川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
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瀬戸内で一番着こなしのうまい男ですから。

2008年11月25日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
今日も熱は上がらず。ただ、咳はやっぱり良く出る。扁桃腺炎を定期的に起こしていることがカルテでわかった。周期的に、疲れが溜まるってことなんだろう。もうちょっと睡眠時間を増やすようにし …
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明日出逢える天使のボーイソプラノ。

2008年11月24日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
気分転換の柿狩りで、ぐぐっと体調は回復した模様。まだ少しの咳と、喉の嗄れ。扁桃腺は痛々しくも腫れたまんまだけれど、夜になっても、熱は上がらず。もうちょっと静養すれば、ジョギングも再 …
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山陽電鉄明石駅に、もしも「明石音頭」な駅メロがあったなら。

2008年11月24日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
拝啓 山陽電鉄明石駅駅長 さま今は明石を離れてしまった友人たちと、故郷を語り合うときに。明石駅構内の山陽そばや、たいやき店。もっとさかのぼる …
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柿たわわ。

2008年11月23日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
治らぬ身体をひきずって、柿狩り。無料券の有効期限優先。  …
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震度1を見上げた37度1分。

2008年11月23日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
西の空に地震雲。そのあと、明石でまた震度1。ここ数日、ちょこちょこ「明石だけで」観測される地震がある。都度、パニックになってしまってしまう弱虫。みんな強いなぁ。ショック死するとすれ …
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ちから、でず。

2008年11月21日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
ポニョー、注射をしてもらお。きっと良くなるよ。良くならなくちゃ。  …
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ジョギングよりも効果的なカロリー消費方法、とはいえ。

2008年11月21日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
熱はぶり返し、声はスピードワゴンの甘くない方みたいになってしまった一日。バナナダイエットが一時期話題になりましたけれど、「咳」も結構カロリー …
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社長さんの社長さんによる、社員とお客様のためのブログマラソン。

2008年11月20日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
「ついでに、こんな仕事もお願い出来ませんか?」なんて、お客様からのメールだったり。「もうすぐ終電、乗り遅れないようにしてくださいね」そんな、 …
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僕を成長させてくれる、温かな人たちとの。

2008年11月20日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
 「感染りそうだから、すぐ帰るわー」 「電話で良かった。その声ひどすぎ、行ってたら一発でアウトだったな」来るお客さん、電話でかかってくるお客さん、異口同音に同じことをおっしゃる。ち …
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具体的に、どう浸透させるのかという方法論。

2008年11月19日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
微熱、咳、声もすっかり嗄れてしまった。たまっていた伝票を処理して、机の上はスッキリ。事務所での作業を終えて、ハーバーランド産業振興センターへ。今日の勉強会のテーマは【KKD経営から …
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【川柳】チョキを出す僕に優しいパーのある   ばた

2008年11月19日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
僕のチョキはいつだって無敵だった。さいごのひとつ、を、そして僕は。得意な顔をして、美味しそうに頬張ったものだった。かならず、いつも、僕のチョ …
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熱をも吹き飛ばす、新しい刺激の夜は。

2008年11月18日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
今日の同友会は、顧問税理士川口さんの発表でした。知っているようで知らない事情、苦悩、展望、野望。横にいていろいろな話を聞いていると、違う一面を見たようで「ほほぉっ」とした気持ちにな …
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金本兄貴の言葉にあるように。

2008年11月17日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
38度5分までは、熱でも何でもないと。意外に元気。気持ちのいい週の始まりです。いってきまーす。  …
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経営者にありがちな顔写真、の真逆のあたりで。

2008年11月17日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
土曜日、元上司のSさん宅ワインパーティーに呼んでいただきました。いつお会いしても、気持ちのいい話題と雰囲気を提供してくださるので、こちらも気取らずに、気を使わずに(使いなさ過ぎ)、 …
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はや、忘年会の色をして。

2008年11月15日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
激風邪モード。喉の痛みと微熱に、ルルゴールドの大量摂取で乗り切ってみることにした。無理しなければこれで意外にいける。晩はAブロック、Cブロックの合同忘年会に参加。同友会のタモリこと …
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机の上にある数字か、振り返るとある笑顔か。

