川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
no image ブログ論

想い、使命、理念。だからこそ、見えないものを。

2019年2月18日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
「こんな風に人の役に立ちたい」という、想いと行動の尻尾に利益のついてくるのが商売だと思っています。 「僕はこんなにすごいんですよ、えへへん …
no image 雑記

頸椎椎間板ヘルニアのその後と首の痛み、養命酒でなりきるダメな親父ごっこ

2019年2月11日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
頸椎椎間板ヘルニア。 その後のことを書かないでいると、「大丈夫か、無理してないか」と心配してくれる友人がいます。有り難いことです(転職決ま …
working 業務日記

ナナロク世代の持つ柔軟さと頑固さの理由 ~僕が僕である理由を知ってください

2019年2月4日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
僕は1976年生まれ。ナナロク世代なんて言われ方をします。 76(ナナロク)世代は、学生時代からインターネットに親しんでおり、それがそ …
no image 雑記

頸椎椎間板ヘルニアの僕がカラーを巻く理由は、首に負担をかけないためだけではなかったのです

2019年1月20日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
頸椎椎間板ヘルニアになって、首にカラーを巻いて行動することが多くなりました。 首に負担をかけないためですが、左腕が不自由であることの原 …
no image 雑記

「手術がベターとわ思われる」「先生、とはだよ、とわじゃない」

2019年1月17日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
「手術がベターとわ思われる」 「先生、"とは"だよ、とわじゃない」 「うるさいなぁもう」 電子カルテに記入する主治医の誤字を指摘しながら、 …
no image 雑記

成人式の代表に選ばれたこと。若かった自分が、今は首がもげそうになっていること(もげないけど)

2019年1月14日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
ほんの少しだけ、お兄さんやお姉さんのような感じのする人たち。 そのご子息が成人式を迎えられたと聞いて、とても不思議な気持ちになっていま …
no image 雑記

頚椎間板ヘルニアのその後、思わしくない現状

2019年1月10日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
同じ頚椎ヘルニアで苦しむXのYOSHIKIさんに、再手術の可能性があると聞きました。 首の痛みとそれに起因する不自由。2018年の秋からずっと苦しんでいますので、その辛さはよく分 …
no image 雑記

差別化できていますか? →「お役立ちです」という回答をどう感じる? / もげた首が笑顔の理由になる

2019年1月3日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
数百円で売られている電球を替えて部屋の印象を変えるだけでも、ずいぶんと気持ちは上がるものだ。 問題はその「買う」や「交換する」という手間を …
no image 雑記

さてそろそろ、なんて言っている時点で、もうね僕はね。

2019年1月2日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
年末から年始にかけて、このページへのアクセスが急増する。 「抱負」と「目標」の意味の違いと使い分けは何? 「抱負」にはなぜ「負」という …
no image 雑記

抱負というか、カミングアウトというか。理解してほしいというか、協力してほしいというか。

2019年1月1日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
2019年を迎えて、後厄の一年が終わった。 指の神経痛、緑内障、肋骨の骨折、頸椎ヘルニア。この2年間は健康について考えることが多かった …
parking 雑記

頸椎ヘルニアの発症から2ヶ月、病院の駐車場でうれし涙に泣いた冬の報告です

2018年11月25日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
頸椎ヘルニア。 神経の集中した首の手術となると、後遺症の出る可能性もあります。 「万が一、指先に痺れが残って、ピアノが弾けなくなった …
me 業務日記

作業と仕事の違い、他責と自責の違い、失敗できる土壌づくりを目指して

2018年11月5日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
前川企画印刷では、仕事と作業の違いを明確に区別して定義しています。言われた通りにやるのは作業、想像と提案を加えてアウトプットするのが仕事であ …
order 業務日記

個人やフリーランスに仕事を発注できるクラウドソーシング系サービスに業務を頼むときに、くれぐれも気をつけたいこと

2018年11月4日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
個人やフリーランスなど、起業間もない方が仕事を得るために登録しているサイトがあります。 コネクションや実績の少ない人にとって、仕事を受 …
egg 業務日記

とんかつ屋さんの「たまご」と経営者たちの「ことば」の関係について ~ビーラブカンパニーさんでセミナーを行います!

