川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
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モラルある組織と、「頑張る」の禁止と。

2011年1月1日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
結果として、当たって砕けてしまうのは仕方がない。何もしようとしないよりは、当たろうとする人が好きだし、もっと言えば、砕けるリスクを減らした上で当たってくる人はもっと好き。夢は実現す …
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自分を振り返る、別れを思う、2010年のこと。

2010年12月31日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
2010年、個人的な目標は本を300冊以上読むことと姫路までジョギングで走り抜くことだった。 今年出逢えた中で一番感動した一冊 …
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会社を振り返る、経営指針を思う、2010年のこと。

2010年12月31日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
組織を強くしていきたいなーと思った、2010年だった。 会社にいる時間を減らすようにした。 小さな会社、いれば(見てる …
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自分の中に落ちていました。 

2010年12月31日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
働けるだけでも有り難いといっていた人が、そのうち、有り難いの気持ちを忘れ始める。慣れるとはそういうこと。ただ、応援していた立場としては、それは聞かせて欲しくはなかったなぁ。誰かのせ …
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微笑んでくれる君のこと、逢いに来てくれて。

2010年12月31日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
高校時代の友人Tが、生後半年の子どもを連れて夫婦で遊びに来てくれた。 10月にも会っているのに、ほんの数日見ないだけでちゃんと成長してる。 見つめ返してくれる純粋な瞳に …
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仕事が遅くてごめんなさい。

2010年12月31日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
「早々に冬休みでいいねぇ。うちはギリギリまで仕事なのに」この一言を吐いちゃう人って、損してるなぁと思う。業務形態によって、労働時間や休日なんてそれぞれだろうに。そんな一言にイラッと …
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お金の回っていくことを実感するとき。

2010年12月29日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
自分のことばかり言われても「そうですか」としか返事出来ない。やりとりの最後に、相手に質問したらいいのにと思うことが良くある。そして自分は相手にそれが出来ているかどうか、自問自答。過 …
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晴天を誉めるなら夕暮れを待て

2010年12月19日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
来る人生の黄昏を今は知らずとも、 一日一日の夕暮れを愛でていくことが出来れば、生きている毎日はこんなに素晴らしい。    壁 …
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きみの前で、絶対にしてはいけないことをしてしまう僕に。

2010年12月11日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
水槽の前でぼーっと過ごす至福の時間。 エビたちの前でエビピラフを食べるときは、少しだけ罪悪感を覚えます。 大丈夫だよ、エビゾー。 …
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溜め息で夕焼けを染めていくよりも、ありがとうで暮れていく一日の方が。

2010年12月8日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
「先日紹介した**さんの仕事、どうなりました? わー、納期とか厳しくて大変だったでしょう? きっと喜んではると思います。これからも助けて …
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blogを始めて6年、はじめて自分の顔を晒す・・・、わー。

2010年12月8日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
へんしゅーちょー!!    といえば、神戸ポートアイランドの魅力を余すことなく伝えるポーアイ24の中谷さん。 12 …
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きょうの命は、だれの命のために。

2010年11月24日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
毎年恒例の柿狩りに行ってきた。 近所の空を、飛んではいけないものが飛んでいても、 外を出て歩くだけで倒れてしまうくらい、とても暑い夏であっても、 ちゃんと …
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きみの勤労に感謝してる。

2010年11月22日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
かったりー。 だるいわー。 猫るん、だるいわー。 でも、頑張るわー。 だーにえーーーーる。  …
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明石から姫路まで自分の足で走り抜いてみた、見えたものがあった。

2010年11月21日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
これを達成出来たら、今年の正月に立てた目標は全部実現したことになるんだけどな。 とりあえず出発してみよう。  …
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刑務所の中の性格診断。

2010年10月30日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
神戸刑務所で行われているひょうご矯正展(今年は10/30,31)。 所内で試しにやってみた性格診断の結果が、「あなたは犯罪者タイプです」なんて出てきたら どうしよ …
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白い歯を見せて笑う君に、伝えたいことがあるんだ。

2010年10月30日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
今から、本当にどうでもいいことを伝えます。 こんなデジタル表示。 歯磨き(電動歯ブラシ)をしながら眺めてみてく …
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僕たちという複数で紡ぎたい、この気持ちは。

