業務日記 野菜炒めと白いケーキと神戸の販促と 〜商売人であればこそ 2015年11月25日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 野菜炒めの住宅街を抜けて、次の約束へ急ぐ。 会社をやり始めて間もない頃は色んなことを考えた。「お客さんから自分の名前で呼ばれるようになろう …
業務日記 嫌なことは明示し続ける 〜経営者には人それぞれの悩みがある 2015年11月23日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 昨日のブログで悩んでいることを打ち明けたら、たくさんの方からコメントやメッセージ、電話をいただいた。感謝。悩みのない経営者なんていない。人間 …
業務日記 社長として会社に留まり続けるかどうかは年明けの1月末までに判断することにした 2015年11月22日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 週間天気予報の未来に冬の予感が待っている。 毎朝ジョギングをするときの僕は、11月も下旬になった今でも猛暑日の頃と同じ恰好で、さて、ど …
業務日記 「客単価を上げる」と「客単価が上がる」の小さな違いにある、大きな違い 2015年11月20日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 商売には「客単価」という言葉があって、お店や会社に使ってくれるお客さん一人当たりの金額が大きければ大きいほど有り難いのは言わずもがなだ。 …
雑記 泣きたくなるくらいに、思い出と想像は自由だ ~ロープウェイのゴンドラへの物欲と 2015年11月19日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 トミーテック ロープウェイ 1/150(Nゲージスケール) 鉄道模型 (N7076)への物欲。ゴンドラはゆっくりと登り・下りを自動的に繰り返 …
業務日記 上から目線になってしまえば誰も寄り付かなくなる ~会うことのできない人ばかりが増えて 2015年11月17日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 知識を売る仕事だから舐められてはいけないと、必要以上に「上から」目線になってしまえば誰も寄り付かなくなってしまう。 肩書きや環境は人を …
業務日記 主張はいつも誰かの対岸にある 2015年11月16日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 「わかる、そういう人いますよね」という同調のコメントを引き出してしまうような言動は慎むべきなんだろう。たとえそれが正論であって正義であっても、場が乱れてしまえば攻撃的な空気に満ちる …
情報 自動三角折機能付トイレットペーパーホルダー「おりふじ」は、開発した会社の名前もユニークで素敵! 2015年11月15日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 ふるさと納税について調べていて、長野県岡谷市の御礼品として自動三角折機能付トイレットペーパーホルダーの「おりふじ」という商品があることを知っ …
雑記 祈 2015年11月14日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 1889年に建造されて以来、一度も灯りを落とすことのなかったパリのエッフェル塔が、2015.11.13フランス同時テロで亡くなった方を悼んで消灯されているらしい。 J …
動画 平日のサービスエリアで仕事をすることのメリット 2015年11月13日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 トミカ 068 郵便車 (箱)を買った。 車の好みは人それぞれ、僕は食パン型のクルマを愛してやまない。いざとなればそこで眠る(生活する …
同友会 憧れの箱、来春の同友会卒業例会に向けて 2015年11月12日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 来春の同友会青年部、卒業例会会場であるチキンジョージさんで打ち合わせ。音楽をやる人間にとって憧れの箱のひとつ。卒業にふさわしい演出と進行を考えなければいけないのに、自分が演奏してい …
業務日記 クライアントという言葉を「お客さん」と言い換える効果 2015年11月11日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 零細企業や小さなお店の方を対象とした講演会。コンサルの方の話を聞いた人のひと言が全てだなぁと感じた。「カタカナばかりで、病名かと思いました」 …
業務日記 不器用は不器用なりの「まだまだ」を求めて 2015年11月10日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 いろんな方に気遣っていただき感謝。人を育てる、人材育成って言葉は正直好きじゃない。僕は僕の、僕は僕たちの「まだまだ」を指摘してくださる方々に謙虚に耳を傾けて、そのメッセージにちゃん …
業務日記 強くなれない組織に、巣を蹴飛ばすような真似をした 2015年11月9日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 7月に撮影したツバメの巣。親鳥は注意深く、だけど何度も繰り返しひな鳥たちにエサを運んでいた。 動物の世界では、今後の成長が見込めなくな …
業務日記 挨拶文やスピーチの文章作成や添削のご依頼 ~商業ライターと詩人のちがい 2015年11月8日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 この時期になってくると、新年度の人事に伴う挨拶文やスピーチの文章作成や添削のご依頼が増えてくる。 体裁を良くするために文章を綺麗にし過 …