2018年11月2日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
11月はビーラブカンパニーさんのセミナーでお話をいたします。 【11月度 月1販促セミナー(旧ビーラブ勉強会)】選ばれ、検索され、集客 …
no image 雑記

明石城インスタグラムフォトコンテストに応募してみましたよ

2018年10月27日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
明石城築城400周年を記念して行われている明石城インスタグラムフォトコンテスト に応募してみましたよ。 View t …
bus 雑記

これが「生かされている」ってことなんですね、きっと

2018年10月21日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
左肩の激痛、そして腕の上がらなくなった原因は頸椎間板ヘルニアであることが分かりました。ただ、頸椎間板ヘルニアになった原因自体は分かりません。 …
mirarekata 業務日記

なぜ僕は「伝える喜びを想像して、伝わるチカラを創造する」を経営理念として、伝えることを優先し続けるのか

2018年10月20日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
あぁ、考えてみれば、厄年と後厄のこの2年間は、身体がいろんな悲鳴を上げていたのでした 緑内障もそう、そして右手の指の神経痛、右胸の肋骨 …
雑記

病気にならなければできなかった約束、そして見えなかった景色。人生はこんな風に、豊かになっていくのだな、と思いました。

2018年10月19日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
「西端さんは口がうまいので、乗せられます」と、理学療法士の池本さんが話してくれました。 リハビリは生まれて初めての経験。信頼関係がなけ …
itamidome 雑記

頚椎椎間板ヘルニアになった僕から、今後の治療の計画とお願いについて

2018年10月13日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
頚椎椎間板ヘルニア(首の椎間板ヘルニア)であることが判明しました。 肩の断裂の疑いから始まって、関節炎、神経炎など色々な疑いがあり、レ …
no image ブログ論

2週間近く続く肩の痛みと、新しいブログを始めた狙いと

2018年10月8日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
肩の痛みが始まって、2週間近く。 痛み止めの効いている間に外出や打ち合わせの予定を済ませ、それ以外はできるだけ、仰向けになって過ごして …
業務日記

肩の腱板が断裂している疑いのある僕から、仕事関係でご迷惑をおかけしてしまう皆様へ今後のことを

2018年9月30日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
あぁ、完全に肩の調子がおかしいな、腕が上がらないな・・・・・・と思う数日前から、首や肩に張りがありまして。 それでずっと、塗り薬を使っ …
no image 業務日記

「有名人の裏話を暴露します」という宣伝文句について思うこと ~想像を想像しよう~

2018年9月24日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
たとえば僕が、テレビに出ているようなカウンセラーの秘書を務めていたとします。 ここで僕が「うちの先生はすごいんです、いろんな有名人の方 …
no image 音楽

緊急速報エリアメール楽曲「響きのあとに光あれ」

2018年9月4日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
台風接近に伴い、緊急速報(エリアメール)が朝から何度も鳴り響きます。 「鳴りすぎ」「うるさい」なんて言われてしまうこともある緊急速報( …
ei 動画

魚同士の仁義なき戦いが可愛すぎて癒された

2018年8月22日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
これは実に優しい喧嘩。 「えいっ!」 「やったなーーー、こんちくしょーーーー」 https://www.youtube.com/watch?v=uDRGvZJSlPQ …
ブログ論

秋の気配がすると、アクセスの増え始めるページはどれ? ~検索流入で見る季節の移ろい

2018年8月17日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
8月17日の午前9時を過ぎたあたりから、急に「弊社」と「当社」の意味の違いと使い分け ~抗議のときは「当社」を使う!のページへのアクセスが増 …
ブログ論

