情報 指先の痺れなど、末梢神経障害にはナボリンSが効果抜群でオススメ!(ちょっとだけ副作用の話も) 2017年10月27日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 ちょっとしたトラブルで始まった指の神経痛。 親指の付け根のあたりから中指のあたりまで。手の甲に電気が伝わって、ピリピリと痺れるような不 …
雑記 自分を肯定してい生きていくというのは、今の「好き」を尊重するということ 2017年10月26日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 何が真実で嘘かは分からない。どちらが正しくて間違えているのかもそう。好きか嫌いかには理由はない。でも、好きだから味方でありたい。つまり、シン …
雑記 自宅のすぐ近所で大きな火事がありました、明石大蔵市場火災義援金の協力をお願いします 2017年10月25日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 家の近所で市場の全焼する大火事がありました。 自宅から歩いて数分の距離で、たくさんの知人が住む地域。風も強く延焼も心配 …
同友会 同友会の広報委員会主催の勉強会、テーマは写真の撮り方。 2017年10月24日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 姫路城公園内で、(おっさんたちが)モデルになりあって、構図や光を意識しながら撮影をして過ごす。普段は会議室で会うことの多い人たちと、こうして …
雑記 マカロニは僕にとってアンドロメダ星雲なのだ 2017年10月22日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 「マカロニサラダを食べながらマカロニグラタンが焼きあがるのを待っていたい」と書いたメモが出てきました。— 西端康孝 / 川柳家・歌人 (@bata) 2017年10月9 …
雑記 今はまた、美味しく酒が飲めるようになったのかどうか 2017年10月21日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 ポートピアホテルで行われたパーティーに参加。 http://www.senryu575.com/archives/7134 あぁ …
雑記 主張にYESかNOが返ってくるのは幸せなことだ 2017年10月20日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 明け方まで飯塚くんと飲む。 経営に正しいも間違いもない。お客さんや社員の満足も含めて、結果を残して会社を存続させた人が「当然」なのであ …
雑記 もしもピアノが弾けなくなったら 2017年10月19日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 ちょっとした乱闘騒ぎに巻き込まれる。そのときに手首を強く引っ張られたことが原因で、両方の手にしびれが出るようになってしまった。 手根管症候群というやつになってしまったかもしれ …
業務日記 年賀状は縦よりも横に印刷した方が良い理由とか、2018年からはQRコードを入れた方が良い理由とか 2017年10月18日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 凝った年賀状の図案を検討される方は、毎年これくらいの時期から打ち合わせに入る。年賀状を受け取った人の笑顔を想像してあーでもないこーでもないと …
業務日記 うちのメンバーたちと交流したいという寛容な会社の方、いらっしゃいませんか? 2017年10月17日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 滋賀からのお客様をお迎えして。 ろっ骨の折れた僕に対するお見舞いが嬉しい。滋賀に行くときは神戸チームが、神戸に来ていただくとき …
雑記 生まれてはじめての骨折 2017年10月16日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 ろっ骨の骨折が判明しました♡— 西端康孝 / 川柳家・歌人 (@bata) 2017年10月16日 整形外科でレントゲン。肋骨が折れていた、そりゃ痛むよね。2 …
雑記 秋花粉と風邪とブサイクと。 2017年10月15日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 もう一か月近く体調不良が続いている。 三日連続鼻血、死ぬんだろうか。今日はシャツを汚さなかった。明日もシャツを汚さないよう気をつけよう(気をつけるポイントについて)。アレルギ …
雑記 シャワーがあって、コンセントが使えて、冷房も効いているキャンプを是非 2017年10月14日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 午前中、同友会のブロック会。のち、海岸に場所を移してバーベキュー。あいにくの天気だったけれど、美味しく楽しめた。 そういえばキャンプの …
業務日記 ミスはあるものとして、ミスがあってからの「即」を徹底する 2017年10月4日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 10年前にしたのと同じミスが発覚した。お客さんに謝罪するのはもちろん、失望させてしまったことを心から申し訳なく思う。信用は砂の城。トラウマに …
業務日記 社員教育という言葉に抱く違和感 2017年10月3日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 いい会社っていうのがどういうものなのか、経営者になって十年以上になるけれど、いまだによく分からない。でも、いい仲間っていうのは分かる。一番悲しいのは「仲間ならこうだろ?」という定義 …