雑記 能力に光あれ 2015年11月7日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 雨の予報、予定していた明石から姫路まで夜通しウォーキングする企画は順延にした。一時間単位で予報がわかる便利な時代。そういえばポケベルが登場したのは46年も前のことらしい。もっと最近 …
雑記 撤去された歩道橋と、作り上げられていくこれからと 2015年11月6日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 明石駅前の再開発に伴って、国道にかかる歩道橋が撤去されていた。 人も街も地球も、個の抱えられる数には限界がある。新しい景色が見たけ …
同友会 理想と数字と本音と建前と 2015年11月5日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 名古屋まで、同友会の打ち合わせ。 理想だけでもダメだし、現実だけでもダメ。現実という足元を固めながら理想を追いかけていく。そんな舵取りについて聞く、疑問をぶつける。 本音と …
雑記 ラーメンに浮いた髪の毛と、眠れない日々の蒼い息 2015年11月4日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 頼んだラーメンに髪の毛が入っていたけれど、それを注意する元気がなかった。 今年はリレーマラソンにも挑戦した、バンドでのライブにもトライ …
雑記 責任を果たすための撤退 2015年11月2日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 たとえば、これまでなら3時間で出来たことが、今は倍近くの時間を要するようになってしまった。疲れているのかもしれないし、必要だった感性や能力が涸れてきたのかもしれない。夕方になると視 …
雑記 これからもバンドを続けていきたい ~芦屋みどりの音楽祭に出演して 2015年11月1日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 芦屋みどりの音楽祭に出演、楽しかった。 寒くて指は動かないし、暗くて楽譜を読むことができない。風で楽譜はめくれてしまうし、屋内とは違う …
雑記 かつての漫才の夢、いつかのピアノの懐古 2015年10月31日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 かつて漫才コンビを組んでいた相方にライブの報告をすると「その前座でネタを披露せーへんか?」と返信があった。冷たい風を浴びたあとにピアノを演奏する勇気は、今の自分にはない。 ▼ …
雑記 今年最後のライブと、追いかけてくる年末と 2015年10月30日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 何百人という方の前でライブをして興奮したかと思えば、近年稀に見るくらいのショックな出来事があったり、車を発注して納車が待ち遠しいかと思えば、月末で慌ただしかったりした。プラスとマイ …
雑記 演奏をする機会を与えてくれたすべての方に感謝、ピアノを習わせ続けてくれた母からの返信 2015年10月28日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 たくさんの経営者たちの前でバンド演奏をする機会に恵まれた。 人前で演奏するというこの時間、この場所、この予算と、様々な配慮が必要な中で …
業務日記 僕の生き方、僕の考え方、商人の矜持 ~車の買い替えで考えたこと 2015年10月27日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 車検を通すか、買い替えるか、ずっと考えていた。 7年お付き合いしてきたディーラーさんに断りの電話。サービスの方たちは本当に素敵で、車の …
雑記 鉄分補給してきた! 山陽電車の鉄道フェスティバル2015 2015年10月24日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 山陽電車の鉄道フェスティバル2015に立ち寄ってきた。 新型車両6000系が近々デビューするとあって、50年選手となる3000 …
雑記 選ぶとは選ばないこと ~川柳コンテストの審査員を務めて 2015年10月23日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 昔、とある人を想って「祈ってますからね」と伝えたところ、「自分には特定の信仰がありますので、それ以外への祈りはやめてほしい」と返事をされてし …
業務日記 Googleに評価される文章の書き方 2015年10月21日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 早朝に呟けば「徹夜ですか」と労ってくださり、昼間に更新すれば「夜は会議ですね」と察してくださる。ブログの毎日更新にこだわる僕が、24時直前に記事をアップすると「夜遅くまでお疲れ様で …
雑記 持つ者を羨み、持たない自分を僻み 2015年10月20日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 持っていない僕は、持っている人を羨む。冗談の顔をしてその話題をすり抜けていくけれど、本音では聞きたくないと思っている。 僕がそうなのだから、同じように、されて嫌な人だっているだろ …
業務日記 神戸で一番さん付けをされる会社になれば、ブランディングは成功したと言えるのだろうか 2015年10月19日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 前川企画印刷のことを、「神戸で一番さん付けをされる会社」だと僕は書いて、その理由を問われる会話の流れに持ち込もうとする。答え方はいつも決まっ …
川柳 [川柳鑑賞日記]山ひとつ越えると見えてくる虹だ/長谷川酔月 2026年3月9日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 幼少のころからずっと、海の街に暮らしている。だから時々、山あいの集落を訪れて稜線に沈む夕日を見ていると、こんなにも早く夜が来るのだと驚いて …