Googleのコアアップデートによってコトバノが受けた悪影響について

2018年8月16日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
8月に、グーグルがコアアップデートという検索順位の大幅変動を伴うシステムの改変を行いました。その結果、コトバノは順位が大きく下落してしまい、 …
雑記

神戸、新長田駅前、夜の鉄人28号

2018年8月10日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
作者の横山光輝さんは神戸出身。 JR新長田駅前には、鉄人28号のモニュメントがあって街のランドマークになっています。 新長田駅前、夜の鉄人28号 終電間際の時間、人通りがほとん …
ブログ論

Googleの検索結果の一番上に表示される「強調スニペット」の弊害(デメリット)と対策について

2018年8月4日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
Googleで何かを検索したとき、検索結果の一番上に、強調スニペットという目立つ形で質問(検索)の回答が表示されることがあります。 た …
no image 情報

「お身体ご自愛ください」という表現が誤用である理由と、残暑見舞いを送る時期と

2018年8月2日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
「うだる」を漢字で書く、あぁだから「うだる」なのかーと、初めて知ったときは感動しました。ところで2018年、この夏の暑さは尋常ではありません …
no image 業務日記

男のエイターである僕が、関ジャニ∞の渋谷すばる君の脱退とうちの会社のこれからをどんな風に重ねて見ているのか

2018年8月1日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
僕は男のエイター、つまり関ジャニ∞のファンなのであります。 彼らは歌って踊れるだけでなく、楽器も演奏し、面白いトークをします。そして、 …
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川柳

[川柳鑑賞日記]犬の目で歩けば犬に恋をする/田辺与志魚

2025年10月6日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
僕たちは僕たちの高さで世界を見てしまう。たとえば今日、土はどんな温度を携えて花を抱いていただろう。空はどんな色をして、雲を許していただろう …
川柳

[川柳鑑賞日記]旧姓に戻りましたと来るメール/谷口修平

2025年10月6日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
ただそれだけの事実、でも想像してしまう。どうしてそれを僕に伝えて来るのだろう、君には今、何が足りないのだろう。身勝手な空想にひとり、体温を …
川柳

[川柳鑑賞日記]帰省する孫に自慢の掲載紙/津倉てつや

2025年10月6日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
コピーライターとして文章を書き、印刷屋として紙に軌跡を残す仕事をしている。三大発明のひとつが活版印刷だと言われるのは、つまり、僕たちは「残 …
川柳

[川柳鑑賞日記]秋彼岸化けて出るなと数珠を揉む/矢野野薫

2025年10月6日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
ふふ、と笑ってしまった。墓前に思慕を詠む句は多いが、作者には思い当たることがあり数珠を揉んだのである。何をしてしまったのだろう。清らかに生 …
川柳

[川柳鑑賞日記]ほの明かり潜んでないで出ておいで/西島とこ

2025年10月6日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
希望という言葉をどんな表現に置き換えるか、置き換えないのか。僕たち詩人は試されている。さて、作者は、それを「ほの明かり」と表現した。擬人化 …
川柳

[川柳鑑賞日記]晩学の今は青春いろはにほ/朝岡えりか

2025年10月6日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
晩学という言葉を青春という色で裏返しにしてしまう躍動、いろはにほと表現する軽やかさ。僕は詩に寒色を足してしまいがちなので、こんな句の姿勢に …
川柳

[川柳鑑賞日記]秘密裏の動きを月に覗かれる/関つね子

2025年10月6日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
森の中にあるベンチ、見上げれば月。「ずっと」という約束を交わした青い日の記憶。瞳を閉じ合ってしばらくすると、秘密を知った月がすこしだけ、西 …
川柳

[川柳鑑賞日記]五欲まだ捨てる気はない風は初夏/辰巳和子

2025年8月4日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
禁欲に背を向ける宣言を初夏にする。追い風を身に纏って人間らしく生きられる人は本当に素敵だと思う。悟ったような顔をした大人には、僕はどうして …
川柳

