川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
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【川柳】神戸から 今日はこんなに元気です

2011年4月21日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
東日本大震災で被災された皆様へ、心よりお見舞い申し上げます。私たちは、神戸からこの本をお届けしています。私たちは、震災の風化していく寂しさを知っています。私たちは、出来ることから始 …
雑記

iPhone版blogwriterからgooブログへのテスト投稿

2011年4月17日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
メール投稿ではなく、アプリから投稿するとどんな風に表示されるのか。テスト。どうかな。---PCから追記。アプリから投稿すると、画像サイズが大 …
雑記

精神障害への理解を深めよう、神戸須磨に交流カフェがオープン。

2011年4月9日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
ある日の、経営者同士の勉強会の模様。障がい者の方の雇用に関して、職業能力の開発と雇用機会の拡充を支援する活動をされている特定非営利活動法人す …
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3月のジョギング記録、約束を貯金するということ。

2011年4月3日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
3月のジョギングの記録。 日付        曜日 走行k …
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鼻で笑っただろうな、そして僕は、横で怒ってる。

2011年4月2日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
商売人だった父に、商売のことを語る。命日、仏壇前は励まされ、立ち位置を確かめる場所。たくさん泣いた。3年経っても、まだ、こんなに逢いたい自分 …
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大切な友人の大切な家族のために - 子どもの脳腫瘍について。

2011年3月29日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
子どもの脳腫瘍について - 幸せの黄色いコンテナ 経営者仲間の藤井さんが、脳腫瘍であることがわかったご自身のお子さんのために  …
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頭がいいなぁと感じる人が使う、カタカナ言葉。

2011年3月27日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
会話の中に「ターゲット」という言葉が良く出てくる。 仕事が出来るなぁと思う人に、共通する点の一つ。 そして、そのターゲットに対する根拠を論理的に説明出来る人は、イメー …
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経営の勉強という言葉の裏側にあるもの - 分析麻痺症候群。

2011年3月27日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
「週末、一泊二日の経営の勉強会に行ってきた」と話すAさんに尋ねてみた。 「ではその週末、Aさんの社員さんはどんな風に過ごしていたのですか …
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ちょっと引退してくる。

2011年3月24日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
自転車の僕に、少年野球のボールが飛んできた。 吹奏楽部員として、甲子園を目指したことのある僕だ。 軽やかにボールを拾って、レーザービームでバックホームを試みる …
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3年が過ぎても、いつもと同じように頼んでいる。

2011年3月24日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
「少しでも体力の残っているうちに、会社を清算する方法を教えてほしい」 こういう相談は初めてだった。 震災は、身体に心に …
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溢れ出す、ほんの少しのそれを、すこしずつ。

2011年3月15日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
心から、祈っています。 メールに添えたら、「神社仏閣巡りが趣味じゃなかった!?」 んじゃー、これこれ、これでどう?  …
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地震のおかげで、あんたに逢えたんやなぁ - 神戸らしく、大人らしく。

2011年3月14日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
阪神淡路大震災の時、僕は大学受験生だった。瓦礫の街、受験地に向かうため代替バスを待つ僕を、周囲の人は風邪を引いてはいけないからと、声をかけあ …
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本を読んで柔らかくなる人、本にもたれて固くなってしまう人。

2011年3月9日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
「育てる」という言葉は、自分に驕りが見えるようで出来るだけ使わないことにしている。人は元来、育つもの。育つためのきっかけやヒントをタイミング …
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数字に縛られてはいけないけれど、数字を見えるようにすると届くもの。

2011年3月6日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
2月の月間走行距離は267.7km。1月の206.7kmを大きく上回ることが出来た。「1月よりも日数が少ない」と、自分を追い込んでいく。する …
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お客さんとメンバーを侮辱されたような気がした、殴りたくなった。

2011年2月27日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
― 明石市の公務員試験に、去年3点差で合格出来なかったので、もう一度挑戦すれば受かるはず。前川企画印刷の仕事は、やりがいを持てない。公務員の …
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毎日を見えるようにすれば、意識は変わる。

2011年2月17日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
貯金は95kmまで増やすことが出来た。 雨の予報が多いこれからを、どんな風に乗りきっていけるかな。 毎日の目標を実現するのに、毎日を「記録する」って大事。  …
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『付加価値』という言葉に踊らされ始めた経営者たち。