同友会 褒められたいくらいに頑張った、僕の全力投球の思い出。オール兵庫の分科会のこと(備忘録) 2017年9月28日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 オール兵庫分科会の座長(パネルディスカッションのコーディネーター)は、今年一番頑張ったことでもある。そして今年一番いろんな人に助けてもらった …
同友会 全兵庫経営研究集会の分科会で座長(コーディネーター)を務めます。言い訳ばかりの経営者に、目標に日付をいれてほしいという狙いで行います。お腹痛いです。 2017年9月21日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 経営者たちの集まる大きな会合の分科会で、パネルディスカッションのコーディネーターを務めます。 本番は26日の火曜日。春にこの大役を仰せ …
雑記 僕は相も変わらず、41歳を生きていきます 2017年9月17日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 41歳になった翌日は、車は傷付くわ、頭上には台風の目がやってくるわ、散々な一日だった。 段差を走行していたら、車の底面のカバーみたいな奴がめくれた。受難続きなのである。&md …
雑記 ボロボロになったパンツをはいて、僕たちは冒険を忘れていく 2017年9月16日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 誕生日、41歳になった、とうとうこの人と同じ年齢である。これでいいんだろうか、これでいいのだ。 子どもの頃に想像した40歳は、もっと大 …
雑記 I'm gutted. RAKUTEN is mean! 2017年9月13日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 わーい! からの この落差。 なぜなのか。 ポイント大好き、ばたこさんです。 楽天さん、どうかどうかぷりーず …
情報 懐かしくて優しい味で感動した!三宮駅からも春日野道駅からも近い、中華そば雄(ゆう)さんで鳥ガラ醤油ラーメンを食べてきた! 2017年9月9日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 はじめて写真を見たときに「これはラーメン好きにはたまらん系のアレだなぁ」と感じていた中華そば雄(ゆう)さんの鶏ガラ、醤油ラーメンを食べに行っ …
雑記 星の時間が長くなる、僕の引退が早くなる 2017年9月8日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 気合いだとか、根性だとか、イマドキじゃないですよ、と言われるようになって久しいけれど、老いたら今と同じ体力で仕事ができるわけはないし、僕は「若いうちの苦労は買ってでもする派」である …
雑記 自分たちの持つ資源を分け合って、基礎と未来を築き合う ~安易にブラックと決めつけないよう、色の本質をちゃんと 2017年9月7日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 日曜日のこんな時間に証券会社の方と(機械処理ではない)メールのやりとり。市場の開いている時間帯はきっと忙しすぎて、いま、このタイミングなんだ …
雑記 自分と過ごす時間を楽しみにしてもらえるというのは、本当に幸せなことなのです 2017年9月6日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 今夜は後輩経営者くんと晩飯。半年以上前から声をかけてくれていて、ようやくタイミングが合った。嬉しいね。— 西端康孝 / 川柳家・ …
雑記 人間はさぼる生き物 ~目標達成のための効率の良いサボり方 2017年9月4日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 秋の気配がようやく漂い始めたと思ったら、もう、文具屋さんには2018年の手帳が並び始めている。8月はなんとなく一年の折り返しのような気がして …
熱帯魚 ホテイアオイの花 〜世の中には、気持ちを向けた人だけが気付くことのできる特別が存在する 2017年9月3日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 玄関の外に置いてあるメダカたちが遊ぶ鉢には、ホテイアオイという水草を浮かべてある。夏の光が大好きなホテイアオイは、株から分かれて増えていき、 …
雑記 「すごいことが起こりますよ」と書く人が「こんなことが起こった」とは絶対に書かない法則 2017年8月30日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 「百聞は一見に如かず」だし「論より証拠」だし「経験は貴い」と自分は考えている。いわゆる机上の空論というやつは苦手だ。 だから。 …
雑記 経験は何よりも貴い。知っていることよりも、やっていることを大切にする。 2017年8月26日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 「知ってる」んじゃなくて「やってる」から聞きたいんだよね。 たとえば「自分が人を雇うとすればこうする」というのではなく「自分は人を雇っ …
雑記 ようやくようやく 2017年8月22日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 6月末の決算について、決算書の作成をようやく終える。付き合わされまくったうちのメンバーと顧問税理士の川口さんにただただ感謝。 プレイヤーとして働く時間、経営者として動かなけれ …
雑記 8月19日と20日のあいだにある線 2017年8月20日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 8月19日と20日の差は大きかった。高校野球が終わると、焦燥感はさらに強くなっていった。夏休みの終わりはいつも重たかった。吹いてくる風に優しさが含まれて、蝉たちは違う音色の楽器を奏 …