[川柳鑑賞日記]約束が出来れば羽根が生えてくる/土方邦子

2025年8月4日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
僕は僕という人間にこれっぽっちも自信がなくて、誰かに誘われ、約束ができると居場所ができたようで嬉しくなる。ひとに与えられる約束はなんて安寧 …
川柳

[川柳鑑賞日記]夕焼けの余韻にひたる坂の街/澤田迪子

2025年8月4日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
海が見える街を連想させる。「浸る」ではなく「ひたる」とひらがなにした優しさも「燃えるような赤」から「淡い群青」への移ろいを際立たせた。色彩 …
川柳

[川柳鑑賞日記]結局は父の背中を追っている/谷口修平

2025年8月4日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
商いの苦労を知っていた父は「おまえたちには商売人になってほしくない」と僕ら兄弟に言い続けた。結局、自分も弟も、その背中に憧れてこの道を生き …
川柳

[川柳鑑賞日記]ソーラーパネル故郷の空に降らぬ星/樋口祐子

2025年8月4日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
古来、詩には幾度も「故郷」や「星」が詠われてきた。その古典的な言葉と現代的な題材を並べることで、作者は時代への警鐘を鳴らした。七文字のカタ …
川柳

[川柳鑑賞日記]捨てなさい枯れてしまった薔薇なんて/山口早苗

2025年8月4日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
美しさや価値は永遠ではないという無常感。戒めのようにも聞こえるが、一方で、記憶はまだ過去になりきっていないのではないかという執着のようにも …
川柳

[川柳鑑賞日記]逝きたいね傘のしずくを切るように/渡辺千代子

2025年8月4日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
傘のしずくのごとく一瞬で消える魂、潔い死への憧れを詠む。この世の無常を思えば、僕たちの存在はまさに泡そのものであるのだが、なかなかどうして …
川柳鑑賞

[川柳鑑賞日記]八月の雨は首すじから濡れる/徳長怜

2025年8月4日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
傘で防ぎきれない突然の雨。ただ、「防ぎきれない」のはなく「防がなかった」とドラマを読み解けば、雨に身をゆだねる身体的感覚が強調される。無防 …
川柳鑑賞

[川柳鑑賞日記]見られてもいいことだけを書く日記/藤本美知恵

2025年7月9日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
ところで僕は、中学生のころからネット上で日記を公開し続けている。だからかどうか、自分だけが読むことを前提とした日記を書けないことに気が付い …
川柳鑑賞

[川柳鑑賞日記]「カワイイ」はフリーサイズの褒め言葉/妻木寿美代

2025年7月9日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
世界を拡張してくれる句だと思った。「かわいい」と伝えるのは、もしかすると相手によっては失礼なのではないかと躊躇してしまうことがある。ところ …
川柳鑑賞

[川柳鑑賞日記]花は葉にだけど手足の動く幸/山尾ふたば

2025年7月9日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
人生の旬はいつだったろうと、過ぎた青に目を瞑って考える。でもそれでは、いまこの瞬間が引き算の結果と決めてしまっているかのようだ。足りないも …
川柳鑑賞

[川柳鑑賞日記]そんなにも耐えたんだからもういいよ/内橋久代

2025年7月9日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
もう一度、信じてみよう。あと1分、待ってみよう。あと1cm、前へ行ってみよう…。いつからか、意地になってしまっている僕がいる。信念、なんて …
川柳

[川柳鑑賞日記]見守っていよう翼が乾くまで/朝岡えりか

2025年5月4日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
うんと若かったころの話。当時付き合っていた彼女から別れの電話があった。「いやだぜったい、いやだよぜったい」。叫ぶようにして泣いた僕の声を、 …
川柳