2011年2月16日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
新しい業務相談、続々。突き詰めていくと、「自社(自分の店)の強みは何なのか」に対する表現力が乏しくこの軸が決まらないことで、全体の士気やベク …
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陰口と悪口を区別して、守るもの。

2011年2月16日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
年上だから敬う。ただ、年上だからと盲目的に全てのことを受け入れてしまって、自分にブレが生じればそれはお客様やメンバーにとても失礼な話である。だから、ちゃんと、その人に聞こえるように …
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【川柳】死ぬ前に声に出したい恋 ですか   ばた

2011年2月16日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
繋いでる。あれが、始まり。今日からの、ずっと。土曜日の放課後が待ち遠しかった、少年のこころは。次の、小さな約束を、生きている。---【川柳】 …
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瀬戸内の雪だるま、ようやく逢えたね。

2011年2月11日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
朝からの白、感激。 雪だるまって、素手で作るものなんですか? あまりの冷たさに、中途半端な丸ふたつ。 自宅の屋上で、やっと、逢えた。  …
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心のボール  ― 空高く。

2011年2月11日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
誰かの憂いに 祈ることしか出来ない 無力もいつもほら 人はほら未来に生きてる今日を越える あしたはすべてが杞憂だったと 笑うそんな時間でありますように  …
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夢と目標の違いを伝えるための、3つのルール。

2011年2月6日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
【2011年の目標】 年間で2000kmを走ること。 【目標達成のためには】 一日あたり、5.5km以上走る必要がある。 【目標達成の …
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遠くを誓おう。

2011年1月28日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
上澄みの純度の高い気持ちだから、言葉を選ぶ。伝えたい想いの幾つもあるわけではなく、飾り気を削いで向かう場面。始まりの時間、続く空間、膨らませるイメージは彩のある海にも似て。言葉の仕 …
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ある日を境に、きみは檻の向こうへと行ってしまう命だった。

2011年1月22日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
ただ捨てられる命 犬・猫、殺処分を公開 松山の施設当時、中学生だった僕の家の近所にはたくさんの野良犬たちが住んでいて。そのうちの一匹を、夜の …
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反面教師を得ても、まだ、僕はまだまだの場所にいる。

2011年1月21日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
新しい人が増えたということで、周囲の方々が最大限の配慮と気遣いをしてくれる。それがよく伝わってきて嬉しい。意気を感じることの出来る器は、自分 …
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【川柳】震災の夜 神様のような湯気   ばた

2011年1月17日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
一瞬が全てを裂いた。 冷たい朝だったことを覚えている。 雪は、廃墟に立ちつくすひとたちを刺しながら舞った。 訪れてくれた友たちと、温度を求めて街を彷 …
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お客さんのことをクライアントと呼ばない会社。

2011年1月15日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
ご商売のアドバイスを求められたら、お客さんの立場で返事をする。 ・・・が、正解、なんだけど。 経営者同士や、同業の人にアドバイスを求めると、途端にお客さんの立場や気持ちを忘れて 自 …
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24分の1の場所に、辿り着いたか。

2011年1月15日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
1月も折返し。 年頭に立てた目標の1/24が達成出来ていなければ、すでに借金生活に突入していることを 自覚したい。 年間2000km走るという目標に …
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どう働くか、ではなく、どう見られるか。

2011年1月13日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
働き方にこだわりを持つのは悪いことではない。けれど、それについてばかり言及している人は、お客さんからの見られ方に対する意識が低いようにも思える。「ワーキングスタイルは理解出来ました …
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あの人が聞き上手かどうかを見分ける秘密の質問。

2011年1月11日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
「聞き上手になった方が得しますよねー」と語りかけてみて「自分はその点は得意なんで大丈夫です」と返事をする時点で、聞き上手じゃないんだけどね。 …
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[川柳鑑賞日記]見守っていよう翼が乾くまで/朝岡えりか

2025年5月4日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
うんと若かったころの話。当時付き合っていた彼女から別れの電話があった。「いやだぜったい、いやだよぜったい」。叫ぶようにして泣いた僕の声を、 …
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[川柳鑑賞日記]沈丁の香に恋慕またよみがえる/小島松太

