雑記 見えないものたちを退治する薬はたくさん買い込んだ。大丈夫、僕は負けない 2015年3月22日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 花の色をした空は見上げると優しいのに、吸い込むとしんどい。薬を増やして誤魔化して、あるタイミングでどっとやって来る疲労と眠気に負けてしまう。 …
雑記 花粉だとか黄砂だとかPMだとか風邪だとか 2015年3月21日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 花粉だとか黄砂だとかPMだとか風邪だとか。 土曜日、なれど祝日。閉ざされたままの病院のドア。— 西端康孝 / 川柳家・歌人 (@bata) 2015, 3月 21 …
雑記 君だって卵かけご飯を食べることもあるだろう? 2015年3月18日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 「臍を出して歩く女性はツンとした顔をしていなければならない決まりでもあるのだろうか。君だって卵かけご飯を食べることもあるだろう?」 昨日の記事でも書いた通り、ノートには謎のフ …
雑記 家に帰るまでが遠足で、氷を齧り終わるまでが喫茶店だと思ってる 2015年3月17日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 詩を書く人のノートにはどんなことが書かれているのか興味があると言われたけれど、「家に帰るまでが遠足で、氷を齧り終わるまでが喫茶店だと思ってる …
雑記 新大阪駅で出会ったゆるキャラと江坂の聖地と 2015年3月16日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 新大阪駅で降りると和歌山のゆるキャラたちが出迎えてくれた。四月の陽気だという今日の気温に着ぐるみはやっぱりもう辛いんだろうか。 江坂ではやっぱり鉄道模型ファンの聖地を訪れてし …
川柳 父と透析と阪神淡路大震災と ~透析のかゆみ川柳一次選考通過 2015年3月14日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 生前の父は、一週間のうちに3日は病院に通って数時間の透析を必要とした。阪神淡路大震災のときは明石から花隈の病院へ通うことができなくなって、受 …
雑記 花粉は僕を踏み台にして、被写体の笑顔を極上のものにした 2015年3月13日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 一年前の今ごろに「花粉症を予防する眼鏡を買った」という記事を書いていて、その恩恵にあずかるところは大きいという話をした。 花粉症を予防 …
動画 「待て」のできる犬たちを襲った悲劇の動画 ~「即決」することの重要性 2015年3月12日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 ルールは大切だけれど、一瞬の躊躇は運命を分ける。決断は早ければ早いほど良い。迷いとは失うことであると知る。 http://youtu. …
雑記 あっちのアレグラ、こっちのアレグラ 2015年3月10日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 どんな環境で仕事をすると集中力が増すのか、人に教えてもらうのが好き。カフェや図書館、公園や電車のなか、それぞれに違う場所でクリエイティブなものが生み出されて世の中に送り出されていく …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]母と目が初めて合ったそのときの心でみんな死ねますように/岡野大嗣 2015年3月9日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 母と目が初めて合ったそのときの心でみんな死ねますように 岡野大嗣(twitter/blog「第2ファスナー」) サイレンと犀 (新鋭 …
同友会 〖rainy day〗レイニーデー 1 雨の日。 2 まさかの時。(将来の)困窮・災難時。 3 濡れた靴下の「ごめんください、お邪魔します」 2015年3月8日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 あいにくの雨。 阪急芦屋川の駅で待ち合わせて、同友会の森川さん宅へ。西神戸支部の例会委員の懇親会、料理を学ばれている森川さんのご子息の手料 …
同友会 同友会青年部2014年同期会、参加していただいた皆さんに助けてくれた仲間に心から感謝 2015年3月7日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 同友会青年部2014年同期会、司会でマイクパフォーマンスを担った。 たくさんの方にガヤって盛り上げてもらった。どんな失言をしたとしても …
同友会 同友会青年部、年齢の近い仲間たちがいるということ 2015年3月5日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 本番前日、最終リハーサルを現地ホテルにて。 お越しいただく方に楽しんでもらうためには、まず、自分たちが楽しまなければならない。「しあわ …
同友会 「士気」という言葉に強烈に憧れるようになった、最高の仲間たちとの出会い 2015年3月4日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 梅の香を瀬戸内のイカナゴたちが奪っていく。釘煮を炊く香りに街が満ちると、もう春なんだなぁと思う。 飛び跳ねるまま小女子を釘煮かな/長谷 …
業務日記 Googleが4月から「スマホ対応」のサイトを検索の上位に表示する方針を決めた 2015年3月3日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 Googleが4月から「スマホ対応」のサイトを検索の上位に表示する方針を決めた。うちの会社でも社内研修を行い、お客様によってはその対策を施し …