川柳 [川柳鑑賞日記]痛いのが飛んで行かない歳になり/住川ふみえ 2026年3月9日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 頸椎ヘルニアでリハビリに通い、コロナで重篤化して命を落としかけた四十代。すると先輩が言った。「五十代はもっとだぞ」「え?」- いろんなおま …
川柳 [川柳鑑賞日記]流れ星少しゆっくり流れてよ/竹村晴子 2026年3月9日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 山の斜面に仰向けになって、朝までずっと流れ星を数えていたことがある。「わぁ」とか「流れたっ」とか。僕たちは歓声をあげるばかりで、なに一つ願 …
川柳 [川柳鑑賞日記]あなたより一日先に逝くつもり/吉田佐知 2026年3月9日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 本当に人を愛しぬいた人だけがたどり着ける境地だと思う。先に逝きすぎるのも悲しい、先に逝かれるのも寂しい。だから一日だけ先に呼ばれて、意地悪 …
川柳 [川柳鑑賞日記]平凡が僕を自由にしてくれる/平松直樹 2026年3月9日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 僕はそのとき、腕時計やゴルフクラブを自慢しあう経営者たちの集まりにいて、どうにも窮屈で仕方がなかった。肩書きたちは、高い景色を競い合って僕 …
川柳 [川柳鑑賞日記]不器用な嘘を並べた見舞い客/池田豊子 2026年3月9日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 拙句に「神様はどこ 病室に嘘ばかり」がある。そう、どの病室にも優しい嘘が満ちているのだ。僕たちはそれを分かりながら、会話の表面をすべるよう …
川柳 [川柳鑑賞日記]生きている証に今日もゴミが出る/渡辺閑牛 2026年3月9日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 生きた証を刻みたいとロック歌手のように願ったことは、誰にだってあるだろう。でもなるほど、日々を過ごせばゴミは出る。その山を眺めるということ …
川柳 [川柳鑑賞日記]このポスト撤去と書かれ棒となる/田辺羽子 2026年3月9日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 1997年に37.1億件の取り扱いがあった年賀状も、今では7億件を下回ったそうだ。スマホやSNSで簡単につながることができるようになって、 …
川柳 [川柳鑑賞日記]後一度一から始めたいのです/吉田佐知 2026年3月9日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 下げる頭はチャンスをもらうためにある。失敗はあって当然。何度でも挑む人が好きだし、何度でも赦したいと思う。もちろん、ゆるすのは許されたいと …
川柳 [川柳鑑賞日記]タッチして下さい私咲いてます/辰巳和子 2026年3月9日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 ここにいて咲いている自分という存在に、向いてくださいだと控え目すぎる。とはいえ、触れてくださいでは直接的すぎる。そこで「タッチ」という表現 …
川柳 [川柳鑑賞日記]ヒマワリの迷路に僕のひみつ基地/戸田わか子 2026年3月9日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 数えきれない太陽たちが僕のひみつ基地を覗く。高さに囲まれて、土と草の匂いのなかで覚えた緊張を、僕は今でも生々しく覚えている。蝉たちは太陽を …
川柳 [川柳鑑賞日記]ポケットに入れたつもりの秋がない/湊利隆 2026年1月9日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 物理的にはポケットは小さなものであるが、心の空洞は広く大きく寂しくて、さて、作者はどんな記憶を季節に流してしまったのだろう。ときは残酷に過 …
川柳 [川柳鑑賞日記]いい加減そんな私に窓がある/大高正和 2026年1月9日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 気負い過ぎるのでもなく、出鱈目に生きるのでもなく、適度に生きると光が差し込むのである。風が吹き込むのである。星が覗くのである。でも、どうだ …
川柳 [川柳鑑賞日記]平仮名であなたと書いた手の微熱/樋口美佐子 2026年1月9日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 想い人の名を呼んでみたり、呼び方を考えてみたり。3cmだけ近づく言葉でも、体温は一気に上昇する。もう過去形になってしまった火照りが手のひら …
川柳 [川柳鑑賞日記]また一つ石積み終えて明日を待つ/中野妙子 2026年1月9日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 急がず、誤魔化さず、今日を生きて、今日の高さに立つ。知人が「人生の後半を丁寧に生きたい」と話していたが、今日を生き切った証明を積み上げて、 …
川柳 [川柳鑑賞日記]神様に祈る言葉に嘘はない/川村やまと 2026年1月9日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 母が大病を患って手術を受けることになった。待合室、僕は世界中の神さまに聞いて命の続きを願った。誰かを想う、誰かを祈る。そのとき、ひとはこん …
川柳 [川柳鑑賞日記]逃げ水を追うた ひとりが寂しくて/長島敏子 2025年11月7日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 生まれてからずっと明石に暮らしている。つまり、街のあちこちに残像があって、僕は以来、そしてこれからもずっと蜃気楼のように浮かぶ映像と生きて …