[川柳鑑賞日記]沈丁の香に恋慕またよみがえる/小島松太

2025年5月4日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
五感はいつかの時代にリンクしている。たとえば流行った音楽、たとえば学生街の食堂。僕はそうだ。五月のベンチの至近距離で、リンスの香りに魅了さ …
川柳

[川柳鑑賞日記]深掘りをすれば傷つく人がいる/藤本美知恵

2025年5月4日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
孤独の部屋にいて、聞いてほしいと思うことがある。ただし傷つきやすい僕である。どうしてそうなったの、どうしてこうしなかったのと理由を問うこと …
川柳

[川柳鑑賞日記]亀さんは寝ている兎起こさない/川村やまと

2025年5月4日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
これは真理であって、先にゴールを目指す僕たちは、自分の意思で寝てしまった兎を起こすような真似はしないのだ。でも、だから、考えてみた。僕が兎 …
川柳

[川柳鑑賞日記]補聴器を両手で受ける床屋さん/老沼正一

2025年5月4日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
この句を読んで、僕は「そうかっ」と唸ってしまった。当然、耳が不自由でも髪は伸びるし、床屋に行く必要がある。装着したままでは不便がある散髪。 …
川柳

[川柳鑑賞日記]思案する手持ちカードの上がり方/土方邦子

2025年5月4日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
カードの切り方ではなく、上がり方と作者は表現した。小心者の自分は、不安で仕方がない。この手札を出し、上がったと思ったら、まだその先には高い …
川柳

[川柳鑑賞日記]えいやーと5回となえて布団出る/徳永ひよこ

2025年5月4日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
布団に暮らしたい。たとえば好きな本を抱えて、たとえばおいしいお菓子を持ち込んで、たとえば世界中の映画を再生して。でも叶わず、冬の朝はやって …
川柳

[川柳鑑賞日記]誘われて散歩に出ると日がさした/井上恵美子

2025年5月4日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
闇の底に落ちたときでも、必ず、誰かが声をかけてくれる。自分の名を呼んでくれる。親はきっとそんな祈りをこめて僕たちに名を授けた。誘われるまま …
川柳鑑賞

[川柳鑑賞日記]曲がり角ばかり呼んでもいないのに/西村みなみ

2025年3月5日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
ため息で汚れそうな曲がり角を、軽やかに表現する。もちろん、それぞれの角には傷も涙もあったのだろうが、その都度、骨は強くなっていったのだろう …
川柳鑑賞

[川柳鑑賞日記]許すこと覚えた声が丸くなる/原正吾

2025年3月5日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
この世の中で一番難しいのは許すことなのではないかと思う。黒く赤く燃えた炎を消すことができず、僕の心はいつも虚しく汚い。それでも、いつか見返 …
川柳鑑賞

[川柳鑑賞日記]すぐ消える昭和家族のシャボン玉/宮本緑

2025年3月5日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
2025年は昭和100年に当たるそうだ。僕は昭和51年製のシャボン玉。父や母、弟や愛犬たちの記憶を閉じ込めて、屋根へゆっくりと昇る。父はり …
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短歌鑑賞

[短歌鑑賞]フェイクファー風を含んで湿りだす守りたいのは正しさじゃない/法橋ひらく

2015年6月22日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
フェイクファー風を含んで湿りだす守りたいのは正しさじゃない 法橋ひらく それはとても速くて永い (新鋭短歌シリーズ) べき …
短歌鑑賞

[短歌鑑賞]母と目が初めて合ったそのときの心でみんな死ねますように/岡野大嗣

2015年3月9日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
母と目が初めて合ったそのときの心でみんな死ねますように 岡野大嗣(twitter/blog「第2ファスナー」) サイレンと犀 (新鋭 …
短歌鑑賞

[短歌鑑賞]ならべるとひどいことばにみえてくる頑張れ笑え負けるな生きろ/岡野大嗣

2014年12月24日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
Amazonでサイレンと犀を購入すると、特典に安福望さんのポストカードがついてきた。安福望さんはこの本の装画と挿し絵を描いている方で、神戸の …
短歌鑑賞