動画 じゃ、にしばたさんがお冷(おひや)の氷を齧り終わったら出発しましょうか 2015年3月1日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 「じゃ、にしばたさんがお冷(おひや)の氷を齧り終わったら出発しましょうか」と、真顔で言われたときのリアクションはどんな風にすれば正解だったの …
雑記 星形のピノとウォシュレットから見える分母の世界 2015年2月28日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 「星の形をしたピノによく出合えるんだよね」と語れば「なんぼほどピノばかり食べてるんですか」と言われるし、「今日は何処のトイレに行ってもウ …
雑記 僕のボーイソプラノは死んでしまった 2015年2月27日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 11月と2月に扁桃炎になりやすい僕は、特別に用心するのだけれど、やっぱり簡単にやられてしまう。 喉に滞在するイガイガとした侵入者のせいで、僕のボーイソプラノは死んでしまった。 …
業務日記 有り難きありがとうに心をこめて 2015年2月26日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 2月は日数が少ないうえに、月の半ばに祝日まである。そして年度末の慌ただしさも重なって、毎年、ほとんど記憶に残らないまま時間だけが過ぎていくような気がする。 一般社員として前川 …
動画 「かつて」は優しくて、いつも帰りたくなる景色だなぁと思う ~波の音とひぐらしの鳴き声と 2015年2月25日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 僕は昔から、自然音が大好きだった。夕暮れのテトラポッドに横になって、打ち寄せる波の音に耳を澄ます。うとうとしてふと気が付くと、一面に星が広が …
雑記 動物たちに触れると眠たくなる、一緒にいると気付かなかった犬たちといる生活の効果 2015年2月23日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 僕にはトラウマがある。 ある日を境に、檻の向こうに行ってしまって。体温の失われていく命の重さだけは、よくわかっている。引用元:ある日を …
雑記 どうぶつ病院を好きだった、どうぶつ病院が嫌いだった、犬だってそれぞれ人だってそれぞれ 2015年2月22日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 従順に見える犬たちだって、どうぶつ病院を嫌がるあさろうたもいれば、友だちに会えると喜ぶじゅにあもいた。同じように接していても、同じものを好き …
業務日記 今日も頭を下げて泣いた。いつか未来のための、貴重な体験のひとつになった 2015年2月21日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 相談に来られる方は、販促という言葉の意味を狭義ではなく広義で考えていることがほとんどだ。だから僕はアイデアを出すし、アイデアを実践していくた …
業務日記 想像力の欠如 ~ひとに不快感を与えてしまったときほど考えなければいけないこと 2015年2月19日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 自信を持つのは良いことだ。自信が過ぎて傲りになってしまうのは良くないことだ。ただ、その違い、境界線はとても難しい。同じことを同じ風に言ってい …
読書 本を声に出して読むということ、朗読のススメ ~好きな本屋が京都にある 2015年2月17日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 すぐれた人の書いた文章は、それを黙読翫味するばかりでなく、ときには心ゆくばかり声をあげて読んでみたい。われわれはあまりに黙読になれすぎた。文 …
雑記 マナーが悪いなぁって書いているのを見かけると注意出来ない大人なんだなぁと思う 2015年2月16日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 マナーが悪いなぁって書いているのを見かけると注意出来ない大人なんだなぁと思ってしまう。その瞬間にその場で指摘できないのならば、心で思って声に …
iPhone/モバイル/PC/NET スターバックスがコーヒー屋さんだと思っている人にオススメする漫画 ~ドラッカーで学ぶ商売 2015年2月15日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 英訳付きストーリーマンガ「猫が、ドラッカーを学んだら」のKindle版が登場。Kindle版はKindle Readerがないと読めないと勘 …
業務日記 卑怯の影を見ているような気もする ~郷に入っては郷に従えの「郷」はどこまで 2015年2月14日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 郷に入っては郷に従え ―― その郷とはどこからどこまでのことを言うのか。また、郷の中にいる人たちは「停滞感に新しい風を吹かせてほしい」とも言 …
業務日記 小学校の看板に動く感情 〜論を語る相手よりも己の失敗を笑って話せる人と 2015年2月13日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 「どんなことでも逃げないで向き合うことが大事だよ」という勇気を促す看板に「早寝早起き朝ご飯」という文字が添えられている。 予算の関係か …
雑記 詩歌の世界の「わかる」「わからない」の話 ~五行歌への挑戦 2015年2月11日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 川柳や短歌はもちろん、詩歌の世界では「わかる」「わからない」の話になることが多い。 どういう情景や心情を伝えようとしているのかわからな …
