれいな空が広がっていた 中畑智江 同じ白さで雪は降りくる (新鋭短歌シリーズ15) 「愚痴なら …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]かの時に言ひそびれたる大切の言葉は今も胸に残れど/石川啄木 2014年9月1日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 かの時に言ひそびれたる大切の言葉は今も胸に残れど 石川啄木 一握の砂 血圧や呼吸、心拍を伝える集中治療室のモニター。僕たち …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]風鈴の思い出しては鳴っているあれはゆうべの星との会話/杉崎恒夫 2014年8月23日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 風鈴の思い出しては鳴っているあれはゆうべの星との会話 杉崎恒夫 パン屋のパンセ 縁側、冷たい水。蝉の声、高校野球の実況中継 …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]だまし絵に騙されあっていましたね でたらめにうつくしかった日々/笹井宏之 2014年8月20日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 だまし絵に騙されあっていましたね でたらめにうつくしかった日々 笹井宏之 てんとろり 放課後や夏休みは永遠に続くように思わ …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]新しい朝が来たけど僕たちは昨日と同じ体操をする/木下龍也 2014年5月28日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 新しい朝が来たけど僕たちは昨日と同じ体操をする 木下龍也(twitter) つむじ風、ここにあります 新しい朝という言葉に …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]助手席のクーラーからは八月の土のにおいが漏れて 遠雷/山崎聡子 2014年5月12日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 助手席のクーラーからは八月の土のにおいが漏れて 遠雷 山崎聡子(twitter) 手のひらの花火 歌人の穂村弘さんは、この …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]あと少しのぼれば空が見えますよ抱きしめているもの捨てなさい/東直子 2014年5月9日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 あと少しのぼれば空が見えますよ抱きしめているもの捨てなさい 東直子(twitter) 十階 短歌日記2007 荷を背負った …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]夕空が鳥をしずかに吸うように君の言葉をいま聞いている/大森静佳 2014年4月26日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 夕空が鳥をしずかに吸うように君の言葉をいま聞いている 大森静佳(twitter) 歌集 てのひらを燃やす (塔21世紀叢書) …
短歌鑑賞 穂村弘さん監修の「はじめての短歌」に呻りっぱなし ~穂村弘さんってどんな人? 2014年4月19日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 「短歌で自己表現をしたい」「短歌がもっと上手になりたい」と思う人には最適な教科書であるのは勿論、穂村弘さんならではの文体が読み物としても面白 …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]Googleにホットスポット記されず北北東の風に吹かれる/天道なお 2014年4月15日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 Googleにホットスポット記されず北北東の風に吹かれる 天道なお(twitter/blog) NR 何年も通った校舎の前 …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]わたくしは水と炭素と少々の存在感で生きております/笹井宏之 2014年4月5日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 わたくしは水と炭素と少々の存在感で生きております 笹井宏之 ひとさらい 昨日歩いた道のどこかで見かけたタンポポの数を僕たち …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]さみしくて見にきたひとの気持ちなど海はしつこく尋ねはしない/杉崎恒夫 2014年3月13日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 さみしくて見にきたひとの気持ちなど海はしつこく尋ねはしない 杉崎恒夫 パン屋のパンセ 作者の杉崎さんは大正8年生まれ。20 …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]たくさんの孤独が海を眺めてた等間隔に並ぶ空き缶/木下龍也 2014年2月15日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 たくさんの孤独が海を眺めてた等間隔に並ぶ空き缶 木下龍也 つむじ風、ここにあります ソチ五輪のフィギュアスケートで日本男子 …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]降りだせる雨に気づけるきみを見て恋の終わりを予感しており/小島なお 2014年1月20日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 降りだせる雨に気づけるきみを見て恋の終わりを予感しており 小島なお サリンジャーは死んでしまった クロージングやデート。 …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]真実がもしも山なら君たちが登ったところで徒労ではない/中島裕介 2014年1月12日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 真実がもしも山なら君たちが登ったところで徒労ではない 中島裕介 もしニーチェが短歌を詠んだら 効率のいい方法、近道。 …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]あまたなる人の患ひのもととなりし海にむかひて魚放ちけり/今上天皇(平成) 2014年1月10日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 あまたなる人の患ひのもととなりし海にむかひて魚放ちけり 今上天皇(平成) 天皇陛下:水俣など訪問地を題材に短歌 天皇陛下は …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]たっぷりと春を含んだ日溜まりであなたの夢と少し繋がる/笹井宏之 2014年1月9日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 たっぷりと春を含んだ日溜まりであなたの夢と少し繋がる 笹井宏之 えーえんとくちから 理論は統計で、統計は感情や思惑の積み上 …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]知り合いの勝手に動く掃除機を持っていそうな暮らしをおもう/吉田恭大 2014年1月7日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 知り合いの勝手に動く掃除機を持っていそうな暮らしをおもう 吉田恭大 短歌研究 2013年11月号 スタートラインは同じだっ …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]この街が廃墟になっても後ろ手に空を見上げたままなのでしょう/東直子 2014年1月2日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 この街が廃墟になっても後ろ手に空を見上げたままなのでしょう 東直子 十階 短歌日記2007 明石駅に降り立った父は、ホーム …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]そのゆびが火であることに気づかずに世界をひとつ失くしましたね/笹井宏之 2013年12月20日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 そのゆびが火であることに気づかずに世界をひとつ失くしましたね 笹井宏之 え-えんとくちから 「人それぞれ」とお題目のように …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]忘れてはならぬ何かを念のため記したはずのあのメモがない/小島ゆかり 2013年12月16日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 忘れてはならぬ何かを念のため記したはずのあのメモがない 小島ゆかり 純白光 短歌日記2012 忘れっぽい人のことを集中力や …