2008年11月13日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
火曜日、同友会の運営委員会。色々あって、発表することにしていた内容を急きょ変更してみたものの、語尾の弱い話し方になってしまって、不完全燃焼だった。機会あれば、もっと直球で話してみた …
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上杉達也に遠い夜のこと。

2008年11月11日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
週末から入力の連続で、肩から肘、指先にかけて痺れが来ています。ちょっとした高校球児状態。がんばれたっちゃん。軽くお酒飲んで、寝ることにします。 びば、前張り焼酎。---夜中の震度1 …
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サルでもわかる「なぜ毎月保険証の提示が必要なのか」。

2008年11月9日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
仕事で何度も「レセプト」という言葉が出てきていると思いますが。たとえば11月に、君が病院に行ったとします。その医療費が1000円だった場合、 …
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半袖に半袖を重ねて。

2008年11月9日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
ポニョー。今日は持ち帰った仕事の山と格闘中。現実逃避に走りに出たよ。半袖に半袖を重ね着したところで、街のみんなの視線は温かくならないんだ。  …
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死んでいなければ、生きていれば。

2008年11月6日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
@水曜日「生意気な奴め、ツラ貸せやコラ」、と言われたかどうかはともかく。全兵庫経営研究集会で知り合った、東播支部のE社長から食事のお誘いをいただきました。明石の駅前の居酒屋と、とて …
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健康な社員と、ちょっと無謀で不健康な社長と。

2008年11月5日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
お知らせ。明日は前川企画印刷、インフルエンザ予防接種の日ですよー。社員のみなさんは、しっかりと身体を洗ってきてくださーい。走り終えて、さっきまで床で寝ていた半袖社長より。  …
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こてこての下町を。

2008年11月4日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
今日は大阪、十三のお客さんをまわっています。活気があって楽しみストリート。ここは駅前、波平通りです。  …
雑記

商品開発に向けて。

2008年11月3日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
今日は手芸コーナーを見て回っています。いろいろヒントが貰えますね。  …
雑記

そのむかし、結婚式をあげた。

2008年11月2日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
ホテルに食事にきました。 VIP待遇されております。  …
雑記

こんなはずではなかった。

2008年11月2日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
明石のハニカミ王子、絶不調。  …
雑記

小野市こだまの森公園。

2008年11月2日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
グラウンドゴルフをやりにきました。  …
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【川柳】まとめ買い 母にはうんと長生きを   ばた

2008年11月2日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
約束のように、おまじないのように。まとめ買いの数だけの、これからのこと。振り返るには、まだ早い。どうか、色鉛筆。彩のある未来、軽い声に満ちて …
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闇の子供たち ― 梁石日著

2008年11月2日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
【闇の子供たち(梁石日著)】、読破。夕方から読み始めて、その間、携帯もシャットアウトしてずっと読みふけってしまった。幼児売買、幼児売春、臓器売買、に、ついての生々しい表現の数々。後 …
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オグシオを目指しましたが。

2008年11月1日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
秋のグラウンド。オグシオを目指しましたが、20分で、もう、ベンチの日向ぼっこ。まだまだ走り込みが足りません。  …
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西舞子駅にて。

2008年11月1日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
うちの会社のチラシが貼られています。月末に更新されるので、掲示板の場所取りも必死。本人なりに試行錯誤、考えてやっているようですが、さて結果は?ポニョの御加護がありますように。  …
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川柳

[川柳鑑賞日記]五欲まだ捨てる気はない風は初夏/辰巳和子

2025年8月4日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
禁欲に背を向ける宣言を初夏にする。追い風を身に纏って人間らしく生きられる人は本当に素敵だと思う。悟ったような顔をした大人には、僕はどうして …
川柳

[川柳鑑賞日記]約束が出来れば羽根が生えてくる/土方邦子

2025年8月4日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
僕は僕という人間にこれっぽっちも自信がなくて、誰かに誘われ、約束ができると居場所ができたようで嬉しくなる。ひとに与えられる約束はなんて安寧 …
川柳

[川柳鑑賞日記]夕焼けの余韻にひたる坂の街/澤田迪子

2025年8月4日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
海が見える街を連想させる。「浸る」ではなく「ひたる」とひらがなにした優しさも「燃えるような赤」から「淡い群青」への移ろいを際立たせた。色彩 …
川柳