川柳 [川柳鑑賞日記]山ひとつ越えると見えてくる虹だ/長谷川酔月 2026年3月9日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 幼少のころからずっと、海の街に暮らしている。だから時々、山あいの集落を訪れて稜線に沈む夕日を見ていると、こんなにも早く夜が来るのだと驚いて …
川柳 [川柳鑑賞日記]痛いのが飛んで行かない歳になり/住川ふみえ 2026年3月9日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 頸椎ヘルニアでリハビリに通い、コロナで重篤化して命を落としかけた四十代。すると先輩が言った。「五十代はもっとだぞ」「え?」- いろんなおま …
川柳 [川柳鑑賞日記]流れ星少しゆっくり流れてよ/竹村晴子 2026年3月9日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 山の斜面に仰向けになって、朝までずっと流れ星を数えていたことがある。「わぁ」とか「流れたっ」とか。僕たちは歓声をあげるばかりで、なに一つ願 …
川柳 [川柳鑑賞日記]あなたより一日先に逝くつもり/吉田佐知 2026年3月9日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 本当に人を愛しぬいた人だけがたどり着ける境地だと思う。先に逝きすぎるのも悲しい、先に逝かれるのも寂しい。だから一日だけ先に呼ばれて、意地悪 …
川柳 [川柳鑑賞日記]平凡が僕を自由にしてくれる/平松直樹 2026年3月9日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 僕はそのとき、腕時計やゴルフクラブを自慢しあう経営者たちの集まりにいて、どうにも窮屈で仕方がなかった。肩書きたちは、高い景色を競い合って僕 …
川柳 [川柳鑑賞日記]不器用な嘘を並べた見舞い客/池田豊子 2026年3月9日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 拙句に「神様はどこ 病室に嘘ばかり」がある。そう、どの病室にも優しい嘘が満ちているのだ。僕たちはそれを分かりながら、会話の表面をすべるよう …
川柳 [川柳鑑賞日記]生きている証に今日もゴミが出る/渡辺閑牛 2026年3月9日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 生きた証を刻みたいとロック歌手のように願ったことは、誰にだってあるだろう。でもなるほど、日々を過ごせばゴミは出る。その山を眺めるということ …
川柳 [川柳鑑賞日記]このポスト撤去と書かれ棒となる/田辺羽子 2026年3月9日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 1997年に37.1億件の取り扱いがあった年賀状も、今では7億件を下回ったそうだ。スマホやSNSで簡単につながることができるようになって、 …
川柳 [川柳鑑賞日記]後一度一から始めたいのです/吉田佐知 2026年3月9日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 下げる頭はチャンスをもらうためにある。失敗はあって当然。何度でも挑む人が好きだし、何度でも赦したいと思う。もちろん、ゆるすのは許されたいと …
川柳 [川柳鑑賞日記]タッチして下さい私咲いてます/辰巳和子 2026年3月9日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 ここにいて咲いている自分という存在に、向いてくださいだと控え目すぎる。とはいえ、触れてくださいでは直接的すぎる。そこで「タッチ」という表現 …
川柳 [川柳鑑賞日記]ヒマワリの迷路に僕のひみつ基地/戸田わか子 2026年3月9日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 数えきれない太陽たちが僕のひみつ基地を覗く。高さに囲まれて、土と草の匂いのなかで覚えた緊張を、僕は今でも生々しく覚えている。蝉たちは太陽を …
川柳 [川柳鑑賞日記]ポケットに入れたつもりの秋がない/湊利隆 2026年1月9日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 物理的にはポケットは小さなものであるが、心の空洞は広く大きく寂しくて、さて、作者はどんな記憶を季節に流してしまったのだろう。ときは残酷に過 …
川柳 [川柳鑑賞日記]いい加減そんな私に窓がある/大高正和 2026年1月9日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 気負い過ぎるのでもなく、出鱈目に生きるのでもなく、適度に生きると光が差し込むのである。風が吹き込むのである。星が覗くのである。でも、どうだ …
川柳 [川柳鑑賞日記]平仮名であなたと書いた手の微熱/樋口美佐子 2026年1月9日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 想い人の名を呼んでみたり、呼び方を考えてみたり。3cmだけ近づく言葉でも、体温は一気に上昇する。もう過去形になってしまった火照りが手のひら …
川柳 [川柳鑑賞日記]また一つ石積み終えて明日を待つ/中野妙子 2026年1月9日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 急がず、誤魔化さず、今日を生きて、今日の高さに立つ。知人が「人生の後半を丁寧に生きたい」と話していたが、今日を生き切った証明を積み上げて、 …
川柳 [川柳鑑賞日記]神様に祈る言葉に嘘はない/川村やまと 2026年1月9日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 母が大病を患って手術を受けることになった。待合室、僕は世界中の神さまに聞いて命の続きを願った。誰かを想う、誰かを祈る。そのとき、ひとはこん …
