雑記 それで僕の字はこんなにも楽しく踊ろうとしているのだな 2016年9月4日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 同友会のIさんのお見舞いと、祖母のお見舞いと。 顔見知った人たちとは、やっぱりいつもの居場所で会いたいなぁと思う。穏やかな空気が流れて …
雑記 「一緒に本でも書こうか、賞を狙おうか」 ~倒れた94歳の祖母へ、僕のルーツへ 2016年8月27日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 昨日の同友会の発表では、自分の父親のことを話した。つまり、自分のルーツについて。 そのルーツについて話した次の日に、さらなる源流である …
同友会 本音を語るためには、自分のこれまでの時間に真摯に向き合う必要があった 2016年8月26日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 同友会での発表を終えた。色々な感想をいただくことができて嬉しい。感謝。 何年も前に、同友会でだらだらと会議をしていたところ、とある方が …
雑記 鼻はいつだって、へし折られるように差し出さなければならない 2016年8月25日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 決算に関する諸々が終わって、納付書ができた。あとは銀行に行って払い込みをするだけ。納付書の枚数は2枚ではなく5枚。5枚であることにほっとする …
業務日記 安定した給料を得るために期待すること、しなければいけないこと ~評価の基準 2016年8月22日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 ホームランを打てば祝福してやりたい。ただ、ホームランは狙って打てるものでもない。ホームランを打つことを常とされれば、ひとは疲弊してしまう。だ …
雑記 譜面を見ないで演奏することに挑戦してみたい 2016年8月18日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 週間天気予報を眺めるのが好き。 夏の終わり、最高気温が30度を超えないあたりの予報を認めると、もうすぐ季節は入れ替わるのだという気がしてくる。秋の夜長にワクワクもすれば、過ぎ …
業務日記 赤か黒かでいえば赤ではないですよ、程度のものだけれど 2016年8月17日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 目が覚めてからの5時間。原稿やメール等々、書いた文字数をカウントしてみると10,000文字を超えていた。それでも対応が遅れていて、なのに、す …
業務日記 相手から何を得るのか、ではなく、相手に何を与えられるのか ~循環は、はじまりの一点から 2016年8月9日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 「こんな風に真剣になっている横顔を撮影してあげたいな」とか「この笑顔を写真にしてあげると喜ばれるんじゃないかな」だとか。あるいは「この素敵な …
動画 宣伝になってしまえば「見せられるもの」、面白いものになってしまえば「見てみたいもの」 2016年8月8日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 伝えたくて詩を選んだのだから、詩の意味に興味を持っていただけるのは本当にうれしいことだ。そしてまた、作文ではなく詩を選んだということは、求め …
雑記 植えた種、咲く花、動詞に日付、夢と現実の違い 2016年8月7日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 ひとりで見る夢は夢でしかない。しかし、誰かと見る夢は現実だ。引用元:【男女問わず心に響く!】世界で活躍する女性の名言・格言30選 | ビューティーカレッジ 「頑張る」っていう …
雑記 聴力を失った日 2016年8月6日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 最後に曲を作ったのはいつだったろうと思い出しながら、無性に鍵盤に向き合いたい衝動にかられている。現実にはそんな時間はまるでなくて、理想とのギャップがただただ切ない。ストレスからくる …
雑記 生き方に自信を与え、謙虚にもしてくれる読書の魅力 ~kindle unlimitedのスタートに 2016年8月2日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 月額980円で12万冊以上の本や漫画が読み放題となるkindle unlimitedが始まる。dマガジンも登録しているので、これで多くの書籍 …
同友会 真面目に語る同友会の発表と、真夏に踏んづけた猫のうんこと 2016年8月1日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 26日の発表に向けて、リハーサル、プレ。 よーし、早く行って練習しておくぞー。気合いいれるぞー、と、会議室に到着して、自分の足裏の異臭 …
雑記 これは花粉か切り過ぎた鼻毛のせいか 2016年7月31日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 バス旅行の司会のことを考えながら、例会で報告する自分のこれまでのことを整理して、決算書作成のために必要なあれこれをサボりたい衝動にかられつつ、ライティング仕事の原稿を書き、結婚式の …
雑記 誰かの心に留まるということは、価値になるということ ~フカをキョンする、ゼロをイチにする発想 2016年7月26日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 「フカをキョンしたい」というフレーズを知った、セミたちの合唱の空で。— 西端康孝 / 川柳家・歌人 (@bata) 2016年7 …
動画 秋の季語であるヒグラシは、夏の始まりからずっといるということ ~カタチのない音や匂いに 2016年7月23日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 神戸市西区の如意寺で収録したヒグラシの鳴き声。 https://youtu.be/KrWrcnLlNDA 物悲しい鳴き声は秋の季 …