2025年5月4日 batacchi
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五感はいつかの時代にリンクしている。たとえば流行った音楽、たとえば学生街の食堂。僕はそうだ。五月のベンチの至近距離で、リンスの香りに魅了さ …
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[川柳鑑賞日記]深掘りをすれば傷つく人がいる/藤本美知恵

2025年5月4日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
孤独の部屋にいて、聞いてほしいと思うことがある。ただし傷つきやすい僕である。どうしてそうなったの、どうしてこうしなかったのと理由を問うこと …
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[川柳鑑賞日記]亀さんは寝ている兎起こさない/川村やまと

2025年5月4日 batacchi
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これは真理であって、先にゴールを目指す僕たちは、自分の意思で寝てしまった兎を起こすような真似はしないのだ。でも、だから、考えてみた。僕が兎 …
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[川柳鑑賞日記]補聴器を両手で受ける床屋さん/老沼正一

2025年5月4日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
この句を読んで、僕は「そうかっ」と唸ってしまった。当然、耳が不自由でも髪は伸びるし、床屋に行く必要がある。装着したままでは不便がある散髪。 …
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[川柳鑑賞日記]思案する手持ちカードの上がり方/土方邦子

2025年5月4日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
カードの切り方ではなく、上がり方と作者は表現した。小心者の自分は、不安で仕方がない。この手札を出し、上がったと思ったら、まだその先には高い …
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[川柳鑑賞日記]えいやーと5回となえて布団出る/徳永ひよこ

2025年5月4日 batacchi
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布団に暮らしたい。たとえば好きな本を抱えて、たとえばおいしいお菓子を持ち込んで、たとえば世界中の映画を再生して。でも叶わず、冬の朝はやって …
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[川柳鑑賞日記]誘われて散歩に出ると日がさした/井上恵美子

2025年5月4日 batacchi
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闇の底に落ちたときでも、必ず、誰かが声をかけてくれる。自分の名を呼んでくれる。親はきっとそんな祈りをこめて僕たちに名を授けた。誘われるまま …
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[川柳鑑賞日記]曲がり角ばかり呼んでもいないのに/西村みなみ

2025年3月5日 batacchi
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ため息で汚れそうな曲がり角を、軽やかに表現する。もちろん、それぞれの角には傷も涙もあったのだろうが、その都度、骨は強くなっていったのだろう …
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[川柳鑑賞日記]許すこと覚えた声が丸くなる/原正吾

2025年3月5日 batacchi
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この世の中で一番難しいのは許すことなのではないかと思う。黒く赤く燃えた炎を消すことができず、僕の心はいつも虚しく汚い。それでも、いつか見返 …
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[川柳鑑賞日記]すぐ消える昭和家族のシャボン玉/宮本緑

2025年3月5日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
2025年は昭和100年に当たるそうだ。僕は昭和51年製のシャボン玉。父や母、弟や愛犬たちの記憶を閉じ込めて、屋根へゆっくりと昇る。父はり …
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[川柳鑑賞日記]教室の中で歪んでいく背骨/埜藤裕子

2025年3月5日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
幼稚園児の頃の記憶。プランターの花はまっすぐに伸びて、チューリップの歌を何度も口ずさんだ。あの花は、横に並んだ色たちをうかがうこともなく、 …
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[川柳鑑賞日記]お守りが事故車の中で揺れている/川人良種

2025年3月5日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
加害者や被害者にも名前があって、誕生の際、親御さんはどんな祈りを込めてこの字を選んだのだろうと考えてしまう。その先の哀しい運命を浮かべるわ …
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[川柳鑑賞日記]コロナ禍とお別れをした駅ピアノ/山口早苗

2025年3月5日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
封鎖されたピアノは寂しそうな顔をして待っていた。開かれることを、誰かが奏でてくれることを。下手な音符にピアノは微笑んで、得意なリズムにピア …
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[川柳鑑賞日記]迷ったらまた原点に戻ろうよ/八木田幸子

2025年3月5日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
大阪梅田の地下迷宮で、僕はいつも人の海に溺れてしまう。前後左右、どこにいるのか、どこに行きたかったのか。迷ったら空を探すことだ。太陽は規則 …
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[川柳鑑賞日記]胃カメラは知ってる君の気の弱さ/鈴木かおる