川柳 [川柳鑑賞日記]逃げ水を追うた ひとりが寂しくて/長島敏子 2025年11月7日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 生まれてからずっと明石に暮らしている。つまり、街のあちこちに残像があって、僕は以来、そしてこれからもずっと蜃気楼のように浮かぶ映像と生きて …
川柳 [川柳鑑賞日記]永らえて言えない事と言える事/こやまひろこ 2025年11月7日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 「西端くんはSNSに何でも書くよね」と言われることがある。まさか。千切られた痛みや苦しみを綴ることはあっても、契られた甘い蜜の話は胸に閉じ …
川柳 [川柳鑑賞日記]句を詠めば子どもの頃の夢を見る/山本健一 2025年11月7日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 むかし流行った曲を聴くと、あの頃のにおいが一瞬でよみがえってくる。川柳を詠むことも同じ。あまく優しい風が待っているドアの向こうを訪れて、父 …
川柳 [川柳鑑賞日記]でも・だけど言葉飲み込み別の道/山尾ふたば 2025年11月7日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 あ、しまった、また否定語から入ってしまったと相手の眉間の皺を見て気が付くことがある。追い風の前髪はどこにでもあるのに、それを遠ざけるような …
川柳 [川柳鑑賞日記]万の数知らない吾の歩数計/山辺和子 2025年11月7日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 万歩計なのに万の数を知らないという着目が楽しすぎた、こんな発見のできる視点を持ち合わせたいなあ、なんて、思わず自分も世界を注視してしまった …
川柳 [川柳鑑賞日記]犬の目で歩けば犬に恋をする/田辺与志魚 2025年10月6日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 僕たちは僕たちの高さで世界を見てしまう。たとえば今日、土はどんな温度を携えて花を抱いていただろう。空はどんな色をして、雲を許していただろう …
川柳 [川柳鑑賞日記]旧姓に戻りましたと来るメール/谷口修平 2025年10月6日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 ただそれだけの事実、でも想像してしまう。どうしてそれを僕に伝えて来るのだろう、君には今、何が足りないのだろう。身勝手な空想にひとり、体温を …
川柳 [川柳鑑賞日記]帰省する孫に自慢の掲載紙/津倉てつや 2025年10月6日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 コピーライターとして文章を書き、印刷屋として紙に軌跡を残す仕事をしている。三大発明のひとつが活版印刷だと言われるのは、つまり、僕たちは「残 …
川柳 [川柳鑑賞日記]秋彼岸化けて出るなと数珠を揉む/矢野野薫 2025年10月6日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 ふふ、と笑ってしまった。墓前に思慕を詠む句は多いが、作者には思い当たることがあり数珠を揉んだのである。何をしてしまったのだろう。清らかに生 …
川柳 [川柳鑑賞日記]ほの明かり潜んでないで出ておいで/西島とこ 2025年10月6日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 希望という言葉をどんな表現に置き換えるか、置き換えないのか。僕たち詩人は試されている。さて、作者は、それを「ほの明かり」と表現した。擬人化 …
川柳 [川柳鑑賞日記]晩学の今は青春いろはにほ/朝岡えりか 2025年10月6日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 晩学という言葉を青春という色で裏返しにしてしまう躍動、いろはにほと表現する軽やかさ。僕は詩に寒色を足してしまいがちなので、こんな句の姿勢に …
川柳 [川柳鑑賞日記]秘密裏の動きを月に覗かれる/関つね子 2025年10月6日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 森の中にあるベンチ、見上げれば月。「ずっと」という約束を交わした青い日の記憶。瞳を閉じ合ってしばらくすると、秘密を知った月がすこしだけ、西 …
川柳 [川柳鑑賞日記]五欲まだ捨てる気はない風は初夏/辰巳和子 2025年8月4日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 禁欲に背を向ける宣言を初夏にする。追い風を身に纏って人間らしく生きられる人は本当に素敵だと思う。悟ったような顔をした大人には、僕はどうして …
川柳 [川柳鑑賞日記]約束が出来れば羽根が生えてくる/土方邦子 2025年8月4日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 僕は僕という人間にこれっぽっちも自信がなくて、誰かに誘われ、約束ができると居場所ができたようで嬉しくなる。ひとに与えられる約束はなんて安寧 …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]フェイクファー風を含んで湿りだす守りたいのは正しさじゃない/法橋ひらく 2015年6月22日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 フェイクファー風を含んで湿りだす守りたいのは正しさじゃない 法橋ひらく それはとても速くて永い (新鋭短歌シリーズ) べき …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]母と目が初めて合ったそのときの心でみんな死ねますように/岡野大嗣 2015年3月9日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 母と目が初めて合ったそのときの心でみんな死ねますように 岡野大嗣(twitter/blog「第2ファスナー」) サイレンと犀 (新鋭 …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]ならべるとひどいことばにみえてくる頑張れ笑え負けるな生きろ/岡野大嗣 2014年12月24日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 Amazonでサイレンと犀を購入すると、特典に安福望さんのポストカードがついてきた。