ブログ論 wantに応えられるブログ記事を用意しておくのはおもてなしの気持ち ~秋になるとアクセスの増える記事たち 2016年7月22日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 毎日欠かさずブログを更新していると、検索から、色々なキーワードで人が訪れてくれるようになる。ひとが検索に向かうときは何かしらのwantがある …
業務日記 お客さんの根っこに関わるということは、お客さんの喜怒哀楽も一緒に背負うということで 2016年7月20日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 お客さんの数が増えて、お客さんの根っこ(売上や利益)の部分に深く関係していくようになるということは、その分だけ、目標や問題に一緒に向き合って …
業務日記 僕は僕だ。僕は父といて僕だ。僕たちだ。商売人だ 2016年7月19日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 自分のブログを「商売」で検索してみる。父の背を見て育った僕が商売人であることを誇りに思って書き続けていることがよく分かった。唯一この点だけは …
業務日記 ねばねば星人の足下は粘着質でドロドロしている 2016年7月18日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 この数ヶ月、広報や広告、ブログ運営の相談や書き物のご依頼が急増している。決算書類も作らなければいけないし、8月は一年に一度制作を行う大きな仕事も待っている。人前で発表する機会もいた …
雑記 駅メロ風にアレンジ演奏した明石音頭が、いつか本当に採用される日が来るのかどうか 2016年7月17日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 夏祭りの時季だからか、「明石音頭」で検索して上位に表示されるこの記事へのアクセスが急増している。 明石の夏祭りといえば、この明 …
情報 ブログ紹介:【塩屋百景】~神戸の西にある塩屋の街の雰囲気を伝えてくれる 2016年7月16日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 塩屋百景を読む。 深く読まずとも、眺めているだけで街や人の雰囲気の伝わってくるブログが好きだ。訪れてみたくなる。暮らす人たちに …
業務日記 新しい企画を考える広報広告会議 ~業界初の「封筒下取り」サービスをどう浸透させるか 2016年7月14日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 取り組んで、結果の出ていることを話して、よく分からないと言われて凹んで、「お前なんかに分かってたまるか」と、しばらくして復活する。そういう自 …
業務日記 経営者である前に商売人であれ 〜父の痕跡、父の記憶 2016年7月13日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 仕事をする自分のルーツは何なのだろうと振り返れば、やっぱり父親の存在になる。経営者ではなく商売人。経営者である前に商売人でいる。僕の信念と行 …
雑記 心をどう届けたか、ではなく、心はどう届いたか ~言葉は足し算ではなく、引き算をする 2016年7月8日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 頼りにされていると思えば強くなれるし、利用されていると思えば卑屈になるし。紙一重を埋める言葉と心の遣り方を、する側になってされる側になって、 …
雑記 たなばたばたばたばたばたばたばたばたばた 2016年7月7日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 一年に一度の「たなばたにしばた」祭り。FacebookeやTwitter、ブログでこのひと言を書くようになってから10年以上になりますが、毎年たくさんの方に喜んでいただき( …
雑記 小さな図書館の存続の危機 ~大宅壮一文庫 2016年7月6日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 東京にある大宅壮一文庫は、五木寛之さんや立花隆さんも通った雑誌専門の小さな図書館。ここが今、存続の危機に立たされているという記事。文中の言葉が良かったので引用にて紹介する。 …
雑記 憧れのヘッドフォンQuietComfort35と脳みその疲れと 2016年7月5日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 朝から誰と喋っていても頭がすっきりしない。噛む。言葉が出てこない。いま、何の話をしていたか分からなくなってしまう。夜の高速道路は、時々、アク …
業務日記 Googleの検索結果の上位で表示されるということ、小さな会社がそれによって得られる効果 2016年7月4日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 「足らない 足りない」で検索をすると、4日前に書いたばかりの記事は、もう、Googleの1ページ目に表示されるようになっている。 …
業務日記 伝わる喜びを想像して、伝えるチカラを創造する。【伝】を具体化する本気の一年にする。 2016年7月1日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 「頑張る」という言葉が好きでないのは、何をいつまでにやるのかが不明確だからだ。「刺激」「学び」「気付き」という言葉とも似ている。刺激を受けた …
川柳鑑賞 [川柳鑑賞]どこまでも行こう枠からはみ出して/近藤紡藝 2024年4月27日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 明石城の石垣をよじ登ろうとしたら、上からも下からも大人たちに怒られてしまった。少年の天下への夢は、儚くも散ってしまったのである。思い返せば …
川柳鑑賞 [川柳鑑賞]台本があったみたいに猫通る/徳長怜 2024年4月26日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 大阪の下町を歩いた。時代ばかりが先へ急いで、内面になんの変化もない自分に焦る。ので。ときが止まったように思える空間にいると妙に落ち着くのだ …