2025年3月5日 batacchi
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外の世界のあんなこんなで痛めつけてしまった内臓に、申し訳ないと思うことがある。悔しさに泣き、怒りに震え、強くなれなかったとき。胃は寄り添う …
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[川柳鑑賞日記]美しくそしてゆっくり老いる日々/竹部修清

2025年2月5日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
限られた字数の世界で、あえて「そして」という接続詞を用いることが、ふたつの理想を効果的に強調した。そう、美しく、そしてゆっくり老いていくこ …
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[川柳鑑賞日記]落丁のページは胸の奥にある/山下華子

2025年1月9日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
あの日からずっと続くはずだった物語。背中を見送った日の涙は笑い話にするけれど、破りとった一枚のページは、今も詩の源泉になっている。続編を妄 …
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[川柳鑑賞日記]傘マーク 鼻歌になる雨蛙/長崎瑞竹

2025年1月8日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
デートの日、悪友はいつも雨を待ち望んでいた。曰く「50センチの距離に近づけるから」とのこと。僕は当然、てるてる坊主で意地悪をした。晴れるこ …
川柳鑑賞

[川柳鑑賞日記]夕焼けを鞄につめた夜が来る/遠藤より子

2025年1月7日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
胸に迫るあの情景を、鞄につめこんでしまう。そんな夜はいったい、どんな語らいがふくらむのだろう。「生かされている」と謙虚に思う姿勢も良い。た …
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[川柳鑑賞日記]地に落ちてじっと季を待つこぼれ種/井上高島

2025年1月5日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
谷川俊太郎さんは、いつもどこかで朝が始まっていると言った。どこか終焉を感じさせる「夕陽」や「散る」という言葉も、始まりにつながっていく序章 …
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[川柳鑑賞日記]蛇行して一人前の川になる/平松直樹

2024年12月31日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
今僕のいるこの場所がはたしてまっすぐなのかどうかは分からないけれど、振り返れば、うんと右に在り、左にいては怒られ、呆れられるような日々があ …
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[川柳鑑賞日記]青春の甘いあの日ももう更地/新貝里々子

2024年12月18日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
初夏の月に見守られてふたつの影をひとつにした公園のベンチ。今はもう撤去されて、その前を小さな子どもたちが走り回っている。あの日よりうんと伸 …
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[川柳鑑賞日記]廃屋の窓辺に鳴らぬオルゴール/川村やまと

2024年11月15日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
オルゴールを囲んだのは、愛だっただろうか団らんだっただろうか。もう、その温かい光景には及ばず、廃屋のオルゴールは窓の外を眺めて余生を過ごし …
川柳鑑賞

[川柳鑑賞日記]甘えてもいいかと聞けばいいと猫/吉田佐知

2024年11月13日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
動物たちはけっして言葉を話すわけではないけれど、その分、いつも温かな空気になって部屋をやわらかくしてくれる。 あさろうたをクッション …
川柳鑑賞

[川柳鑑賞日記]鉛筆を静かに研いでいる夜更け/倉本智子

2024年11月11日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
明け方の静寂に、今ここは僕の世界だと思うことがある。走り出したくなる衝動が湧いて、朝は決意に満ちた時間だ。今日という日を描いていく強い覚悟 …
川柳鑑賞

[川柳鑑賞日記]太陽と風に会いたい水中花/中村優実子

2024年11月2日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
ああそうか、と思った。コップの中でひとを和ませる造花や鳥、魚などの玩具たちは、透き通る内側にいても、けっして太陽には触れず、風を聞かない場 …
川柳鑑賞

[川柳鑑賞]アンテナを真っ直ぐ立てて生きている/倉本智子

2024年10月3日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
噂話だったり悪口だったり。負を帯びた話に目も耳も向ける必要はないのに、右へ左へ、僕のアンテナは無限に受信を続けようとする。澄んだ水を受けれ …
川柳鑑賞

[川柳鑑賞]浪費している人生の砂時計/とがみかつすけ

2024年10月2日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
たとえば18歳だったころを思い出してみる。部活動に勤しみ、受験勉強に苦しみ、恋を追いかけては切なさを知った青春時代。さて、では、はたして、 …
川柳鑑賞