2010年10月29日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
円のために生きるのではなく、縁があるから生きているのだと、いまの足元を、常に。自分のような人間を、助け、支え続けて下さった方がいる。ひとり、ふたり、数は限りなく。温もりを思い出し、 …
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【フォト川柳】色の降る日は すぐそばのかくれんぼ

2010年10月16日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
ジョギングの空に見つけた。色づく日を待っている景色。秋の絵の具は、きっと近くでかくれんぼ。  …
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川柳関係の告知を2つと、同友会関係のお知らせを1つ。

2010年10月4日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
今度、フジテレビのペケポンという番組の制作を協力させてもらうことになりました。 川柳の出題者として、問題を定期的に番組に提出します。  …
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そんな角度を、忘れてはいけないと、思った。

2010年10月4日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
自宅から、こんなに大きな虹は初めてだった。 虹って、一瞬なんだなぁ。 カメラを構えて、屋上に行く間にはもう、形を失いかけていた。 チャン …
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経営者になってからの、同じ時間を生きてきた。

2010年9月23日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
「西端さんが社長になった年のワインですー」と、うちのメンバーから。 素敵な誕生日プレゼントでしょ? 「努力・協調・創造」なんて校訓に、僕たち生徒は決して共感をす …
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【川柳】星を射るつもりで君に告げて 春   ばた

2010年9月23日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
熱を帯びた風船は、胸の面積を占めて。 行方も知らず、勇気の物語。 憧れ、ため息、もしかして、どうせ。 星の距 …
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ATOK Pad for lPhoneからブログを更新してみる。

2010年9月23日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
ATOK Pad for lPhoneからブログを更新するテスト。変換の賢さは言わずもがな、フォントを小さくして横画面表示にすれば、横に長い …
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琵琶湖を眺めて。

2010年9月22日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
大津サービスエリアなう。今日は滋賀県に来ています。眠くて危なかった…。  …
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仕事が速い、仕事が早い。

2010年9月21日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
行きつけの床屋さんは、仕事が早い。速いのではなく、早いのである。 「おかゆいところはございませんか?」この台詞を、カットが終わった瞬間に投げてくるものだから返事に困る。チキンな僕は …
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約束をするピアノ。

2010年9月20日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
ローランドのデジタルグランドピアノ新製品を試奏させていただく機会がありました。 いい音、いいタッチ。 そしてコンパクト。 ピアノへ、という身構 …
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播州ラーメン、西脇大橋ラーメンなう。

2010年9月18日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
食わねばー!  …
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木の場所で、気の場所で ― まだ秋は形だけの。

2010年9月13日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
西国三十三カ所巡礼の旅、法華山の一乗寺にて。 秋の色にはまだ遠くて、形だけがその風を待っている。 石段を濡らすのは、夏の汗 …
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iPhoneから画像をメール投稿してiPadでblog編集するテスト。

2010年9月12日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
名古屋市市政資料館の雰囲気。などをアップしながら、blog編集のテスト。この段階に至るまで、一眼レフの写真をeye-fiでPCに取り込んで、 …
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名古屋に来ています。

2010年9月10日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
全国ツアー初日、そして千秋楽。きしめんに会いに来ました。食わねば!  …
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川柳

[川柳鑑賞日記]五欲まだ捨てる気はない風は初夏/辰巳和子

2025年8月4日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
禁欲に背を向ける宣言を初夏にする。追い風を身に纏って人間らしく生きられる人は本当に素敵だと思う。悟ったような顔をした大人には、僕はどうして …
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[川柳鑑賞日記]約束が出来れば羽根が生えてくる/土方邦子

2025年8月4日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
僕は僕という人間にこれっぽっちも自信がなくて、誰かに誘われ、約束ができると居場所ができたようで嬉しくなる。ひとに与えられる約束はなんて安寧 …
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[川柳鑑賞日記]夕焼けの余韻にひたる坂の街/澤田迪子

2025年8月4日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
海が見える街を連想させる。「浸る」ではなく「ひたる」とひらがなにした優しさも「燃えるような赤」から「淡い群青」への移ろいを際立たせた。色彩 …
川柳