安福望さんはこの本の装画と挿し絵を描いている方で、神戸の …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]自殺者の三万人を言いしときそのかぎりなき未遂は見えず/吉川宏志 2014年11月23日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 自殺者の三万人を言いしときそのかぎりなき未遂は見えず 吉川宏志 燕麦―吉川宏志歌集 (塔21世紀叢書) 新しい看板のまま、 …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]三月の十日の新聞手に取れば切なきまでに震災前なり/中村偕子 2014年10月25日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 三月の十日の新聞手に取れば切なきまでに震災前なり 中村偕子 変わらない空 泣きながら、笑いながら 東日本大震災を経験した五 …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]トングにて肉の赤きを返しつつこの四半期をねぎらわれおり/松村正直 2014年10月10日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 トングにて肉の赤きを返しつつこの四半期をねぎらわれおり 松村正直(blog) 午前3時を過ぎて (塔21世紀叢書) 空想で …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]多すぎる言葉を払い落したらきれいな空が広がっていた/中畑智江 2014年10月3日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 多すぎる言葉を払い落したらきれいな空が広がっていた 中畑智江 同じ白さで雪は降りくる (新鋭短歌シリーズ15) 「愚痴なら …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]かの時に言ひそびれたる大切の言葉は今も胸に残れど/石川啄木 2014年9月1日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 かの時に言ひそびれたる大切の言葉は今も胸に残れど 石川啄木 一握の砂 血圧や呼吸、心拍を伝える集中治療室のモニター。僕たち …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]風鈴の思い出しては鳴っているあれはゆうべの星との会話/杉崎恒夫 2014年8月23日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 風鈴の思い出しては鳴っているあれはゆうべの星との会話 杉崎恒夫 パン屋のパンセ 縁側、冷たい水。蝉の声、高校野球の実況中継 …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]だまし絵に騙されあっていましたね でたらめにうつくしかった日々/笹井宏之 2014年8月20日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 だまし絵に騙されあっていましたね でたらめにうつくしかった日々 笹井宏之 てんとろり 放課後や夏休みは永遠に続くように思わ …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]新しい朝が来たけど僕たちは昨日と同じ体操をする/木下龍也 2014年5月28日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 新しい朝が来たけど僕たちは昨日と同じ体操をする 木下龍也(twitter) つむじ風、ここにあります 新しい朝という言葉に …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]助手席のクーラーからは八月の土のにおいが漏れて 遠雷/山崎聡子 2014年5月12日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 助手席のクーラーからは八月の土のにおいが漏れて 遠雷 山崎聡子(twitter) 手のひらの花火 歌人の穂村弘さんは、この …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]あと少しのぼれば空が見えますよ抱きしめているもの捨てなさい/東直子 2014年5月9日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 あと少しのぼれば空が見えますよ抱きしめているもの捨てなさい 東直子(twitter) 十階 短歌日記2007 荷を背負った …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]夕空が鳥をしずかに吸うように君の言葉をいま聞いている/大森静佳 2014年4月26日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 夕空が鳥をしずかに吸うように君の言葉をいま聞いている 大森静佳(twitter) 歌集 てのひらを燃やす (塔21世紀叢書) …