川柳 [川柳鑑賞日記]見守っていよう翼が乾くまで/朝岡えりか 2025年5月4日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 うんと若かったころの話。当時付き合っていた彼女から別れの電話があった。「いやだぜったい、いやだよぜったい」。叫ぶようにして泣いた僕の声を、 …
川柳 [川柳鑑賞日記]沈丁の香に恋慕またよみがえる/小島松太 2025年5月4日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 五感はいつかの時代にリンクしている。たとえば流行った音楽、たとえば学生街の食堂。僕はそうだ。五月のベンチの至近距離で、リンスの香りに魅了さ …
川柳 [川柳鑑賞日記]深掘りをすれば傷つく人がいる/藤本美知恵 2025年5月4日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 孤独の部屋にいて、聞いてほしいと思うことがある。ただし傷つきやすい僕である。どうしてそうなったの、どうしてこうしなかったのと理由を問うこと …
川柳 [川柳鑑賞日記]亀さんは寝ている兎起こさない/川村やまと 2025年5月4日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 これは真理であって、先にゴールを目指す僕たちは、自分の意思で寝てしまった兎を起こすような真似はしないのだ。でも、だから、考えてみた。僕が兎 …
川柳 [川柳鑑賞日記]補聴器を両手で受ける床屋さん/老沼正一 2025年5月4日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 この句を読んで、僕は「そうかっ」と唸ってしまった。当然、耳が不自由でも髪は伸びるし、床屋に行く必要がある。装着したままでは不便がある散髪。 …
川柳 [川柳鑑賞日記]思案する手持ちカードの上がり方/土方邦子 2025年5月4日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 カードの切り方ではなく、上がり方と作者は表現した。小心者の自分は、不安で仕方がない。この手札を出し、上がったと思ったら、まだその先には高い …
川柳 [川柳鑑賞日記]えいやーと5回となえて布団出る/徳永ひよこ 2025年5月4日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 布団に暮らしたい。たとえば好きな本を抱えて、たとえばおいしいお菓子を持ち込んで、たとえば世界中の映画を再生して。でも叶わず、冬の朝はやって …
川柳 [川柳鑑賞日記]誘われて散歩に出ると日がさした/井上恵美子 2025年5月4日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 闇の底に落ちたときでも、必ず、誰かが声をかけてくれる。自分の名を呼んでくれる。親はきっとそんな祈りをこめて僕たちに名を授けた。誘われるまま …
川柳鑑賞 [川柳鑑賞日記]曲がり角ばかり呼んでもいないのに/西村みなみ 2025年3月5日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 ため息で汚れそうな曲がり角を、軽やかに表現する。もちろん、それぞれの角には傷も涙もあったのだろうが、その都度、骨は強くなっていったのだろう …
川柳鑑賞 [川柳鑑賞日記]許すこと覚えた声が丸くなる/原正吾 2025年3月5日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 この世の中で一番難しいのは許すことなのではないかと思う。黒く赤く燃えた炎を消すことができず、僕の心はいつも虚しく汚い。それでも、いつか見返 …
川柳鑑賞 [川柳鑑賞日記]すぐ消える昭和家族のシャボン玉/宮本緑 2025年3月5日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 2025年は昭和100年に当たるそうだ。僕は昭和51年製のシャボン玉。父や母、弟や愛犬たちの記憶を閉じ込めて、屋根へゆっくりと昇る。父はり …
川柳鑑賞 [川柳鑑賞日記]教室の中で歪んでいく背骨/埜藤裕子 2025年3月5日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 幼稚園児の頃の記憶。プランターの花はまっすぐに伸びて、チューリップの歌を何度も口ずさんだ。あの花は、横に並んだ色たちをうかがうこともなく、 …
川柳鑑賞 [川柳鑑賞日記]お守りが事故車の中で揺れている/川人良種 2025年3月5日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 加害者や被害者にも名前があって、誕生の際、親御さんはどんな祈りを込めてこの字を選んだのだろうと考えてしまう。その先の哀しい運命を浮かべるわ …
川柳鑑賞 [川柳鑑賞日記]コロナ禍とお別れをした駅ピアノ/山口早苗 2025年3月5日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 封鎖されたピアノは寂しそうな顔をして待っていた。開かれることを、誰かが奏でてくれることを。下手な音符にピアノは微笑んで、得意なリズムにピア …
川柳鑑賞 [川柳鑑賞日記]迷ったらまた原点に戻ろうよ/八木田幸子 2025年3月5日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 大阪梅田の地下迷宮で、僕はいつも人の海に溺れてしまう。前後左右、どこにいるのか、どこに行きたかったのか。迷ったら空を探すことだ。太陽は規則 …
川柳鑑賞 [川柳鑑賞日記]胃カメラは知ってる君の気の弱さ/鈴木かおる 2025年3月5日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 外の世界のあんなこんなで痛めつけてしまった内臓に、申し訳ないと思うことがある。悔しさに泣き、怒りに震え、強くなれなかったとき。胃は寄り添う …