[川柳鑑賞日記]結局は父の背中を追っている/谷口修平

2025年8月4日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
商いの苦労を知っていた父は「おまえたちには商売人になってほしくない」と僕ら兄弟に言い続けた。結局、自分も弟も、その背中に憧れてこの道を生き …
川柳

[川柳鑑賞日記]ソーラーパネル故郷の空に降らぬ星/樋口祐子

2025年8月4日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
古来、詩には幾度も「故郷」や「星」が詠われてきた。その古典的な言葉と現代的な題材を並べることで、作者は時代への警鐘を鳴らした。七文字のカタ …
川柳

[川柳鑑賞日記]捨てなさい枯れてしまった薔薇なんて/山口早苗

2025年8月4日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
美しさや価値は永遠ではないという無常感。戒めのようにも聞こえるが、一方で、記憶はまだ過去になりきっていないのではないかという執着のようにも …
川柳

[川柳鑑賞日記]逝きたいね傘のしずくを切るように/渡辺千代子

2025年8月4日 batacchi
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傘のしずくのごとく一瞬で消える魂、潔い死への憧れを詠む。この世の無常を思えば、僕たちの存在はまさに泡そのものであるのだが、なかなかどうして …
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[川柳鑑賞日記]八月の雨は首すじから濡れる/徳長怜

2025年8月4日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
傘で防ぎきれない突然の雨。ただ、「防ぎきれない」のはなく「防がなかった」とドラマを読み解けば、雨に身をゆだねる身体的感覚が強調される。無防 …
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[川柳鑑賞日記]見られてもいいことだけを書く日記/藤本美知恵

2025年7月9日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
ところで僕は、中学生のころからネット上で日記を公開し続けている。だからかどうか、自分だけが読むことを前提とした日記を書けないことに気が付い …
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[川柳鑑賞日記]「カワイイ」はフリーサイズの褒め言葉/妻木寿美代

2025年7月9日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
世界を拡張してくれる句だと思った。「かわいい」と伝えるのは、もしかすると相手によっては失礼なのではないかと躊躇してしまうことがある。ところ …
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[川柳鑑賞日記]花は葉にだけど手足の動く幸/山尾ふたば

2025年7月9日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
人生の旬はいつだったろうと、過ぎた青に目を瞑って考える。でもそれでは、いまこの瞬間が引き算の結果と決めてしまっているかのようだ。足りないも …
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[川柳鑑賞日記]そんなにも耐えたんだからもういいよ/内橋久代

2025年7月9日 batacchi
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もう一度、信じてみよう。あと1分、待ってみよう。あと1cm、前へ行ってみよう…。いつからか、意地になってしまっている僕がいる。信念、なんて …
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[川柳鑑賞日記]見守っていよう翼が乾くまで/朝岡えりか

2025年5月4日 batacchi
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うんと若かったころの話。当時付き合っていた彼女から別れの電話があった。「いやだぜったい、いやだよぜったい」。叫ぶようにして泣いた僕の声を、 …
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[川柳鑑賞日記]沈丁の香に恋慕またよみがえる/小島松太

2025年5月4日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
五感はいつかの時代にリンクしている。たとえば流行った音楽、たとえば学生街の食堂。僕はそうだ。五月のベンチの至近距離で、リンスの香りに魅了さ …
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[川柳鑑賞日記]深掘りをすれば傷つく人がいる/藤本美知恵

2025年5月4日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
孤独の部屋にいて、聞いてほしいと思うことがある。ただし傷つきやすい僕である。どうしてそうなったの、どうしてこうしなかったのと理由を問うこと …
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[川柳鑑賞日記]亀さんは寝ている兎起こさない/川村やまと

2025年5月4日 batacchi
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これは真理であって、先にゴールを目指す僕たちは、自分の意思で寝てしまった兎を起こすような真似はしないのだ。でも、だから、考えてみた。僕が兎 …
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[川柳鑑賞日記]補聴器を両手で受ける床屋さん/老沼正一