川柳鑑賞 ふらんす堂から出版された益岡茱萸(ますおかぐみ)俳句句集「汽水」を発注した! 2015年12月20日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 同じコピーライターである益岡茱萸(ますおかぐみ)さんの汽水(句集)を発注。 益岡茱萸さんは、コピーライターとして言葉を武器として広告業 …
川柳鑑賞 中秋の名月。虫たちが静かに奏でてる、道行く人も黙って見上げてる 2015年9月27日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 何かの記念日を祝日にするのも良いけれど、一年に一度だけ、テレビやラジオのない日があったらどうだろうと考えることがある。中秋の名月。虫たちが静 …
川柳鑑賞 お盆と終戦記念日が重なったのは歴史の偶然 2015年8月15日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 夕暮れにヒグラシの気配を感じて調べてみたが、お盆と終戦の日が重なったのは偶然らしい。こんなにも物悲しい景色が全て同じ日にあるというのも不思議なことだ。 セミは動物としての本能だけ …
川柳鑑賞 [川柳鑑賞]遠い日の転がって来るラムネ玉/長浜美籠 2014年6月10日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 遠い日の転がって来るラムネ玉 長浜美籠 三省堂現代女流川柳鑑賞事典 回顧する夏の日を象徴するのはラムネ瓶。舌に触れるビー玉 …
川柳鑑賞 [川柳鑑賞]夕焼けに一番近いクレーン車/山口早苗 2014年5月21日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 夕焼けに一番近いクレーン車 山口早苗 三省堂現代女流川柳鑑賞事典 背中には夕焼けがいて、一日を終える頃に見上げるクレーン車 …
川柳鑑賞 [川柳鑑賞]コーヒーの苦さ嬉しい時もあり/倉間しおり 2014年4月23日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 コーヒーの苦さ嬉しい時もあり 倉間しおり かぐや―川柳少女の十五の夜 倉間しおりさんは15歳で句集を出版された川柳界注目の …
川柳鑑賞 [川柳鑑賞]痛み止め塗ってもらったちぎれ雲/赤松ますみ 2014年4月16日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 痛み止め塗ってもらったちぎれ雲 赤松ますみ 川柳作家全集赤松ますみ 地球に最接近した火星が月と並ぶというニュース。Face …
川柳鑑賞 [川柳鑑賞]大好きな海が何にも喋らない/赤松ますみ 2014年1月3日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 大好きな海が何にも喋らない 赤松ますみ 川柳作家全集赤松ますみ 「ええやん、もう。気にすんなって、そういうこともあるって。 …
川柳鑑賞 [川柳鑑賞]掬われるチャンスを待っている金魚/和泉香 2013年12月26日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 掬われるチャンスを待っている金魚 和泉香 私信花吹雪 投資の世界に「ゼロサム」という言葉がある。誰かが得をした分だけ誰かが …
川柳鑑賞 [川柳鑑賞]千の風まだ群れにいていいですか/長島敏子 2013年12月22日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 千の風まだ群れにいていいですか 長島敏子 夕映え 「あっち」と「こっち」はどれくらい離れているのだろう。 子どもの頃 …
川柳鑑賞 【川柳鑑賞】墨に酢を垂らし書いてる緑の字 河? 誠太郎 2008年2月3日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 河?さん(小僧さん)、いつも、投稿ありがとうございます。川柳の様々な試みを今年は自分でも挑戦してみたいと思っています。是非、既発表、未発表に …
川柳鑑賞 【川柳鑑賞】空青い哀しいまでに白い鳥 河? 誠太郎 2007年10月26日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 小僧さんから寄せていただいた川柳を、鑑賞させていただきました。=== 空青い哀しいまでに白い鳥 街の川金魚一匹彷徨って青と白のコントラスト …
川柳鑑賞 【川柳鑑賞】後継ぎはいないいちごのかき氷 守田 啓子 2007年9月24日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 もういいかい、まあだだよ。 もういいかい、まあだだよ。 もういいかい、まあだだよ。 もういいかい、もういいよ。 遠くとおくの声 …
川柳鑑賞 【川柳鑑賞】オーダーをしてからメニューまだ見てる 杉山 ひさゆき 2007年9月10日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 つまり庶民って奴です。だから、背伸びしなくっていいのです。平凡です。 幸せです。=== 【鑑賞】オーダーをしてからメニューまだ見てる 杉 …
川柳鑑賞 【川柳鑑賞】ディスイズアペンさあ夢を綴ろうよ 加藤 鰹 2007年8月16日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 未来があるって素晴らしい。たくさん綴って、たくさん語って。そしたらきっと、追い風だ。諦めるな、馬鹿にするな。君のノートは、君だけのものだ。 …
川柳鑑賞 【川柳鑑賞】掌に掬った港船が出る 河? 誠太郎 2007年8月16日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 小さな港町。 掌におさまるほどの景色、繰り返されるのはきっと同じ営み。これまでも、これからも、ずっと、ずっと。高台から見渡す日常。 「こんな …