[短歌鑑賞]自殺者の三万人を言いしときそのかぎりなき未遂は見えず/吉川宏志

2014年11月23日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
自殺者の三万人を言いしときそのかぎりなき未遂は見えず 吉川宏志 燕麦―吉川宏志歌集 (塔21世紀叢書) 新しい看板のまま、 …
短歌鑑賞

[短歌鑑賞]三月の十日の新聞手に取れば切なきまでに震災前なり/中村偕子

2014年10月25日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
三月の十日の新聞手に取れば切なきまでに震災前なり 中村偕子 変わらない空 泣きながら、笑いながら 東日本大震災を経験した五 …
no image 短歌鑑賞

[短歌鑑賞]トングにて肉の赤きを返しつつこの四半期をねぎらわれおり/松村正直

2014年10月10日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
トングにて肉の赤きを返しつつこの四半期をねぎらわれおり 松村正直(blog) 午前3時を過ぎて (塔21世紀叢書) 空想で …
短歌鑑賞

[短歌鑑賞]多すぎる言葉を払い落したらきれいな空が広がっていた/中畑智江

2014年10月3日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
多すぎる言葉を払い落したらきれいな空が広がっていた 中畑智江 同じ白さで雪は降りくる (新鋭短歌シリーズ15) 「愚痴なら …
短歌鑑賞

[短歌鑑賞]かの時に言ひそびれたる大切の言葉は今も胸に残れど/石川啄木

2014年9月1日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
かの時に言ひそびれたる大切の言葉は今も胸に残れど 石川啄木 一握の砂 血圧や呼吸、心拍を伝える集中治療室のモニター。僕たち …
短歌鑑賞

[短歌鑑賞]風鈴の思い出しては鳴っているあれはゆうべの星との会話/杉崎恒夫

2014年8月23日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
風鈴の思い出しては鳴っているあれはゆうべの星との会話 杉崎恒夫 パン屋のパンセ 縁側、冷たい水。蝉の声、高校野球の実況中継 …
短歌鑑賞

[短歌鑑賞]だまし絵に騙されあっていましたね でたらめにうつくしかった日々/笹井宏之

2014年8月20日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
だまし絵に騙されあっていましたね でたらめにうつくしかった日々 笹井宏之 てんとろり 放課後や夏休みは永遠に続くように思わ …
短歌鑑賞

[短歌鑑賞]新しい朝が来たけど僕たちは昨日と同じ体操をする/木下龍也

2014年5月28日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
新しい朝が来たけど僕たちは昨日と同じ体操をする 木下龍也(twitter) つむじ風、ここにあります 新しい朝という言葉に …
短歌鑑賞

[短歌鑑賞]助手席のクーラーからは八月の土のにおいが漏れて 遠雷/山崎聡子

2014年5月12日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
助手席のクーラーからは八月の土のにおいが漏れて 遠雷 山崎聡子(twitter) 手のひらの花火 歌人の穂村弘さんは、この …
短歌鑑賞

[短歌鑑賞]あと少しのぼれば空が見えますよ抱きしめているもの捨てなさい/東直子

2014年5月9日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
あと少しのぼれば空が見えますよ抱きしめているもの捨てなさい 東直子(twitter) 十階 短歌日記2007 荷を背負った …
短歌鑑賞

[短歌鑑賞]夕空が鳥をしずかに吸うように君の言葉をいま聞いている/大森静佳

2014年4月26日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
夕空が鳥をしずかに吸うように君の言葉をいま聞いている 大森静佳(twitter) 歌集 てのひらを燃やす (塔21世紀叢書)  …
no image 短歌鑑賞

穂村弘さん監修の「はじめての短歌」に呻りっぱなし ~穂村弘さんってどんな人?