2025年5月4日 batacchi
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この句を読んで、僕は「そうかっ」と唸ってしまった。当然、耳が不自由でも髪は伸びるし、床屋に行く必要がある。装着したままでは不便がある散髪。 …
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[川柳鑑賞日記]思案する手持ちカードの上がり方/土方邦子

2025年5月4日 batacchi
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カードの切り方ではなく、上がり方と作者は表現した。小心者の自分は、不安で仕方がない。この手札を出し、上がったと思ったら、まだその先には高い …
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[川柳鑑賞日記]えいやーと5回となえて布団出る/徳永ひよこ

2025年5月4日 batacchi
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布団に暮らしたい。たとえば好きな本を抱えて、たとえばおいしいお菓子を持ち込んで、たとえば世界中の映画を再生して。でも叶わず、冬の朝はやって …
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[川柳鑑賞日記]誘われて散歩に出ると日がさした/井上恵美子

2025年5月4日 batacchi
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闇の底に落ちたときでも、必ず、誰かが声をかけてくれる。自分の名を呼んでくれる。親はきっとそんな祈りをこめて僕たちに名を授けた。誘われるまま …
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[川柳鑑賞日記]曲がり角ばかり呼んでもいないのに/西村みなみ

2025年3月5日 batacchi
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ため息で汚れそうな曲がり角を、軽やかに表現する。もちろん、それぞれの角には傷も涙もあったのだろうが、その都度、骨は強くなっていったのだろう …
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[川柳鑑賞日記]許すこと覚えた声が丸くなる/原正吾

2025年3月5日 batacchi
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この世の中で一番難しいのは許すことなのではないかと思う。黒く赤く燃えた炎を消すことができず、僕の心はいつも虚しく汚い。それでも、いつか見返 …
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[川柳鑑賞日記]すぐ消える昭和家族のシャボン玉/宮本緑

2025年3月5日 batacchi
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2025年は昭和100年に当たるそうだ。僕は昭和51年製のシャボン玉。父や母、弟や愛犬たちの記憶を閉じ込めて、屋根へゆっくりと昇る。父はり …
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[川柳鑑賞日記]教室の中で歪んでいく背骨/埜藤裕子

2025年3月5日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
幼稚園児の頃の記憶。プランターの花はまっすぐに伸びて、チューリップの歌を何度も口ずさんだ。あの花は、横に並んだ色たちをうかがうこともなく、 …
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[川柳鑑賞日記]お守りが事故車の中で揺れている/川人良種

2025年3月5日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
加害者や被害者にも名前があって、誕生の際、親御さんはどんな祈りを込めてこの字を選んだのだろうと考えてしまう。その先の哀しい運命を浮かべるわ …
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[川柳鑑賞日記]コロナ禍とお別れをした駅ピアノ/山口早苗

2025年3月5日 batacchi
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封鎖されたピアノは寂しそうな顔をして待っていた。開かれることを、誰かが奏でてくれることを。下手な音符にピアノは微笑んで、得意なリズムにピア …
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[川柳鑑賞日記]迷ったらまた原点に戻ろうよ/八木田幸子

2025年3月5日 batacchi
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大阪梅田の地下迷宮で、僕はいつも人の海に溺れてしまう。前後左右、どこにいるのか、どこに行きたかったのか。迷ったら空を探すことだ。太陽は規則 …
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[川柳鑑賞日記]胃カメラは知ってる君の気の弱さ/鈴木かおる

2025年3月5日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
外の世界のあんなこんなで痛めつけてしまった内臓に、申し訳ないと思うことがある。悔しさに泣き、怒りに震え、強くなれなかったとき。胃は寄り添う …
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[川柳鑑賞日記]美しくそしてゆっくり老いる日々/竹部修清

2025年2月5日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
限られた字数の世界で、あえて「そして」という接続詞を用いることが、ふたつの理想を効果的に強調した。そう、美しく、そしてゆっくり老いていくこ …
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[川柳鑑賞日記]落丁のページは胸の奥にある/山下華子

2025年1月9日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
あの日からずっと続くはずだった物語。背中を見送った日の涙は笑い話にするけれど、破りとった一枚のページは、今も詩の源泉になっている。続編を妄 …
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短歌鑑賞