[川柳鑑賞日記]結局は父の背中を追っている/谷口修平

2025年8月4日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
商いの苦労を知っていた父は「おまえたちには商売人になってほしくない」と僕ら兄弟に言い続けた。結局、自分も弟も、その背中に憧れてこの道を生き …
川柳

[川柳鑑賞日記]ソーラーパネル故郷の空に降らぬ星/樋口祐子

2025年8月4日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
古来、詩には幾度も「故郷」や「星」が詠われてきた。その古典的な言葉と現代的な題材を並べることで、作者は時代への警鐘を鳴らした。七文字のカタ …
川柳

[川柳鑑賞日記]捨てなさい枯れてしまった薔薇なんて/山口早苗

2025年8月4日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
美しさや価値は永遠ではないという無常感。戒めのようにも聞こえるが、一方で、記憶はまだ過去になりきっていないのではないかという執着のようにも …
川柳

[川柳鑑賞日記]逝きたいね傘のしずくを切るように/渡辺千代子

2025年8月4日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
傘のしずくのごとく一瞬で消える魂、潔い死への憧れを詠む。この世の無常を思えば、僕たちの存在はまさに泡そのものであるのだが、なかなかどうして …
川柳鑑賞

[川柳鑑賞日記]八月の雨は首すじから濡れる/徳長怜

2025年8月4日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
傘で防ぎきれない突然の雨。ただ、「防ぎきれない」のはなく「防がなかった」とドラマを読み解けば、雨に身をゆだねる身体的感覚が強調される。無防 …
川柳鑑賞

[川柳鑑賞日記]見られてもいいことだけを書く日記/藤本美知恵

2025年7月9日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
ところで僕は、中学生のころからネット上で日記を公開し続けている。だからかどうか、自分だけが読むことを前提とした日記を書けないことに気が付い …
川柳鑑賞

[川柳鑑賞日記]「カワイイ」はフリーサイズの褒め言葉/妻木寿美代

2025年7月9日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
世界を拡張してくれる句だと思った。「かわいい」と伝えるのは、もしかすると相手によっては失礼なのではないかと躊躇してしまうことがある。ところ …
川柳鑑賞

[川柳鑑賞日記]花は葉にだけど手足の動く幸/山尾ふたば

2025年7月9日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
人生の旬はいつだったろうと、過ぎた青に目を瞑って考える。でもそれでは、いまこの瞬間が引き算の結果と決めてしまっているかのようだ。足りないも …
川柳鑑賞

[川柳鑑賞日記]そんなにも耐えたんだからもういいよ/内橋久代

2025年7月9日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
もう一度、信じてみよう。あと1分、待ってみよう。あと1cm、前へ行ってみよう…。いつからか、意地になってしまっている僕がいる。信念、なんて …
川柳

[川柳鑑賞日記]見守っていよう翼が乾くまで/朝岡えりか

2025年5月4日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
うんと若かったころの話。当時付き合っていた彼女から別れの電話があった。「いやだぜったい、いやだよぜったい」。叫ぶようにして泣いた僕の声を、 …
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[川柳鑑賞日記]沈丁の香に恋慕またよみがえる/小島松太

2025年5月4日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
五感はいつかの時代にリンクしている。たとえば流行った音楽、たとえば学生街の食堂。僕はそうだ。五月のベンチの至近距離で、リンスの香りに魅了さ …
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[川柳鑑賞日記]深掘りをすれば傷つく人がいる/藤本美知恵

2025年5月4日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
孤独の部屋にいて、聞いてほしいと思うことがある。ただし傷つきやすい僕である。どうしてそうなったの、どうしてこうしなかったのと理由を問うこと …
川柳

[川柳鑑賞日記]亀さんは寝ている兎起こさない/川村やまと

2025年5月4日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
これは真理であって、先にゴールを目指す僕たちは、自分の意思で寝てしまった兎を起こすような真似はしないのだ。でも、だから、考えてみた。僕が兎 …
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[川柳鑑賞日記]補聴器を両手で受ける床屋さん/老沼正一