川柳 [川柳鑑賞日記]永らえて言えない事と言える事/こやまひろこ 2025年11月7日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 「西端くんはSNSに何でも書くよね」と言われることがある。まさか。千切られた痛みや苦しみを綴ることはあっても、契られた甘い蜜の話は胸に閉じ …
川柳 [川柳鑑賞日記]句を詠めば子どもの頃の夢を見る/山本健一 2025年11月7日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 むかし流行った曲を聴くと、あの頃のにおいが一瞬でよみがえってくる。川柳を詠むことも同じ。あまく優しい風が待っているドアの向こうを訪れて、父 …
川柳 [川柳鑑賞日記]でも・だけど言葉飲み込み別の道/山尾ふたば 2025年11月7日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 あ、しまった、また否定語から入ってしまったと相手の眉間の皺を見て気が付くことがある。追い風の前髪はどこにでもあるのに、それを遠ざけるような …
川柳 [川柳鑑賞日記]万の数知らない吾の歩数計/山辺和子 2025年11月7日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 万歩計なのに万の数を知らないという着目が楽しすぎた、こんな発見のできる視点を持ち合わせたいなあ、なんて、思わず自分も世界を注視してしまった …
川柳 [川柳鑑賞日記]犬の目で歩けば犬に恋をする/田辺与志魚 2025年10月6日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 僕たちは僕たちの高さで世界を見てしまう。たとえば今日、土はどんな温度を携えて花を抱いていただろう。空はどんな色をして、雲を許していただろう …
川柳 [川柳鑑賞日記]旧姓に戻りましたと来るメール/谷口修平 2025年10月6日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 ただそれだけの事実、でも想像してしまう。どうしてそれを僕に伝えて来るのだろう、君には今、何が足りないのだろう。身勝手な空想にひとり、体温を …
川柳 [川柳鑑賞日記]帰省する孫に自慢の掲載紙/津倉てつや 2025年10月6日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 コピーライターとして文章を書き、印刷屋として紙に軌跡を残す仕事をしている。三大発明のひとつが活版印刷だと言われるのは、つまり、僕たちは「残 …
川柳 [川柳鑑賞日記]秋彼岸化けて出るなと数珠を揉む/矢野野薫 2025年10月6日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 ふふ、と笑ってしまった。墓前に思慕を詠む句は多いが、作者には思い当たることがあり数珠を揉んだのである。何をしてしまったのだろう。清らかに生 …
川柳 [川柳鑑賞日記]ほの明かり潜んでないで出ておいで/西島とこ 2025年10月6日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 希望という言葉をどんな表現に置き換えるか、置き換えないのか。僕たち詩人は試されている。さて、作者は、それを「ほの明かり」と表現した。擬人化 …
川柳 [川柳鑑賞日記]晩学の今は青春いろはにほ/朝岡えりか 2025年10月6日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 晩学という言葉を青春という色で裏返しにしてしまう躍動、いろはにほと表現する軽やかさ。僕は詩に寒色を足してしまいがちなので、こんな句の姿勢に …
川柳 [川柳鑑賞日記]秘密裏の動きを月に覗かれる/関つね子 2025年10月6日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 森の中にあるベンチ、見上げれば月。「ずっと」という約束を交わした青い日の記憶。瞳を閉じ合ってしばらくすると、秘密を知った月がすこしだけ、西 …
川柳 [川柳鑑賞日記]五欲まだ捨てる気はない風は初夏/辰巳和子 2025年8月4日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 禁欲に背を向ける宣言を初夏にする。追い風を身に纏って人間らしく生きられる人は本当に素敵だと思う。悟ったような顔をした大人には、僕はどうして …
川柳 [川柳鑑賞日記]約束が出来れば羽根が生えてくる/土方邦子 2025年8月4日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 僕は僕という人間にこれっぽっちも自信がなくて、誰かに誘われ、約束ができると居場所ができたようで嬉しくなる。ひとに与えられる約束はなんて安寧 …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]フェイクファー風を含んで湿りだす守りたいのは正しさじゃない/法橋ひらく 2015年6月22日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 フェイクファー風を含んで湿りだす守りたいのは正しさじゃない 法橋ひらく それはとても速くて永い (新鋭短歌シリーズ) べき …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]母と目が初めて合ったそのときの心でみんな死ねますように/岡野大嗣 2015年3月9日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 母と目が初めて合ったそのときの心でみんな死ねますように 岡野大嗣(twitter/blog「第2ファスナー」) サイレンと犀 (新鋭 …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]ならべるとひどいことばにみえてくる頑張れ笑え負けるな生きろ/岡野大嗣 2014年12月24日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 Amazonでサイレンと犀を購入すると、特典に安福望さんのポストカードがついてきた。