[短歌鑑賞]フェイクファー風を含んで湿りだす守りたいのは正しさじゃない/法橋ひらく

2015年6月22日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
フェイクファー風を含んで湿りだす守りたいのは正しさじゃない 法橋ひらく それはとても速くて永い (新鋭短歌シリーズ) べき …
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[短歌鑑賞]母と目が初めて合ったそのときの心でみんな死ねますように/岡野大嗣

2015年3月9日 batacchi
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母と目が初めて合ったそのときの心でみんな死ねますように 岡野大嗣(twitter/blog「第2ファスナー」) サイレンと犀 (新鋭 …
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[短歌鑑賞]ならべるとひどいことばにみえてくる頑張れ笑え負けるな生きろ/岡野大嗣

2014年12月24日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
Amazonでサイレンと犀を購入すると、特典に安福望さんのポストカードがついてきた。安福望さんはこの本の装画と挿し絵を描いている方で、神戸の …
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[短歌鑑賞]自殺者の三万人を言いしときそのかぎりなき未遂は見えず/吉川宏志

2014年11月23日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
自殺者の三万人を言いしときそのかぎりなき未遂は見えず 吉川宏志 燕麦―吉川宏志歌集 (塔21世紀叢書) 新しい看板のまま、 …
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[短歌鑑賞]三月の十日の新聞手に取れば切なきまでに震災前なり/中村偕子

2014年10月25日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
三月の十日の新聞手に取れば切なきまでに震災前なり 中村偕子 変わらない空 泣きながら、笑いながら 東日本大震災を経験した五 …
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[短歌鑑賞]トングにて肉の赤きを返しつつこの四半期をねぎらわれおり/松村正直

2014年10月10日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
トングにて肉の赤きを返しつつこの四半期をねぎらわれおり 松村正直(blog) 午前3時を過ぎて (塔21世紀叢書) 空想で …
短歌鑑賞

[短歌鑑賞]多すぎる言葉を払い落したらきれいな空が広がっていた/中畑智江

2014年10月3日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
多すぎる言葉を払い落したらきれいな空が広がっていた 中畑智江 同じ白さで雪は降りくる (新鋭短歌シリーズ15) 「愚痴なら …
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[短歌鑑賞]かの時に言ひそびれたる大切の言葉は今も胸に残れど/石川啄木

2014年9月1日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
かの時に言ひそびれたる大切の言葉は今も胸に残れど 石川啄木 一握の砂 血圧や呼吸、心拍を伝える集中治療室のモニター。僕たち …
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[短歌鑑賞]風鈴の思い出しては鳴っているあれはゆうべの星との会話/杉崎恒夫

2014年8月23日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
風鈴の思い出しては鳴っているあれはゆうべの星との会話 杉崎恒夫 パン屋のパンセ 縁側、冷たい水。蝉の声、高校野球の実況中継 …
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[短歌鑑賞]だまし絵に騙されあっていましたね でたらめにうつくしかった日々/笹井宏之

2014年8月20日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
だまし絵に騙されあっていましたね でたらめにうつくしかった日々 笹井宏之 てんとろり 放課後や夏休みは永遠に続くように思わ …
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[短歌鑑賞]新しい朝が来たけど僕たちは昨日と同じ体操をする/木下龍也

2014年5月28日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
新しい朝が来たけど僕たちは昨日と同じ体操をする 木下龍也(twitter) つむじ風、ここにあります 新しい朝という言葉に …
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[短歌鑑賞]助手席のクーラーからは八月の土のにおいが漏れて 遠雷/山崎聡子

2014年5月12日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
助手席のクーラーからは八月の土のにおいが漏れて 遠雷 山崎聡子(twitter) 手のひらの花火 歌人の穂村弘さんは、この …
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[短歌鑑賞]あと少しのぼれば空が見えますよ抱きしめているもの捨てなさい/東直子

2014年5月9日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
あと少しのぼれば空が見えますよ抱きしめているもの捨てなさい 東直子(twitter) 十階 短歌日記2007 荷を背負った …
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[短歌鑑賞]夕空が鳥をしずかに吸うように君の言葉をいま聞いている/大森静佳

2014年4月26日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
夕空が鳥をしずかに吸うように君の言葉をいま聞いている 大森静佳(twitter) 歌集 てのひらを燃やす (塔21世紀叢書)  …
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穂村弘さん監修の「はじめての短歌」に呻りっぱなし ~穂村弘さんってどんな人?