2025年5月4日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
この句を読んで、僕は「そうかっ」と唸ってしまった。当然、耳が不自由でも髪は伸びるし、床屋に行く必要がある。装着したままでは不便がある散髪。 …
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[川柳鑑賞日記]思案する手持ちカードの上がり方/土方邦子

2025年5月4日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
カードの切り方ではなく、上がり方と作者は表現した。小心者の自分は、不安で仕方がない。この手札を出し、上がったと思ったら、まだその先には高い …
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[川柳鑑賞日記]えいやーと5回となえて布団出る/徳永ひよこ

2025年5月4日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
布団に暮らしたい。たとえば好きな本を抱えて、たとえばおいしいお菓子を持ち込んで、たとえば世界中の映画を再生して。でも叶わず、冬の朝はやって …
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[川柳鑑賞日記]誘われて散歩に出ると日がさした/井上恵美子

2025年5月4日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
闇の底に落ちたときでも、必ず、誰かが声をかけてくれる。自分の名を呼んでくれる。親はきっとそんな祈りをこめて僕たちに名を授けた。誘われるまま …
川柳鑑賞

[川柳鑑賞日記]曲がり角ばかり呼んでもいないのに/西村みなみ

2025年3月5日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
ため息で汚れそうな曲がり角を、軽やかに表現する。もちろん、それぞれの角には傷も涙もあったのだろうが、その都度、骨は強くなっていったのだろう …
川柳鑑賞

[川柳鑑賞日記]許すこと覚えた声が丸くなる/原正吾

2025年3月5日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
この世の中で一番難しいのは許すことなのではないかと思う。黒く赤く燃えた炎を消すことができず、僕の心はいつも虚しく汚い。それでも、いつか見返 …
川柳鑑賞

[川柳鑑賞日記]すぐ消える昭和家族のシャボン玉/宮本緑

2025年3月5日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
2025年は昭和100年に当たるそうだ。僕は昭和51年製のシャボン玉。父や母、弟や愛犬たちの記憶を閉じ込めて、屋根へゆっくりと昇る。父はり …
川柳鑑賞

[川柳鑑賞日記]教室の中で歪んでいく背骨/埜藤裕子

2025年3月5日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
幼稚園児の頃の記憶。プランターの花はまっすぐに伸びて、チューリップの歌を何度も口ずさんだ。あの花は、横に並んだ色たちをうかがうこともなく、 …
川柳鑑賞

[川柳鑑賞日記]お守りが事故車の中で揺れている/川人良種

2025年3月5日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
加害者や被害者にも名前があって、誕生の際、親御さんはどんな祈りを込めてこの字を選んだのだろうと考えてしまう。その先の哀しい運命を浮かべるわ …
川柳鑑賞

[川柳鑑賞日記]コロナ禍とお別れをした駅ピアノ/山口早苗

2025年3月5日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
封鎖されたピアノは寂しそうな顔をして待っていた。開かれることを、誰かが奏でてくれることを。下手な音符にピアノは微笑んで、得意なリズムにピア …
川柳鑑賞

[川柳鑑賞日記]迷ったらまた原点に戻ろうよ/八木田幸子

2025年3月5日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
大阪梅田の地下迷宮で、僕はいつも人の海に溺れてしまう。前後左右、どこにいるのか、どこに行きたかったのか。迷ったら空を探すことだ。太陽は規則 …
川柳鑑賞

[川柳鑑賞日記]胃カメラは知ってる君の気の弱さ/鈴木かおる

2025年3月5日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
外の世界のあんなこんなで痛めつけてしまった内臓に、申し訳ないと思うことがある。悔しさに泣き、怒りに震え、強くなれなかったとき。胃は寄り添う …
川柳鑑賞

[川柳鑑賞日記]美しくそしてゆっくり老いる日々/竹部修清

2025年2月5日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
限られた字数の世界で、あえて「そして」という接続詞を用いることが、ふたつの理想を効果的に強調した。そう、美しく、そしてゆっくり老いていくこ …
川柳鑑賞

[川柳鑑賞日記]落丁のページは胸の奥にある/山下華子

2025年1月9日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
あの日からずっと続くはずだった物語。背中を見送った日の涙は笑い話にするけれど、破りとった一枚のページは、今も詩の源泉になっている。続編を妄 …
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短歌鑑賞