短歌鑑賞 穂村弘さん監修の「はじめての短歌」に呻りっぱなし ~穂村弘さんってどんな人? 2014年4月19日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 「短歌で自己表現をしたい」「短歌がもっと上手になりたい」と思う人には最適な教科書であるのは勿論、穂村弘さんならではの文体が読み物としても面白 …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]Googleにホットスポット記されず北北東の風に吹かれる/天道なお 2014年4月15日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 Googleにホットスポット記されず北北東の風に吹かれる 天道なお(twitter/blog) NR 何年も通った校舎の前 …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]わたくしは水と炭素と少々の存在感で生きております/笹井宏之 2014年4月5日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 わたくしは水と炭素と少々の存在感で生きております 笹井宏之 ひとさらい 昨日歩いた道のどこかで見かけたタンポポの数を僕たち …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]さみしくて見にきたひとの気持ちなど海はしつこく尋ねはしない/杉崎恒夫 2014年3月13日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 さみしくて見にきたひとの気持ちなど海はしつこく尋ねはしない 杉崎恒夫 パン屋のパンセ 作者の杉崎さんは大正8年生まれ。20 …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]たくさんの孤独が海を眺めてた等間隔に並ぶ空き缶/木下龍也 2014年2月15日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 たくさんの孤独が海を眺めてた等間隔に並ぶ空き缶 木下龍也 つむじ風、ここにあります ソチ五輪のフィギュアスケートで日本男子 …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]降りだせる雨に気づけるきみを見て恋の終わりを予感しており/小島なお 2014年1月20日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 降りだせる雨に気づけるきみを見て恋の終わりを予感しており 小島なお サリンジャーは死んでしまった クロージングやデート。 …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]真実がもしも山なら君たちが登ったところで徒労ではない/中島裕介 2014年1月12日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 真実がもしも山なら君たちが登ったところで徒労ではない 中島裕介 もしニーチェが短歌を詠んだら 効率のいい方法、近道。 …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]あまたなる人の患ひのもととなりし海にむかひて魚放ちけり/今上天皇(平成) 2014年1月10日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 あまたなる人の患ひのもととなりし海にむかひて魚放ちけり 今上天皇(平成) 天皇陛下:水俣など訪問地を題材に短歌 天皇陛下は …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]たっぷりと春を含んだ日溜まりであなたの夢と少し繋がる/笹井宏之 2014年1月9日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 たっぷりと春を含んだ日溜まりであなたの夢と少し繋がる 笹井宏之 えーえんとくちから 理論は統計で、統計は感情や思惑の積み上 …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]知り合いの勝手に動く掃除機を持っていそうな暮らしをおもう/吉田恭大 2014年1月7日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 知り合いの勝手に動く掃除機を持っていそうな暮らしをおもう 吉田恭大 短歌研究 2013年11月号 スタートラインは同じだっ …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]この街が廃墟になっても後ろ手に空を見上げたままなのでしょう/東直子 2014年1月2日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 この街が廃墟になっても後ろ手に空を見上げたままなのでしょう 東直子 十階 短歌日記2007 明石駅に降り立った父は、ホーム …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]そのゆびが火であることに気づかずに世界をひとつ失くしましたね/笹井宏之 2013年12月20日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 そのゆびが火であることに気づかずに世界をひとつ失くしましたね 笹井宏之 え-えんとくちから 「人それぞれ」とお題目のように …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]忘れてはならぬ何かを念のため記したはずのあのメモがない/小島ゆかり 2013年12月16日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 忘れてはならぬ何かを念のため記したはずのあのメモがない 小島ゆかり 純白光 短歌日記2012 忘れっぽい人のことを集中力や …