2014年4月19日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
「短歌で自己表現をしたい」「短歌がもっと上手になりたい」と思う人には最適な教科書であるのは勿論、穂村弘さんならではの文体が読み物としても面白 …
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[短歌鑑賞]Googleにホットスポット記されず北北東の風に吹かれる/天道なお

2014年4月15日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
Googleにホットスポット記されず北北東の風に吹かれる 天道なお(twitter/blog) NR 何年も通った校舎の前 …
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[短歌鑑賞]わたくしは水と炭素と少々の存在感で生きております/笹井宏之

2014年4月5日 batacchi
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わたくしは水と炭素と少々の存在感で生きております 笹井宏之 ひとさらい 昨日歩いた道のどこかで見かけたタンポポの数を僕たち …
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[短歌鑑賞]さみしくて見にきたひとの気持ちなど海はしつこく尋ねはしない/杉崎恒夫

2014年3月13日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
さみしくて見にきたひとの気持ちなど海はしつこく尋ねはしない 杉崎恒夫 パン屋のパンセ 作者の杉崎さんは大正8年生まれ。20 …
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[短歌鑑賞]たくさんの孤独が海を眺めてた等間隔に並ぶ空き缶/木下龍也

2014年2月15日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
たくさんの孤独が海を眺めてた等間隔に並ぶ空き缶 木下龍也 つむじ風、ここにあります ソチ五輪のフィギュアスケートで日本男子 …
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[短歌鑑賞]降りだせる雨に気づけるきみを見て恋の終わりを予感しており/小島なお

2014年1月20日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
降りだせる雨に気づけるきみを見て恋の終わりを予感しており 小島なお サリンジャーは死んでしまった クロージングやデート。  …
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[短歌鑑賞]真実がもしも山なら君たちが登ったところで徒労ではない/中島裕介

2014年1月12日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
真実がもしも山なら君たちが登ったところで徒労ではない 中島裕介 もしニーチェが短歌を詠んだら 効率のいい方法、近道。  …
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[短歌鑑賞]あまたなる人の患ひのもととなりし海にむかひて魚放ちけり/今上天皇(平成)

2014年1月10日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
あまたなる人の患ひのもととなりし海にむかひて魚放ちけり 今上天皇(平成) 天皇陛下:水俣など訪問地を題材に短歌 天皇陛下は …
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[短歌鑑賞]たっぷりと春を含んだ日溜まりであなたの夢と少し繋がる/笹井宏之

2014年1月9日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
たっぷりと春を含んだ日溜まりであなたの夢と少し繋がる 笹井宏之 えーえんとくちから 理論は統計で、統計は感情や思惑の積み上 …
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[短歌鑑賞]知り合いの勝手に動く掃除機を持っていそうな暮らしをおもう/吉田恭大

2014年1月7日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
知り合いの勝手に動く掃除機を持っていそうな暮らしをおもう 吉田恭大 短歌研究 2013年11月号 スタートラインは同じだっ …
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[短歌鑑賞]この街が廃墟になっても後ろ手に空を見上げたままなのでしょう/東直子

2014年1月2日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
この街が廃墟になっても後ろ手に空を見上げたままなのでしょう 東直子 十階 短歌日記2007 明石駅に降り立った父は、ホーム …
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[短歌鑑賞]そのゆびが火であることに気づかずに世界をひとつ失くしましたね/笹井宏之

2013年12月20日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
そのゆびが火であることに気づかずに世界をひとつ失くしましたね 笹井宏之 え-えんとくちから 「人それぞれ」とお題目のように …
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[短歌鑑賞]忘れてはならぬ何かを念のため記したはずのあのメモがない/小島ゆかり

2013年12月16日 batacchi
川柳と短歌をこよなく愛する明石のコピーライターの日記
忘れてはならぬ何かを念のため記したはずのあのメモがない 小島ゆかり 純白光 短歌日記2012 忘れっぽい人のことを集中力や …
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