[短歌鑑賞]フェイクファー風を含んで湿りだす守りたいのは正しさじゃない/法橋ひらく

2015年6月22日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
フェイクファー風を含んで湿りだす守りたいのは正しさじゃない 法橋ひらく それはとても速くて永い (新鋭短歌シリーズ) べき …
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[短歌鑑賞]母と目が初めて合ったそのときの心でみんな死ねますように/岡野大嗣

2015年3月9日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
母と目が初めて合ったそのときの心でみんな死ねますように 岡野大嗣(twitter/blog「第2ファスナー」) サイレンと犀 (新鋭 …
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[短歌鑑賞]ならべるとひどいことばにみえてくる頑張れ笑え負けるな生きろ/岡野大嗣

2014年12月24日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
Amazonでサイレンと犀を購入すると、特典に安福望さんのポストカードがついてきた。安福望さんはこの本の装画と挿し絵を描いている方で、神戸の …
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[短歌鑑賞]自殺者の三万人を言いしときそのかぎりなき未遂は見えず/吉川宏志

2014年11月23日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
自殺者の三万人を言いしときそのかぎりなき未遂は見えず 吉川宏志 燕麦―吉川宏志歌集 (塔21世紀叢書) 新しい看板のまま、 …
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[短歌鑑賞]三月の十日の新聞手に取れば切なきまでに震災前なり/中村偕子

2014年10月25日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
三月の十日の新聞手に取れば切なきまでに震災前なり 中村偕子 変わらない空 泣きながら、笑いながら 東日本大震災を経験した五 …
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[短歌鑑賞]トングにて肉の赤きを返しつつこの四半期をねぎらわれおり/松村正直

2014年10月10日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
トングにて肉の赤きを返しつつこの四半期をねぎらわれおり 松村正直(blog) 午前3時を過ぎて (塔21世紀叢書) 空想で …
短歌鑑賞

[短歌鑑賞]多すぎる言葉を払い落したらきれいな空が広がっていた/中畑智江

2014年10月3日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
多すぎる言葉を払い落したらきれいな空が広がっていた 中畑智江 同じ白さで雪は降りくる (新鋭短歌シリーズ15) 「愚痴なら …
短歌鑑賞

[短歌鑑賞]かの時に言ひそびれたる大切の言葉は今も胸に残れど/石川啄木

2014年9月1日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
かの時に言ひそびれたる大切の言葉は今も胸に残れど 石川啄木 一握の砂 血圧や呼吸、心拍を伝える集中治療室のモニター。僕たち …
短歌鑑賞

[短歌鑑賞]風鈴の思い出しては鳴っているあれはゆうべの星との会話/杉崎恒夫

2014年8月23日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
風鈴の思い出しては鳴っているあれはゆうべの星との会話 杉崎恒夫 パン屋のパンセ 縁側、冷たい水。蝉の声、高校野球の実況中継 …
短歌鑑賞

[短歌鑑賞]だまし絵に騙されあっていましたね でたらめにうつくしかった日々/笹井宏之

2014年8月20日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
だまし絵に騙されあっていましたね でたらめにうつくしかった日々 笹井宏之 てんとろり 放課後や夏休みは永遠に続くように思わ …
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[短歌鑑賞]新しい朝が来たけど僕たちは昨日と同じ体操をする/木下龍也

2014年5月28日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
新しい朝が来たけど僕たちは昨日と同じ体操をする 木下龍也(twitter) つむじ風、ここにあります 新しい朝という言葉に …
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[短歌鑑賞]助手席のクーラーからは八月の土のにおいが漏れて 遠雷/山崎聡子

2014年5月12日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
助手席のクーラーからは八月の土のにおいが漏れて 遠雷 山崎聡子(twitter) 手のひらの花火 歌人の穂村弘さんは、この …
短歌鑑賞

[短歌鑑賞]あと少しのぼれば空が見えますよ抱きしめているもの捨てなさい/東直子

2014年5月9日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
あと少しのぼれば空が見えますよ抱きしめているもの捨てなさい 東直子(twitter) 十階 短歌日記2007 荷を背負った …
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[短歌鑑賞]夕空が鳥をしずかに吸うように君の言葉をいま聞いている/大森静佳

2014年4月26日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
夕空が鳥をしずかに吸うように君の言葉をいま聞いている 大森静佳(twitter) 歌集 てのひらを燃やす (塔21世紀叢書)  …
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穂村弘さん監修の「はじめての短歌」に呻りっぱなし ~穂村弘さんってどんな人?