川柳鑑賞 [川柳鑑賞日記]美しくそしてゆっくり老いる日々/竹部修清 2025年2月5日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 限られた字数の世界で、あえて「そして」という接続詞を用いることが、ふたつの理想を効果的に強調した。そう、美しく、そしてゆっくり老いていくこ …
川柳鑑賞 [川柳鑑賞日記]落丁のページは胸の奥にある/山下華子 2025年1月9日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 あの日からずっと続くはずだった物語。背中を見送った日の涙は笑い話にするけれど、破りとった一枚のページは、今も詩の源泉になっている。続編を妄 …
川柳鑑賞 [川柳鑑賞日記]傘マーク 鼻歌になる雨蛙/長崎瑞竹 2025年1月8日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 デートの日、悪友はいつも雨を待ち望んでいた。曰く「50センチの距離に近づけるから」とのこと。僕は当然、てるてる坊主で意地悪をした。晴れるこ …
川柳鑑賞 [川柳鑑賞日記]夕焼けを鞄につめた夜が来る/遠藤より子 2025年1月7日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 胸に迫るあの情景を、鞄につめこんでしまう。そんな夜はいったい、どんな語らいがふくらむのだろう。「生かされている」と謙虚に思う姿勢も良い。た …
川柳鑑賞 [川柳鑑賞日記]地に落ちてじっと季を待つこぼれ種/井上高島 2025年1月5日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 谷川俊太郎さんは、いつもどこかで朝が始まっていると言った。どこか終焉を感じさせる「夕陽」や「散る」という言葉も、始まりにつながっていく序章 …
川柳鑑賞 [川柳鑑賞日記]蛇行して一人前の川になる/平松直樹 2024年12月31日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 今僕のいるこの場所がはたしてまっすぐなのかどうかは分からないけれど、振り返れば、うんと右に在り、左にいては怒られ、呆れられるような日々があ …
川柳鑑賞 [川柳鑑賞日記]青春の甘いあの日ももう更地/新貝里々子 2024年12月18日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 初夏の月に見守られてふたつの影をひとつにした公園のベンチ。今はもう撤去されて、その前を小さな子どもたちが走り回っている。あの日よりうんと伸 …
川柳鑑賞 [川柳鑑賞日記]廃屋の窓辺に鳴らぬオルゴール/川村やまと 2024年11月15日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 オルゴールを囲んだのは、愛だっただろうか団らんだっただろうか。もう、その温かい光景には及ばず、廃屋のオルゴールは窓の外を眺めて余生を過ごし …
川柳鑑賞 [川柳鑑賞日記]甘えてもいいかと聞けばいいと猫/吉田佐知 2024年11月13日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 動物たちはけっして言葉を話すわけではないけれど、その分、いつも温かな空気になって部屋をやわらかくしてくれる。 あさろうたをクッション …
川柳鑑賞 [川柳鑑賞日記]鉛筆を静かに研いでいる夜更け/倉本智子 2024年11月11日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 明け方の静寂に、今ここは僕の世界だと思うことがある。走り出したくなる衝動が湧いて、朝は決意に満ちた時間だ。今日という日を描いていく強い覚悟 …
川柳鑑賞 [川柳鑑賞日記]太陽と風に会いたい水中花/中村優実子 2024年11月2日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 ああそうか、と思った。コップの中でひとを和ませる造花や鳥、魚などの玩具たちは、透き通る内側にいても、けっして太陽には触れず、風を聞かない場 …
川柳鑑賞 [川柳鑑賞]アンテナを真っ直ぐ立てて生きている/倉本智子 2024年10月3日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 噂話だったり悪口だったり。負を帯びた話に目も耳も向ける必要はないのに、右へ左へ、僕のアンテナは無限に受信を続けようとする。澄んだ水を受けれ …
川柳鑑賞 [川柳鑑賞]浪費している人生の砂時計/とがみかつすけ 2024年10月2日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 たとえば18歳だったころを思い出してみる。部活動に勤しみ、受験勉強に苦しみ、恋を追いかけては切なさを知った青春時代。さて、では、はたして、 …
川柳鑑賞 [川柳鑑賞]ラの音に包まれている五月晴れ/戸田わか子 2024年9月4日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 元々は梅雨の晴れ間のことを五月晴れと呼んだが、今は五月の晴天をそう呼ぶこともすっかり定着した。言葉の使い方は変化していくが、こぼれるような …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]フェイクファー風を含んで湿りだす守りたいのは正しさじゃない/法橋ひらく 2015年6月22日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 フェイクファー風を含んで湿りだす守りたいのは正しさじゃない 法橋ひらく それはとても速くて永い (新鋭短歌シリーズ) べき …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]母と目が初めて合ったそのときの心でみんな死ねますように/岡野大嗣 2015年3月9日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 母と目が初めて合ったそのときの心でみんな死ねますように 岡野大嗣(twitter/blog「第2ファスナー」) サイレンと犀 (新鋭 …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]ならべるとひどいことばにみえてくる頑張れ笑え負けるな生きろ/岡野大嗣 2014年12月24日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 Amazonでサイレンと犀を購入すると、特典に安福望さんのポストカードがついてきた。