2014年4月19日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
「短歌で自己表現をしたい」「短歌がもっと上手になりたい」と思う人には最適な教科書であるのは勿論、穂村弘さんならではの文体が読み物としても面白 …
短歌鑑賞

[短歌鑑賞]Googleにホットスポット記されず北北東の風に吹かれる/天道なお

2014年4月15日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
Googleにホットスポット記されず北北東の風に吹かれる 天道なお(twitter/blog) NR 何年も通った校舎の前 …
短歌鑑賞

[短歌鑑賞]わたくしは水と炭素と少々の存在感で生きております/笹井宏之

2014年4月5日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
わたくしは水と炭素と少々の存在感で生きております 笹井宏之 ひとさらい 昨日歩いた道のどこかで見かけたタンポポの数を僕たち …
短歌鑑賞

[短歌鑑賞]さみしくて見にきたひとの気持ちなど海はしつこく尋ねはしない/杉崎恒夫

2014年3月13日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
さみしくて見にきたひとの気持ちなど海はしつこく尋ねはしない 杉崎恒夫 パン屋のパンセ 作者の杉崎さんは大正8年生まれ。20 …
短歌鑑賞

[短歌鑑賞]たくさんの孤独が海を眺めてた等間隔に並ぶ空き缶/木下龍也

2014年2月15日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
たくさんの孤独が海を眺めてた等間隔に並ぶ空き缶 木下龍也 つむじ風、ここにあります ソチ五輪のフィギュアスケートで日本男子 …
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[短歌鑑賞]降りだせる雨に気づけるきみを見て恋の終わりを予感しており/小島なお

2014年1月20日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
降りだせる雨に気づけるきみを見て恋の終わりを予感しており 小島なお サリンジャーは死んでしまった クロージングやデート。  …
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[短歌鑑賞]真実がもしも山なら君たちが登ったところで徒労ではない/中島裕介

2014年1月12日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
真実がもしも山なら君たちが登ったところで徒労ではない 中島裕介 もしニーチェが短歌を詠んだら 効率のいい方法、近道。  …
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[短歌鑑賞]あまたなる人の患ひのもととなりし海にむかひて魚放ちけり/今上天皇(平成)

2014年1月10日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
あまたなる人の患ひのもととなりし海にむかひて魚放ちけり 今上天皇(平成) 天皇陛下:水俣など訪問地を題材に短歌 天皇陛下は …
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[短歌鑑賞]たっぷりと春を含んだ日溜まりであなたの夢と少し繋がる/笹井宏之

2014年1月9日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
たっぷりと春を含んだ日溜まりであなたの夢と少し繋がる 笹井宏之 えーえんとくちから 理論は統計で、統計は感情や思惑の積み上 …
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[短歌鑑賞]知り合いの勝手に動く掃除機を持っていそうな暮らしをおもう/吉田恭大

2014年1月7日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
知り合いの勝手に動く掃除機を持っていそうな暮らしをおもう 吉田恭大 短歌研究 2013年11月号 スタートラインは同じだっ …
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[短歌鑑賞]この街が廃墟になっても後ろ手に空を見上げたままなのでしょう/東直子

2014年1月2日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
この街が廃墟になっても後ろ手に空を見上げたままなのでしょう 東直子 十階 短歌日記2007 明石駅に降り立った父は、ホーム …
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[短歌鑑賞]そのゆびが火であることに気づかずに世界をひとつ失くしましたね/笹井宏之

2013年12月20日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
そのゆびが火であることに気づかずに世界をひとつ失くしましたね 笹井宏之 え-えんとくちから 「人それぞれ」とお題目のように …
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[短歌鑑賞]忘れてはならぬ何かを念のため記したはずのあのメモがない/小島ゆかり

2013年12月16日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
忘れてはならぬ何かを念のため記したはずのあのメモがない 小島ゆかり 純白光 短歌日記2012 忘れっぽい人のことを集中力や …
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