[川柳鑑賞]ラの音に包まれている五月晴れ/戸田わか子

2024年9月4日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
元々は梅雨の晴れ間のことを五月晴れと呼んだが、今は五月の晴天をそう呼ぶこともすっかり定着した。言葉の使い方は変化していくが、こぼれるような …
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短歌鑑賞

[短歌鑑賞]フェイクファー風を含んで湿りだす守りたいのは正しさじゃない/法橋ひらく

2015年6月22日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
フェイクファー風を含んで湿りだす守りたいのは正しさじゃない 法橋ひらく それはとても速くて永い (新鋭短歌シリーズ) べき …
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[短歌鑑賞]母と目が初めて合ったそのときの心でみんな死ねますように/岡野大嗣

2015年3月9日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
母と目が初めて合ったそのときの心でみんな死ねますように 岡野大嗣(twitter/blog「第2ファスナー」) サイレンと犀 (新鋭 …
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[短歌鑑賞]ならべるとひどいことばにみえてくる頑張れ笑え負けるな生きろ/岡野大嗣

2014年12月24日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
Amazonでサイレンと犀を購入すると、特典に安福望さんのポストカードがついてきた。安福望さんはこの本の装画と挿し絵を描いている方で、神戸の …
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[短歌鑑賞]自殺者の三万人を言いしときそのかぎりなき未遂は見えず/吉川宏志

2014年11月23日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
自殺者の三万人を言いしときそのかぎりなき未遂は見えず 吉川宏志 燕麦―吉川宏志歌集 (塔21世紀叢書) 新しい看板のまま、 …
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[短歌鑑賞]三月の十日の新聞手に取れば切なきまでに震災前なり/中村偕子

2014年10月25日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
三月の十日の新聞手に取れば切なきまでに震災前なり 中村偕子 変わらない空 泣きながら、笑いながら 東日本大震災を経験した五 …
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[短歌鑑賞]トングにて肉の赤きを返しつつこの四半期をねぎらわれおり/松村正直

2014年10月10日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
トングにて肉の赤きを返しつつこの四半期をねぎらわれおり 松村正直(blog) 午前3時を過ぎて (塔21世紀叢書) 空想で …
短歌鑑賞

[短歌鑑賞]多すぎる言葉を払い落したらきれいな空が広がっていた/中畑智江

2014年10月3日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
多すぎる言葉を払い落したらきれいな空が広がっていた 中畑智江 同じ白さで雪は降りくる (新鋭短歌シリーズ15) 「愚痴なら …
短歌鑑賞

[短歌鑑賞]かの時に言ひそびれたる大切の言葉は今も胸に残れど/石川啄木

2014年9月1日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
かの時に言ひそびれたる大切の言葉は今も胸に残れど 石川啄木 一握の砂 血圧や呼吸、心拍を伝える集中治療室のモニター。僕たち …
短歌鑑賞

[短歌鑑賞]風鈴の思い出しては鳴っているあれはゆうべの星との会話/杉崎恒夫

2014年8月23日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
風鈴の思い出しては鳴っているあれはゆうべの星との会話 杉崎恒夫 パン屋のパンセ 縁側、冷たい水。蝉の声、高校野球の実況中継 …
短歌鑑賞

[短歌鑑賞]だまし絵に騙されあっていましたね でたらめにうつくしかった日々/笹井宏之

2014年8月20日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
だまし絵に騙されあっていましたね でたらめにうつくしかった日々 笹井宏之 てんとろり 放課後や夏休みは永遠に続くように思わ …
短歌鑑賞

[短歌鑑賞]新しい朝が来たけど僕たちは昨日と同じ体操をする/木下龍也

2014年5月28日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
新しい朝が来たけど僕たちは昨日と同じ体操をする 木下龍也(twitter) つむじ風、ここにあります 新しい朝という言葉に …
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[短歌鑑賞]助手席のクーラーからは八月の土のにおいが漏れて 遠雷/山崎聡子

2014年5月12日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
助手席のクーラーからは八月の土のにおいが漏れて 遠雷 山崎聡子(twitter) 手のひらの花火 歌人の穂村弘さんは、この …
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[短歌鑑賞]あと少しのぼれば空が見えますよ抱きしめているもの捨てなさい/東直子

2014年5月9日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
あと少しのぼれば空が見えますよ抱きしめているもの捨てなさい 東直子(twitter) 十階 短歌日記2007 荷を背負った …
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[短歌鑑賞]夕空が鳥をしずかに吸うように君の言葉をいま聞いている/大森静佳

2014年4月26日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
夕空が鳥をしずかに吸うように君の言葉をいま聞いている 大森静佳(twitter) 歌集 てのひらを燃やす (塔21世紀叢書)  …
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穂村弘さん監修の「はじめての短歌」に呻りっぱなし ~穂村弘さんってどんな人?