川柳鑑賞 『川柳鑑賞』カテゴリー追加のお知らせ。 2007年8月16日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 『川柳鑑賞』というカテゴリーを追加しました。たくさんの川柳を詠み、鑑賞すること。それが、川柳上達への近道であり、楽しみ方であると言えるでしょう。このカテゴリーでは、自分以外の方の書 …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]フェイクファー風を含んで湿りだす守りたいのは正しさじゃない/法橋ひらく 2015年6月22日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 フェイクファー風を含んで湿りだす守りたいのは正しさじゃない 法橋ひらく それはとても速くて永い (新鋭短歌シリーズ) べき …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]母と目が初めて合ったそのときの心でみんな死ねますように/岡野大嗣 2015年3月9日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 母と目が初めて合ったそのときの心でみんな死ねますように 岡野大嗣(twitter/blog「第2ファスナー」) サイレンと犀 (新鋭 …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]ならべるとひどいことばにみえてくる頑張れ笑え負けるな生きろ/岡野大嗣 2014年12月24日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 Amazonでサイレンと犀を購入すると、特典に安福望さんのポストカードがついてきた。安福望さんはこの本の装画と挿し絵を描いている方で、神戸の …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]自殺者の三万人を言いしときそのかぎりなき未遂は見えず/吉川宏志 2014年11月23日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 自殺者の三万人を言いしときそのかぎりなき未遂は見えず 吉川宏志 燕麦―吉川宏志歌集 (塔21世紀叢書) 新しい看板のまま、 …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]三月の十日の新聞手に取れば切なきまでに震災前なり/中村偕子 2014年10月25日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 三月の十日の新聞手に取れば切なきまでに震災前なり 中村偕子 変わらない空 泣きながら、笑いながら 東日本大震災を経験した五 …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]トングにて肉の赤きを返しつつこの四半期をねぎらわれおり/松村正直 2014年10月10日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 トングにて肉の赤きを返しつつこの四半期をねぎらわれおり 松村正直(blog) 午前3時を過ぎて (塔21世紀叢書) 空想で …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]多すぎる言葉を払い落したらきれいな空が広がっていた/中畑智江 2014年10月3日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 多すぎる言葉を払い落したらきれいな空が広がっていた 中畑智江 同じ白さで雪は降りくる (新鋭短歌シリーズ15) 「愚痴なら …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]かの時に言ひそびれたる大切の言葉は今も胸に残れど/石川啄木 2014年9月1日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 かの時に言ひそびれたる大切の言葉は今も胸に残れど 石川啄木 一握の砂 血圧や呼吸、心拍を伝える集中治療室のモニター。僕たち …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]風鈴の思い出しては鳴っているあれはゆうべの星との会話/杉崎恒夫 2014年8月23日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 風鈴の思い出しては鳴っているあれはゆうべの星との会話 杉崎恒夫 パン屋のパンセ 縁側、冷たい水。蝉の声、高校野球の実況中継 …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]だまし絵に騙されあっていましたね でたらめにうつくしかった日々/笹井宏之 2014年8月20日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 だまし絵に騙されあっていましたね でたらめにうつくしかった日々 笹井宏之 てんとろり 放課後や夏休みは永遠に続くように思わ …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]新しい朝が来たけど僕たちは昨日と同じ体操をする/木下龍也 2014年5月28日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 新しい朝が来たけど僕たちは昨日と同じ体操をする 木下龍也(twitter) つむじ風、ここにあります 新しい朝という言葉に …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]助手席のクーラーからは八月の土のにおいが漏れて 遠雷/山崎聡子 2014年5月12日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 助手席のクーラーからは八月の土のにおいが漏れて 遠雷 山崎聡子(twitter) 手のひらの花火 歌人の穂村弘さんは、この …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]あと少しのぼれば空が見えますよ抱きしめているもの捨てなさい/東直子 2014年5月9日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 あと少しのぼれば空が見えますよ抱きしめているもの捨てなさい 東直子(twitter) 十階 短歌日記2007 荷を背負った …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]夕空が鳥をしずかに吸うように君の言葉をいま聞いている/大森静佳 2014年4月26日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 夕空が鳥をしずかに吸うように君の言葉をいま聞いている 大森静佳(twitter) 歌集 てのひらを燃やす (塔21世紀叢書) …