2014年4月19日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
「短歌で自己表現をしたい」「短歌がもっと上手になりたい」と思う人には最適な教科書であるのは勿論、穂村弘さんならではの文体が読み物としても面白 …
短歌鑑賞

[短歌鑑賞]Googleにホットスポット記されず北北東の風に吹かれる/天道なお

2014年4月15日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
Googleにホットスポット記されず北北東の風に吹かれる 天道なお(twitter/blog) NR 何年も通った校舎の前 …
短歌鑑賞

[短歌鑑賞]わたくしは水と炭素と少々の存在感で生きております/笹井宏之

2014年4月5日 batacchi
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わたくしは水と炭素と少々の存在感で生きております 笹井宏之 ひとさらい 昨日歩いた道のどこかで見かけたタンポポの数を僕たち …
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[短歌鑑賞]さみしくて見にきたひとの気持ちなど海はしつこく尋ねはしない/杉崎恒夫

2014年3月13日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
さみしくて見にきたひとの気持ちなど海はしつこく尋ねはしない 杉崎恒夫 パン屋のパンセ 作者の杉崎さんは大正8年生まれ。20 …
短歌鑑賞

[短歌鑑賞]たくさんの孤独が海を眺めてた等間隔に並ぶ空き缶/木下龍也

2014年2月15日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
たくさんの孤独が海を眺めてた等間隔に並ぶ空き缶 木下龍也 つむじ風、ここにあります ソチ五輪のフィギュアスケートで日本男子 …
no image 短歌鑑賞

[短歌鑑賞]降りだせる雨に気づけるきみを見て恋の終わりを予感しており/小島なお

2014年1月20日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
降りだせる雨に気づけるきみを見て恋の終わりを予感しており 小島なお サリンジャーは死んでしまった クロージングやデート。  …
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[短歌鑑賞]真実がもしも山なら君たちが登ったところで徒労ではない/中島裕介

2014年1月12日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
真実がもしも山なら君たちが登ったところで徒労ではない 中島裕介 もしニーチェが短歌を詠んだら 効率のいい方法、近道。  …
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[短歌鑑賞]あまたなる人の患ひのもととなりし海にむかひて魚放ちけり/今上天皇(平成)

2014年1月10日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
あまたなる人の患ひのもととなりし海にむかひて魚放ちけり 今上天皇(平成) 天皇陛下:水俣など訪問地を題材に短歌 天皇陛下は …
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[短歌鑑賞]たっぷりと春を含んだ日溜まりであなたの夢と少し繋がる/笹井宏之

2014年1月9日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
たっぷりと春を含んだ日溜まりであなたの夢と少し繋がる 笹井宏之 えーえんとくちから 理論は統計で、統計は感情や思惑の積み上 …
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[短歌鑑賞]知り合いの勝手に動く掃除機を持っていそうな暮らしをおもう/吉田恭大

2014年1月7日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
知り合いの勝手に動く掃除機を持っていそうな暮らしをおもう 吉田恭大 短歌研究 2013年11月号 スタートラインは同じだっ …
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[短歌鑑賞]この街が廃墟になっても後ろ手に空を見上げたままなのでしょう/東直子

2014年1月2日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
この街が廃墟になっても後ろ手に空を見上げたままなのでしょう 東直子 十階 短歌日記2007 明石駅に降り立った父は、ホーム …
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[短歌鑑賞]そのゆびが火であることに気づかずに世界をひとつ失くしましたね/笹井宏之

2013年12月20日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
そのゆびが火であることに気づかずに世界をひとつ失くしましたね 笹井宏之 え-えんとくちから 「人それぞれ」とお題目のように …
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[短歌鑑賞]忘れてはならぬ何かを念のため記したはずのあのメモがない/小島ゆかり

2013年12月16日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
忘れてはならぬ何かを念のため記したはずのあのメモがない 小島ゆかり 純白光 短歌日記2012 忘れっぽい人のことを集中力や …
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