安福望さんはこの本の装画と挿し絵を描いている方で、神戸の …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]自殺者の三万人を言いしときそのかぎりなき未遂は見えず/吉川宏志 2014年11月23日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 自殺者の三万人を言いしときそのかぎりなき未遂は見えず 吉川宏志 燕麦―吉川宏志歌集 (塔21世紀叢書) 新しい看板のまま、 …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]三月の十日の新聞手に取れば切なきまでに震災前なり/中村偕子 2014年10月25日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 三月の十日の新聞手に取れば切なきまでに震災前なり 中村偕子 変わらない空 泣きながら、笑いながら 東日本大震災を経験した五 …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]トングにて肉の赤きを返しつつこの四半期をねぎらわれおり/松村正直 2014年10月10日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 トングにて肉の赤きを返しつつこの四半期をねぎらわれおり 松村正直(blog) 午前3時を過ぎて (塔21世紀叢書) 空想で …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]多すぎる言葉を払い落したらきれいな空が広がっていた/中畑智江 2014年10月3日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 多すぎる言葉を払い落したらきれいな空が広がっていた 中畑智江 同じ白さで雪は降りくる (新鋭短歌シリーズ15) 「愚痴なら …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]かの時に言ひそびれたる大切の言葉は今も胸に残れど/石川啄木 2014年9月1日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 かの時に言ひそびれたる大切の言葉は今も胸に残れど 石川啄木 一握の砂 血圧や呼吸、心拍を伝える集中治療室のモニター。僕たち …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]風鈴の思い出しては鳴っているあれはゆうべの星との会話/杉崎恒夫 2014年8月23日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 風鈴の思い出しては鳴っているあれはゆうべの星との会話 杉崎恒夫 パン屋のパンセ 縁側、冷たい水。蝉の声、高校野球の実況中継 …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]だまし絵に騙されあっていましたね でたらめにうつくしかった日々/笹井宏之 2014年8月20日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 だまし絵に騙されあっていましたね でたらめにうつくしかった日々 笹井宏之 てんとろり 放課後や夏休みは永遠に続くように思わ …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]新しい朝が来たけど僕たちは昨日と同じ体操をする/木下龍也 2014年5月28日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 新しい朝が来たけど僕たちは昨日と同じ体操をする 木下龍也(twitter) つむじ風、ここにあります 新しい朝という言葉に …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]助手席のクーラーからは八月の土のにおいが漏れて 遠雷/山崎聡子 2014年5月12日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 助手席のクーラーからは八月の土のにおいが漏れて 遠雷 山崎聡子(twitter) 手のひらの花火 歌人の穂村弘さんは、この …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]あと少しのぼれば空が見えますよ抱きしめているもの捨てなさい/東直子 2014年5月9日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 あと少しのぼれば空が見えますよ抱きしめているもの捨てなさい 東直子(twitter) 十階 短歌日記2007 荷を背負った …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]夕空が鳥をしずかに吸うように君の言葉をいま聞いている/大森静佳 2014年4月26日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 夕空が鳥をしずかに吸うように君の言葉をいま聞いている 大森静佳(twitter) 歌集 てのひらを燃やす (塔21世紀叢書) …