安福望さんはこの本の装画と挿し絵を描いている方で、神戸の …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]自殺者の三万人を言いしときそのかぎりなき未遂は見えず/吉川宏志 2014年11月23日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 自殺者の三万人を言いしときそのかぎりなき未遂は見えず 吉川宏志 燕麦―吉川宏志歌集 (塔21世紀叢書) 新しい看板のまま、 …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]三月の十日の新聞手に取れば切なきまでに震災前なり/中村偕子 2014年10月25日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 三月の十日の新聞手に取れば切なきまでに震災前なり 中村偕子 変わらない空 泣きながら、笑いながら 東日本大震災を経験した五 …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]トングにて肉の赤きを返しつつこの四半期をねぎらわれおり/松村正直 2014年10月10日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 トングにて肉の赤きを返しつつこの四半期をねぎらわれおり 松村正直(blog) 午前3時を過ぎて (塔21世紀叢書) 空想で …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]多すぎる言葉を払い落したらきれいな空が広がっていた/中畑智江 2014年10月3日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 多すぎる言葉を払い落したらきれいな空が広がっていた 中畑智江 同じ白さで雪は降りくる (新鋭短歌シリーズ15) 「愚痴なら …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]かの時に言ひそびれたる大切の言葉は今も胸に残れど/石川啄木 2014年9月1日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 かの時に言ひそびれたる大切の言葉は今も胸に残れど 石川啄木 一握の砂 血圧や呼吸、心拍を伝える集中治療室のモニター。僕たち …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]風鈴の思い出しては鳴っているあれはゆうべの星との会話/杉崎恒夫 2014年8月23日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 風鈴の思い出しては鳴っているあれはゆうべの星との会話 杉崎恒夫 パン屋のパンセ 縁側、冷たい水。蝉の声、高校野球の実況中継 …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]だまし絵に騙されあっていましたね でたらめにうつくしかった日々/笹井宏之 2014年8月20日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 だまし絵に騙されあっていましたね でたらめにうつくしかった日々 笹井宏之 てんとろり 放課後や夏休みは永遠に続くように思わ …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]新しい朝が来たけど僕たちは昨日と同じ体操をする/木下龍也 2014年5月28日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 新しい朝が来たけど僕たちは昨日と同じ体操をする 木下龍也(twitter) つむじ風、ここにあります 新しい朝という言葉に …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]助手席のクーラーからは八月の土のにおいが漏れて 遠雷/山崎聡子 2014年5月12日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 助手席のクーラーからは八月の土のにおいが漏れて 遠雷 山崎聡子(twitter) 手のひらの花火 歌人の穂村弘さんは、この …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]あと少しのぼれば空が見えますよ抱きしめているもの捨てなさい/東直子 2014年5月9日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 あと少しのぼれば空が見えますよ抱きしめているもの捨てなさい 東直子(twitter) 十階 短歌日記2007 荷を背負った …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]夕空が鳥をしずかに吸うように君の言葉をいま聞いている/大森静佳 2014年4月26日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 夕空が鳥をしずかに吸うように君の言葉をいま聞いている 大森静佳(twitter) 歌集 てのひらを燃やす (塔21世紀叢書) …