2014年4月19日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
「短歌で自己表現をしたい」「短歌がもっと上手になりたい」と思う人には最適な教科書であるのは勿論、穂村弘さんならではの文体が読み物としても面白 …
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[短歌鑑賞]Googleにホットスポット記されず北北東の風に吹かれる/天道なお

2014年4月15日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
Googleにホットスポット記されず北北東の風に吹かれる 天道なお(twitter/blog) NR 何年も通った校舎の前 …
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[短歌鑑賞]わたくしは水と炭素と少々の存在感で生きております/笹井宏之

2014年4月5日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
わたくしは水と炭素と少々の存在感で生きております 笹井宏之 ひとさらい 昨日歩いた道のどこかで見かけたタンポポの数を僕たち …
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[短歌鑑賞]さみしくて見にきたひとの気持ちなど海はしつこく尋ねはしない/杉崎恒夫

2014年3月13日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
さみしくて見にきたひとの気持ちなど海はしつこく尋ねはしない 杉崎恒夫 パン屋のパンセ 作者の杉崎さんは大正8年生まれ。20 …
短歌鑑賞

[短歌鑑賞]たくさんの孤独が海を眺めてた等間隔に並ぶ空き缶/木下龍也

2014年2月15日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
たくさんの孤独が海を眺めてた等間隔に並ぶ空き缶 木下龍也 つむじ風、ここにあります ソチ五輪のフィギュアスケートで日本男子 …
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[短歌鑑賞]降りだせる雨に気づけるきみを見て恋の終わりを予感しており/小島なお

2014年1月20日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
降りだせる雨に気づけるきみを見て恋の終わりを予感しており 小島なお サリンジャーは死んでしまった クロージングやデート。  …
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[短歌鑑賞]真実がもしも山なら君たちが登ったところで徒労ではない/中島裕介

2014年1月12日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
真実がもしも山なら君たちが登ったところで徒労ではない 中島裕介 もしニーチェが短歌を詠んだら 効率のいい方法、近道。  …
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[短歌鑑賞]あまたなる人の患ひのもととなりし海にむかひて魚放ちけり/今上天皇(平成)

2014年1月10日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
あまたなる人の患ひのもととなりし海にむかひて魚放ちけり 今上天皇(平成) 天皇陛下:水俣など訪問地を題材に短歌 天皇陛下は …
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[短歌鑑賞]たっぷりと春を含んだ日溜まりであなたの夢と少し繋がる/笹井宏之

2014年1月9日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
たっぷりと春を含んだ日溜まりであなたの夢と少し繋がる 笹井宏之 えーえんとくちから 理論は統計で、統計は感情や思惑の積み上 …
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[短歌鑑賞]知り合いの勝手に動く掃除機を持っていそうな暮らしをおもう/吉田恭大

2014年1月7日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
知り合いの勝手に動く掃除機を持っていそうな暮らしをおもう 吉田恭大 短歌研究 2013年11月号 スタートラインは同じだっ …
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[短歌鑑賞]この街が廃墟になっても後ろ手に空を見上げたままなのでしょう/東直子

2014年1月2日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
この街が廃墟になっても後ろ手に空を見上げたままなのでしょう 東直子 十階 短歌日記2007 明石駅に降り立った父は、ホーム …
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[短歌鑑賞]そのゆびが火であることに気づかずに世界をひとつ失くしましたね/笹井宏之

2013年12月20日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
そのゆびが火であることに気づかずに世界をひとつ失くしましたね 笹井宏之 え-えんとくちから 「人それぞれ」とお題目のように …
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[短歌鑑賞]忘れてはならぬ何かを念のため記したはずのあのメモがない/小島ゆかり

2013年12月16日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
忘れてはならぬ何かを念のため記したはずのあのメモがない 小島ゆかり 純白光 短歌日記2012 忘れっぽい人のことを集中力や …
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