短歌鑑賞 穂村弘さん監修の「はじめての短歌」に呻りっぱなし ~穂村弘さんってどんな人? 2014年4月19日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 「短歌で自己表現をしたい」「短歌がもっと上手になりたい」と思う人には最適な教科書であるのは勿論、穂村弘さんならではの文体が読み物としても面白 …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]Googleにホットスポット記されず北北東の風に吹かれる/天道なお 2014年4月15日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 Googleにホットスポット記されず北北東の風に吹かれる 天道なお(twitter/blog) NR 何年も通った校舎の前 …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]わたくしは水と炭素と少々の存在感で生きております/笹井宏之 2014年4月5日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 わたくしは水と炭素と少々の存在感で生きております 笹井宏之 ひとさらい 昨日歩いた道のどこかで見かけたタンポポの数を僕たち …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]さみしくて見にきたひとの気持ちなど海はしつこく尋ねはしない/杉崎恒夫 2014年3月13日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 さみしくて見にきたひとの気持ちなど海はしつこく尋ねはしない 杉崎恒夫 パン屋のパンセ 作者の杉崎さんは大正8年生まれ。20 …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]たくさんの孤独が海を眺めてた等間隔に並ぶ空き缶/木下龍也 2014年2月15日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 たくさんの孤独が海を眺めてた等間隔に並ぶ空き缶 木下龍也 つむじ風、ここにあります ソチ五輪のフィギュアスケートで日本男子 …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]降りだせる雨に気づけるきみを見て恋の終わりを予感しており/小島なお 2014年1月20日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 降りだせる雨に気づけるきみを見て恋の終わりを予感しており 小島なお サリンジャーは死んでしまった クロージングやデート。 …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]真実がもしも山なら君たちが登ったところで徒労ではない/中島裕介 2014年1月12日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 真実がもしも山なら君たちが登ったところで徒労ではない 中島裕介 もしニーチェが短歌を詠んだら 効率のいい方法、近道。 …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]あまたなる人の患ひのもととなりし海にむかひて魚放ちけり/今上天皇(平成) 2014年1月10日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 あまたなる人の患ひのもととなりし海にむかひて魚放ちけり 今上天皇(平成) 天皇陛下:水俣など訪問地を題材に短歌 天皇陛下は …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]たっぷりと春を含んだ日溜まりであなたの夢と少し繋がる/笹井宏之 2014年1月9日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 たっぷりと春を含んだ日溜まりであなたの夢と少し繋がる 笹井宏之 えーえんとくちから 理論は統計で、統計は感情や思惑の積み上 …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]知り合いの勝手に動く掃除機を持っていそうな暮らしをおもう/吉田恭大 2014年1月7日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 知り合いの勝手に動く掃除機を持っていそうな暮らしをおもう 吉田恭大 短歌研究 2013年11月号 スタートラインは同じだっ …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]この街が廃墟になっても後ろ手に空を見上げたままなのでしょう/東直子 2014年1月2日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 この街が廃墟になっても後ろ手に空を見上げたままなのでしょう 東直子 十階 短歌日記2007 明石駅に降り立った父は、ホーム …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]そのゆびが火であることに気づかずに世界をひとつ失くしましたね/笹井宏之 2013年12月20日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 そのゆびが火であることに気づかずに世界をひとつ失くしましたね 笹井宏之 え-えんとくちから 「人それぞれ」とお題目のように …
短歌鑑賞 [短歌鑑賞]忘れてはならぬ何かを念のため記したはずのあのメモがない/小島ゆかり 2013年12月16日 batacchi 川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記 忘れてはならぬ何かを念のため記したはずのあのメモがない 小島ゆかり 純白光 短歌日記2012 忘れっぽい人のことを集中力や …