短歌鑑賞 穂村弘さん監修の「はじめての短歌」に呻りっぱなし ~穂村弘さんってどんな人? 2014年4月19日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 「短歌で自己表現をしたい」「短歌がもっと上手になりたい」と思う人には最適な教科書であるのは勿論、穂村弘さんならではの文体が読み物としても面白 …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]Googleにホットスポット記されず北北東の風に吹かれる/天道なお 2014年4月15日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 Googleにホットスポット記されず北北東の風に吹かれる 天道なお(twitter/blog) NR 何年も通った校舎の前 …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]わたくしは水と炭素と少々の存在感で生きております/笹井宏之 2014年4月5日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 わたくしは水と炭素と少々の存在感で生きております 笹井宏之 ひとさらい 昨日歩いた道のどこかで見かけたタンポポの数を僕たち …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]さみしくて見にきたひとの気持ちなど海はしつこく尋ねはしない/杉崎恒夫 2014年3月13日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 さみしくて見にきたひとの気持ちなど海はしつこく尋ねはしない 杉崎恒夫 パン屋のパンセ 作者の杉崎さんは大正8年生まれ。20 …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]たくさんの孤独が海を眺めてた等間隔に並ぶ空き缶/木下龍也 2014年2月15日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 たくさんの孤独が海を眺めてた等間隔に並ぶ空き缶 木下龍也 つむじ風、ここにあります ソチ五輪のフィギュアスケートで日本男子 …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]降りだせる雨に気づけるきみを見て恋の終わりを予感しており/小島なお 2014年1月20日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 降りだせる雨に気づけるきみを見て恋の終わりを予感しており 小島なお サリンジャーは死んでしまった クロージングやデート。 …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]真実がもしも山なら君たちが登ったところで徒労ではない/中島裕介 2014年1月12日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 真実がもしも山なら君たちが登ったところで徒労ではない 中島裕介 もしニーチェが短歌を詠んだら 効率のいい方法、近道。 …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]あまたなる人の患ひのもととなりし海にむかひて魚放ちけり/今上天皇(平成) 2014年1月10日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 あまたなる人の患ひのもととなりし海にむかひて魚放ちけり 今上天皇(平成) 天皇陛下:水俣など訪問地を題材に短歌 天皇陛下は …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]たっぷりと春を含んだ日溜まりであなたの夢と少し繋がる/笹井宏之 2014年1月9日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 たっぷりと春を含んだ日溜まりであなたの夢と少し繋がる 笹井宏之 えーえんとくちから 理論は統計で、統計は感情や思惑の積み上 …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]知り合いの勝手に動く掃除機を持っていそうな暮らしをおもう/吉田恭大 2014年1月7日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 知り合いの勝手に動く掃除機を持っていそうな暮らしをおもう 吉田恭大 短歌研究 2013年11月号 スタートラインは同じだっ …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]この街が廃墟になっても後ろ手に空を見上げたままなのでしょう/東直子 2014年1月2日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 この街が廃墟になっても後ろ手に空を見上げたままなのでしょう 東直子 十階 短歌日記2007 明石駅に降り立った父は、ホーム …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]そのゆびが火であることに気づかずに世界をひとつ失くしましたね/笹井宏之 2013年12月20日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 そのゆびが火であることに気づかずに世界をひとつ失くしましたね 笹井宏之 え-えんとくちから 「人それぞれ」とお題目のように …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]忘れてはならぬ何かを念のため記したはずのあのメモがない/小島ゆかり 2013年12月16日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 忘れてはならぬ何かを念のため記したはずのあのメモがない 小島ゆかり 純白光 短歌日記2012 忘れっぽい人のことを集中力や …