短歌鑑賞 穂村弘さん監修の「はじめての短歌」に呻りっぱなし ~穂村弘さんってどんな人? 2014年4月19日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 「短歌で自己表現をしたい」「短歌がもっと上手になりたい」と思う人には最適な教科書であるのは勿論、穂村弘さんならではの文体が読み物としても面白 …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]Googleにホットスポット記されず北北東の風に吹かれる/天道なお 2014年4月15日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 Googleにホットスポット記されず北北東の風に吹かれる 天道なお(twitter/blog) NR 何年も通った校舎の前 …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]わたくしは水と炭素と少々の存在感で生きております/笹井宏之 2014年4月5日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 わたくしは水と炭素と少々の存在感で生きております 笹井宏之 ひとさらい 昨日歩いた道のどこかで見かけたタンポポの数を僕たち …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]さみしくて見にきたひとの気持ちなど海はしつこく尋ねはしない/杉崎恒夫 2014年3月13日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 さみしくて見にきたひとの気持ちなど海はしつこく尋ねはしない 杉崎恒夫 パン屋のパンセ 作者の杉崎さんは大正8年生まれ。20 …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]たくさんの孤独が海を眺めてた等間隔に並ぶ空き缶/木下龍也 2014年2月15日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 たくさんの孤独が海を眺めてた等間隔に並ぶ空き缶 木下龍也 つむじ風、ここにあります ソチ五輪のフィギュアスケートで日本男子 …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]降りだせる雨に気づけるきみを見て恋の終わりを予感しており/小島なお 2014年1月20日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 降りだせる雨に気づけるきみを見て恋の終わりを予感しており 小島なお サリンジャーは死んでしまった クロージングやデート。 …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]真実がもしも山なら君たちが登ったところで徒労ではない/中島裕介 2014年1月12日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 真実がもしも山なら君たちが登ったところで徒労ではない 中島裕介 もしニーチェが短歌を詠んだら 効率のいい方法、近道。 …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]あまたなる人の患ひのもととなりし海にむかひて魚放ちけり/今上天皇(平成) 2014年1月10日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 あまたなる人の患ひのもととなりし海にむかひて魚放ちけり 今上天皇(平成) 天皇陛下:水俣など訪問地を題材に短歌 天皇陛下は …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]たっぷりと春を含んだ日溜まりであなたの夢と少し繋がる/笹井宏之 2014年1月9日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 たっぷりと春を含んだ日溜まりであなたの夢と少し繋がる 笹井宏之 えーえんとくちから 理論は統計で、統計は感情や思惑の積み上 …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]知り合いの勝手に動く掃除機を持っていそうな暮らしをおもう/吉田恭大 2014年1月7日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 知り合いの勝手に動く掃除機を持っていそうな暮らしをおもう 吉田恭大 短歌研究 2013年11月号 スタートラインは同じだっ …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]この街が廃墟になっても後ろ手に空を見上げたままなのでしょう/東直子 2014年1月2日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 この街が廃墟になっても後ろ手に空を見上げたままなのでしょう 東直子 十階 短歌日記2007 明石駅に降り立った父は、ホーム …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]そのゆびが火であることに気づかずに世界をひとつ失くしましたね/笹井宏之 2013年12月20日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 そのゆびが火であることに気づかずに世界をひとつ失くしましたね 笹井宏之 え-えんとくちから 「人それぞれ」とお題目のように …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]忘れてはならぬ何かを念のため記したはずのあのメモがない/小島ゆかり 2013年12月16日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 忘れてはならぬ何かを念のため記したはずのあのメモがない 小島ゆかり 純白光 短歌日記2012 忘れっぽい人のことを集中力や …